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営業の求人の種類や離職率を教えます【第二新卒・既卒のための営業職解説Part.2】

一つのノートパソコンを見ながら話し合う男性2人

こちらでは、既卒でどのような営業職の求人を受けられるのかについてご説明します。「どのような求人があるのかな?」「離職率が高い営業職ってどんなものがあるのだろう」とお考えの方は読んでみてください。

前回の記事はこちらです。
営業とはどんな仕事?適正に悩んでいたら要チェック【第二新卒・既卒の為の営業職解説Part.1】

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既卒で受けられる営業求人って何があるの?

「apply now」と検索している男性
既卒で受けられる求人はさまざまです。上記に記載しましたが、「法人営業」「個人営業」「新規営業」「既存営業」など、自分がやってみたいことから探していくといいでしょう。ただ、新卒と大きく変わることがあります。

それは「多くの人が入りたいと思う会社」に、既卒という立場で入社するのは難しくなるということ。なぜなら、企業は新卒採用で人員が充足しているからです。

「多くの人が入りたいと思う会社」は、空白期間などがない新卒生からの応募も多いです。ですので企業側は「経歴の綺麗な新卒の中から採用するのが無難だ」と考えます。そのため既卒生が、規模や知名度のみにこだわった就職活動をすることはあまりおすすめできません。大事なのは「どの会社に入るか」より「入社後に何をするか」です。

既卒営業求人の探し方は?

日頃「既卒になってしまったけど求人の探し方がわからない」という悩みを多くいただきます。そこでまずは、既卒者が求人を探す上で利用できるサービスをご紹介しましょう。求人を探すのは「求人広告」と「人材紹介」の2つのサービスが代表的です。その2つの分野からご紹介していきます。

求人広告系

  • Re就活
    株式会社学情が運営されている「既卒者/第二新卒者向け」の求人を扱う企業を集めたサービスです。「既卒者/第二新卒者」に特化した求人広告サービスでは最大規模のサービスですので、とりあえず見てみるのも良いかもしれません。
  • リクナビnext
    リクルートが提供されているサービスです。新卒時使っていた「リクナビ2016」の中途採用バージョンだと考えてください。中途向けですので「既卒者や第二新卒者」が受けられる求人は限られます。しかし「第二新卒者向け」の特集求人が組まれていたり、最近は経歴の浅い方でも受けられる企業が多く掲載されたりしています。
  • マイナビ転職
    これはマイナビが運営されているサービスです。上記でもご紹介した「リクナビNext」と大きく違いはありません。中途採用向けですが「リクナビNext」のように経歴の浅い方でも受けられる企業が多数掲載されています。

人材紹介サービス

  • UZUZ
    20時間に及ぶ個別面談を実施し、「ミスマッチの少ない」就職活動をサポートしています。専属のカウンセラーが付き、書類添削や面接対策のサービスも受けられます。
  • いい就職.com
    ブラッシュアップジャパンが運営されている人材紹介サービスです。企業の人事担当者を社内に招いて行う「会社説明会」に参加できたり、担当コンサルタントによるキャリアカウンセリングや求人紹介を受けられます。
  • jaic
    jaicが運営されている人材紹介サービスで、代表的なものが「jaic営業カレッジ」です。14日間のビジネスマナー研修や飛び込み営業研修を経た後、「集団面接会」に参加し企業の面接を受けていくというもの。ビジネスマナーや営業がどのようなものかイメージしにくい方には最適なサービスです。

以上が、既卒者が求人が探す際におすすめなサービスの代表例です。

実は既卒者を対象とした人材紹介会社は、上記でご紹介した企業以外にもたくさんあります。しかしなかには、離職率が異常に高い求人を「既卒なんだから選べないですよ」と言って押し付けてくる悪質な紹介会社も存在します。名前は挙げませんが「既卒なんだから、受かったら内定承諾しなければいけませんよ」と入社を強要されたという事例も聞いています。

確かに既卒の方が無条件で受けられる求人に限りがあるのは事実です。しかし、だからと言って全く選べないわけではありません。既卒の方を受け入れている優良企業はたくさんあります。

求人広告から応募先を探すメリット/デメリットについて

まずは、求人広告のメリット/デメリットをお伝えしていきます。

メリット

  • 多くの求人を見ることができる
  • 好きな時に求人をチェックできる
  • 採用のハードルが低い

「多くの求人を見られる」というのは、イメージがつきやすいですよね。たくさんの企業が掲載されているので、自分の興味ある仕事や知らなかった職種など、様々な求人を目にすることができます。また、求人広告は自分で企業を探すことが前提なので、移動などのちょっとした空き時間や暇な時など自分の好きなタイミングで求人を探すことが可能です。

「コンサルタント」が付いて求職者に求人を紹介する人材紹介と違い、求人広告は「掲載期間」にお金を支払っています。そのため期間内に複数人を採用すれば、一人あたりの採用コストを下げられる場合があります。つまり「タイミングが合えば採用される可能性もぐっと高まる」ということです。

