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将来が見えなかった24歳のフリーターが『インフラエンジニア』として内定を獲得するまで

将来が見えない…24歳、フリーターの就活戦略とは?

学生時代、やりたいことが分からなかったWさん(24歳・男性)は、就職活動に本気を出すことができませんでした。公務員を目指して試験を受けるも、結果は残念ながら不合格。自分の状況に焦りを感じたWさんは、UZUZに登録して就職活動をスタートさせました。今回はそんなWさんが、インフラエンジニアとして内定を獲得するまでの就活体験記をご紹介します!

フリーター時代の就活体験談をお伺いしました!

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Wさんに、大学を卒業してからの就職活動についてお話を伺いました。

Q.なぜフリーターになったのですか?

学生時代から特にやりたいことが見つからず、将来に悩んでいました。とりあえず就職活動をはじめ、「まずは色んな企業を見てみよう」と思い、合同企業説明会に参加しました。しかし就職活動を続けても、やりたいことが何なのかは分からないままでした。

当時、自分の中には「人を助ける仕事をしたい」という、あいまいな目標しかありませんでした。友人にそれを話すと公務員になることを勧められ、目指すことにしたんです。2015年に大学を卒業したのち公務員試験に臨みましたが、結果は不合格でした。

‬落ちた後はハローワークへ行ったのですが、積極的に就職活動をする気にはなれませんでした。ただ生活費を稼ぐ必要はあったので、明確な目標がないまま何となくフリーターとして働きはじめました。

月日はあっという間に流れ、卒業から2年が経った頃、少しずつ自分の状況に焦るを感じるようになりました。「そろそろ正社員としてちゃんと働こう」という思いが強くなったんです。当時を振り返ると、自分に向いている仕事が分からず不安になり、ただ現実から逃げていたんだと思います。

Q.既卒で就職活動を始めて苦労した点を教えてください

大学を卒業してから2年もブランクがあり、焦って就職活動をはじめました。しかし何の仕事が自分に向いているのかわからず、自分から一歩前へ踏み出すことにかなり抵抗がありました。

また、初対面の人と話す際、過剰に緊張してしまうクセがありました。自分の意見をまとめるのが苦手で、上手く話そうとすると途中で混乱し、頭が真っ白になってしまうんです。「何も話せなくなるのではないか」という不安から、面接で内定をいただくことに全く自信がありませんでした。

Q.UZUZで就職活動をスタートして変わったことを教えてください。

まず就職活動に対して、前向きに取り組めるようになったことです。UZUZに来る前は誰にも相談できず、ただ不安だけを感じ、何から始めればいいのかわからない日々を過ごしていました。しかしここでカウンセラーの方々に、業界や資格のことなどを詳しく教えていただくことができました。

また、カウンセリングを通じて自分の過去を振り返り、それによって面接で話すべきことが整理できました。そしてようやく、自分の目標が見つかったんです。以前は緊張しがちでうまく話せませんでしたが、面接練習を重ねることで自然と話せるようになりましたし、目標が見つかってからは自信を持って本番の面接に臨めるようになりました。

さらにUZUZさんでのグループワークを通して、同じ状況にいる就活生と情報交換や交流ができたので、就職活動のモチベーションも保つことができました。

Q.内定先の会社に入社を決めた理由を教えてください

私はインフラエンジニアとして、ITインフラの設計・構築・運用のすべての作業工程におけるスペシャリストになりたいと思っています。内定先の会社では下流工程で実務を経験した後で、上流工程の設計・構築や要件定義にも携われるので、入社を決めました。

また、企業理念の「利他の心をもつこと」に共感したのも入社理由のひとつです。「誰からも必要とされ続ける存在になる」という私の目標と通じる部分がありました。仕事では高い専門性を身につけるだけで終わらず、相手のことを考え行動し、信用される人間になりたいと思います。

Q.担当カウンセラーに一言お願いします

カウンセラーの前田さんには、大変お世話になりました。カウンセリングの中では厳しいことも言われましたが、自分の過去を振り返る良いきっかけをいただきました。内定をもらえるのか不安で仕方なかった自分にとって、前田さんの「(就職活動に)最後まで付き合いますよ」という言葉はとても励みになりました。

おかげで就職活動に前向きに取り組むことができました。前田さんに担当していただいて本当に良かったです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Q.これから就職活動を行う後輩にアドバイスをお願いします!

選考が進まないなど、うまくいかないことがあるとき、不安になって悩むこともあるかもしれません。そんなときは気持ちを抑えず、私のように担当カウンセラーの方に悩みを打ち明けてみてください。親身になって相談に乗ってくれるはずです。頑張ってくださいね。

カウンセリングを終えて

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Wさんと初めて話したとき、非常に素直で真面目な方だなと思いました。しかしどこか頼りなく、自信のない表情を浮かべていました。そんなWさんは、「長期的に必要とされる人間になるために、高い技術を習得して活躍していきたい」と考え、インフラエンジニアを選ばれました。しかしもともとご自身の将来に危機感のなかったWさんは、就職活動の軸が曖昧で、“働く”ということを真剣に捉えられていませんでした。

そのため、まずは今まで育ててくれたご両親に感謝の気持ちを伝えてもらうことにしました。ご自身が結婚して子供ができた場合、その子を成人まで育てるにはいくらのお金が必要なのかを調べてもらったのです。大学を卒業するまで自分にどれだけのお金がかかったのか認識したWさんは、ご家族と改めて将来について話し合い、心から「正社員として独り立ちしなければいけない」という危機感を持つようになります。

自分自身と向き合い目標を持つことができたWさんは、その後本当に努力されていました。あがり症でうまく話せなくなるクセを直すため、重点的に面接対策を受けた結果、人事の方に志望動機を伝えられるようになり、見事内定を獲得されました。

真面目で素直なWさん。Wさんならどこへ行っても周りが助けてくれる人材になれると思っています。就職活動のときに抱いた「将来への危機感」を忘れずに、新たな地で一生懸命頑張ってくださいね。

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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