読めばまるわかり!未経験者必見!損害保険業界を徹底解説vol.5

読めばまるわかり!未経験者必見!損害保険業界を徹底解説vol.5

実際にはどのような仕事をするの?損害保険会社員の仕事

損害保険と一言で言っても、様々な保険があることを知ってもらいました。それでは、実際に損害保険会社で働いた場合、どのような仕事が待っているのかお話ししていきます。

営業:保険営業には個人営業と法人営業がある

まずは営業です。損害保険会社の営業は、大きく分けて2種類あります。顧客への直接営業と代理店への営業です。まずは、直接営業についてから解説していきます。

直接営業の場合、自分の足で個人宅や企業をまわります。いわゆる飛び込み営業が主になりますが、当然ただ訪問したところで話を、聞いてもらえるはずはありません。そのため訪問前に、電話でアポイントを取ったり、訪問後に自分の名前を入れたチラシ(個人プロフィールシートといいます)をポストに入れたりします。非常に地味な努力の積み重ねです。

損害保険会社はノルマも厳しく、ノルマが達成できない場合は、最悪クビまであります。保険の営業に不向きで入社してしまうと、深く悩んでしまう人も多いです。とくに個人宅への営業では、嫌な思いをすることも多いので、精神的に強くないと続かない世界でもあります。

より保険獲得の見込みがあるのは、個人宅よりも企業まわりです。企業への営業が成功すれば、一気に大口の顧客を得ることも可能です。自分が担当する地域をどのように営業するのかは、センスが問われる場面といえるでしょう。

続いて代理店への営業です。
代理店への営業は、代理店の育成と新規発掘の2種類があります。これも順番に解説していきます。

代理店の育成は、担当する代理店に出向いて商品を売る手助けをします。代理店スタッフに営業のマニュアルを教え込んだり、商品知識を高めてもらう努力をするのです。自分の代わりに商品を売ってもらうのですから、できるだけ自分と同じレベルで営業ができるように育成します。時には、自分の知識を代理店に伝えるために、勉強会を開くこともあるのです。

新規代理店の発掘は、また違った仕事です。今後、自分達の保険を扱ってくれる代理店を探す仕事になります。保険の代理店は非常に多く、中には個人でやっている人も少なくありません。新規の代理店が増え、彼らが頑張って商品を売ってくれれば、あなたの会社の利益になります。新規への営業もまた重要な仕事です。

サポート:保険加入者に何かあれば徹底的にサポート!

続いて保険のサポートの仕事です。保険業界なのですから、その保険を使用するお客様も当然います。たとえば、自動車保険に加入しているお客様が事故を起こしてしまった場合、その処理を行います。

また、お客様が「保険を見直したい」と言ってきた時に、そのお客様に合わせたプランを提示します。正しい保険の知識がないと、適格なプランを提示できません。そのため、商品に関してはハッキリと把握しておく必要があります。ここまでの話でわかったように、保険商品は非常に複雑です。お客様のニーズに応えるためには日々、商品知識の勉強が必要になっていきます。

商品企画:新商品を出すのは保険会社も変わらない

損害保険業界は、商品開発も行います。時代によって求められる商品が日々変わっていくからです。たとえば、地震被害が起きた場合、地震保険に対するニーズは高まります。ニュースで自転車事故が多く報道された時期には、自転車保険へのニーズが高まります。既存の商品では、お客様のニーズに応えられない可能性もあるので、その時には新しい保険商品を発表していかなければなりません。

実は損害保険には、パッケージ化された商品は非常に少なく、多くがお客様の希望に沿ったオーダーメイドで保険を作っていきます。そのため、保険契約のためにはリスニング力も必要です。

まったく新しい商品が企画された時は、その商品をどのように宣伝し、加入者を増やしていくのか考えるのも仕事です。宣伝費には当然限度があります。新商品を企画し、営業ベースに乗せるまでの流れは「他の業種に似ている」と言えるでしょう。

運用:保険業務以外の業務を行うこともある

あまり知られていないことですが、損害保険会社では資産運用も行っています。お客様から集めた保険金を元に資産運用を行い、元金から増やす仕事です。

その他に、別企業への投資も行っている会社もあります。一般的な損害保険の仕事とは少し離れますが、損害保険業界に入ったからといって、損害保険だけ扱うわけではない、と覚えておくと良いでしょう。あくまで稀なケースですが、こういう仕事もあります。