デメリット

  • 求人が多すぎて選べない
  • 就活の全てを自分で行う必要がある
  • 良い情報しか掲載されていないので、本当の社風なのかわからない

求人広告は掲載する企業が多いため、自分に合っている職場かどうかが判断しづらいデメリットがあります。そのため結局は応募できなかったり、内定を獲得しても入社を決意できない方が多いです。

また、企業への応募、日程調整、その他諸々の連絡など、就活に関わる全ての事項を自分で行わなければなりません。そのため、仕事が忙しい方は就活に時間を割けず、転職時期が延びてしまう恐れがあります。

ちなみに「良い情報しか掲載されておらず本当の社風かわからない」というのは、よく聞く悩みです。「求人広告」はあくまでも「広告」です。自分の会社を悪く広告に書く方はいないので、この様なデメリットが生じます。

人材紹介で応募先を探す際のメリット/デメリットについて

続いて、人材紹介で応募先を探すメリット・デメリットを記載します。

メリット

  • 担当コンサルタントからキャリアカンセリングを受け、適した求人を紹介してもらえる
  • 履歴書・職務経歴書の添削や面接練習を実施してくれる
  • 会社の雰囲気や以前入社した方の話など「生の声」を聞ける

人材紹介の最大のメリットは担当コンサルタントがつくことです。キャリアコンサルタントのアドバイスを受けることで、自分が築きたいキャリアを考えやすくなります。書類や面接のアドバイスももらえるので「一人で就職活動を行っていて、客観的な視点やアドバイスが欲しい」という方におすすめです。

デメリット

  • 人材紹介会社が持つ求人を勝手に見れない
  • 担当コンサルタントの実力によりサービスレベルが変わる

デメリットは、求人広告のように自由に求人を見られない点が挙げられます。エージェント側は求職者に適した求人を出しているはずなので、本来ならそれほど多くの求人を見る必要はありません。しかし「たくさんの求人を見たい!」という方にはデメリットになるかもしれません。

「担当コンサルタントの実力によりサービスレベルが変わる」のも、人材紹介のデメリットです。担当者と「相性が良くない」「自分が知りたい知識をあまり持っていない」と思ったら、担当替えをしてもらうのも一つです。はじめは複数の人材紹介会社に登録して各社のコンサルタントと話をしてみてから、自分に合う会社に絞ることをおすすめします。

求人票で見るべきポイント

「求人広告や人材紹介会社から様々なサービスを紹介されたところで、求人票のどこに着目すれば良いかわからない…」と思う方は多くいらっしゃいます。

営業職を希望しているものの「キツイ営業は自分には無理だな〜」と感じている方は、求人票の「給与欄」に着目しましょう。「自分の努力次第でがっつり稼げます」「完全成果報酬です」「20代で年収1,000万円を突破した社員もいます」などの文言が使用されている企業は、営業が厳しいケースが多いです。

これらの企業が悪いわけではありません。ただ合う人・合わない人がはっきりと分かれる企業ではあります。成績を上げれば収入を得られるのですが、その分営業はハードです。そこまでお金に執着しないのなら避けたほうが無難でしょう。

短期離職を生みやすい業界とその理由

書類を指して説明を受け、頭を抱える男性
就職するなら短期離職はなるべく避けたいですよね。この章では短期離職を生みやすい業界にはどのようなものがあるのか、理由も含め説明します。

ちなみに、営業で短期離職する理由として一番多いのは「営業がキツい」というもの。実は「売れないのが辛くて辞めた」という方はあまり多くありません。多いのは「ノルマ未達による上司の叱責」です。結局は売れていないのですが、本人たちはそれよりも「上司に怒られるのがもう嫌」という気持ちから退職を選択することが多いようです。

そのため営業のキツイ会社はノルマ達成も難しい分、上司の叱責も激しいです。つまり、短期離職に繋がるパターンが多いです。以下で一般的に営業が厳しい会社について具体例を挙げてご紹介します。もちろん全ての業界の離職率が高いというわけではありません。「そんな傾向があるんだな」くらいの感覚で読んでみてください。

証券会社業界

証券会社は営業が厳しい業界の一つです。理由はBtoC(個人向け)営業のアプローチ方法が「テレアポや飛び込み」中心になる点と、取り扱う商材の難易度が高い点が挙げられます。

一家の財布を預ける責任重大な仕事ですから、何度も足を運んで顧客と信頼関係を築く必要があります。ですので成果を上げれば収入もかなり高いですし、「富裕層」との人脈もどんどん増えていきます。

離職率が高い理由

上記から想像がつく方もいると思いますが、対象となる顧客はすでに多方面から多くの提案を受けているので、なかなか契約につながりません。加えて、上記にも記載したように叱責が多くなりがちな業界でもあるので、プレッシャーに耐えきれず辞めてしまう人は数多くいらっしゃいます。

UZUZに登録してくださった方の中には「ノルマが未達だとゴミ箱を投げつけられる」という方もいらっしゃいました。

既卒者は証券会社に入社できるのか?

時々「お客様の資産運用を手伝いたい」などの理由から証券会社を希望される方がいますが、正直既卒者にとっては厳しい業界です。理由は「新卒者で雇えている」「金融業界は既卒者を嫌う傾向がある」という2点が挙げられます。

証券会社は名前が知られている分、毎年「新卒人気企業ランキング」にも入っています。そのため応募者も多く、そこから必要な採用数を確保できているのが現状です。また、金融業界は比較的お堅い業界なので、わざわざ新卒ではない方を雇うのは稀です。

求人広告業界

求人広告業界も比較的離職率の高い業界です。皆さんが普段使っている「リクナビ」や「マイナビ」などがわかりやすいでしょう。掲載してもらえる企業を探し、営業をかけていくことが主な業務内容です。この場合営業を行うのは「リクナビ」を運営するリクルートのみではなく、様々な販売代理店が営業を代行しています。

つまり、同じ「リクナビ」を数社が1社に対し提案しているので、競合が非常に多い業界だということがわかります。よく見かける「有名なリクナビを提案する仕事!商材が強いので安心してください!」という文言には注意してください。商材力はありますが、競合が多いため営業は大変になりがちです。

離職率が高い理由

こちらも「営業がキツイ」というのが率直な理由です。新規営業がメインになるので「テレアポ」「飛び込み」は当然ですし、先ほど書いた通り競合が多数存在します。そのため高い営業力が問われ、営業マンとして生き残っていくのは容易ではありません。

その反面高い営業力が身につく業界ではあるので、活躍できれば良いキャリアとなります。

不動産業界

「不動産」と一言で言っても様々な種類に分かれます。「賃貸・仲介」「投資用マンション販売」「住宅販売」などが挙げられます。「身近でイメージしやすい」「人生で一番高い買い物に携われる」と言った理由から、新卒の方が興味をもちやすい業界です。

「三菱地所」や「三井不動産」などの大手ディベロッパーは新卒で採用が充足するため、既卒者にはなかなか求人が出ません。ここでは大手ディベロッパー以外の不動産企業についてご紹介します。

離職率が高い理由

これも「営業がキツい」からです。不動産業界は今まで紹介してきた中でも一番と言えるほど営業が大変です。「住宅販売」や「投資用マンション販売」などの場合、道端でチラシを渡したり1日200~300件のテレアポを行うこともあり、非常に厳しい営業と言えます。どの程度の厳しさかを知りたい方は「狭小低宅」という本を読んでいただくとイメージがしやすいです。

ただし、営業で成果を上げれば他の業界よりも高い給与を得ることができます。「20代で年収1000万」もさほど珍しくないのがこの業界です。「どんなに厳しくても耐えぬいて絶対に稼いでやる!!」という固い決意を持っている方には合っているでしょう。

不動産の中でも比較的離職率が低い業務

全ての不動産業界の会社が離職率が高いわけではありません。「賃貸・仲介」は離職率が低いほうです。賃貸は来店したお客様に対し賃貸物件を提案するものなので、「販売」に比べ営業色は弱くなります。

そのためテレアポや飛び込みはほとんどありません。ただし、2〜3月などは引っ越しピークの時期ですので、勤務時間が長くなったり休みが少なくなったりします。「ひとり暮らし経験」のある方はご自身もサービスを受けたことがあると思うので、イメージもつきやすい仕事です。

代理店業界

こちらは、先ほど紹介した求人広告を除けば「OA機器」「光回線」「ウォーターサーバー」「LED電球」「太陽光」などが代表例として挙げられます。各メーカーに代わりに商品を提案・販売するスタイルです。

離職率が高い理由

求人広告業界の解説とほぼ同じですが、同じ商材を販売する競合が非常に多いため、営業として成績を出すのが難しい業界です。メーカー機能をもっていない代理店の強みは「営業力」です。つまり「営業力」で各社差別化を行わなければいけません。

そのため、社内の営業マンは他社営業よりも「高い営業力」が求められます。ここでついていければ営業マンとして一気に花が開きます。

離職率が高い営業職に就くと「人生終わり」なのか?

ノートにたくさんの?(クエスチョンマーク)を書く女性
「人生終わり」などではありません!むしろこのような企業で営業として1年以上頑張れば、転職市場において高い評価が得られます。採用企業からは「これだけ厳しい会社で成果を出している方なら、うちに入っても営業として活躍してくれそうだな」と評価されることが多いです。

ちなみに私は前職で営業代行会社に勤めていました。上に記載したような「非常に厳しい営業会社」でした。離職率もそれなりに高かったのですが、1年以上働いた前職の社員の転職先は輝かしいものでした。例を挙げると「外資系自動車メーカーのマーケティング職」や「世界一のシェアを持つクラウドシステムの営業職」など、多くの方が「就職したい!」と考えるような企業への転職を成功させていました。

つまり、必ずしも「厳しい営業=ダメ」というわけではないのです。確実に自分の力になりますし、これまでの経歴や学歴に左右されずキャリアアップしたい方にとってはうってつけの営業だと言えます。

続きはこちらをご覧ください。
営業への転職する際の心構え【第二新卒・既卒の為の営業職解説Part.3】

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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