アパレル業界はブラック!?元女性販売員が暴露する厳しい現実とは

アパレル業界はブラック!?元女性販売員が暴露する厳しい現実とは

公開日:2018/03/28  最終更新日:2018/11/13

この仕事をしていると「アパレル業界はブラック…」なんて話をよく聞く。ノルマがきついとか、人間関係が悪いとか、薄給の割に拘束時間が長いとか…。とはいえぱっと見の印象が良いのは事実としてある。お洒落というか、とにかく可愛くてスタイルの良い子がこぞって目指していく印象がある。ブランドさえ強ければ、このブランドの服を売りたい!と考える女の子は多いはず。

そんなアパレル業界の裏側を熟知した“元アパレル女性店員”に思い切って話を聞いてみた。今回インタビューを受けてくれた元販売員は、実際に働いていたからこそ見える裏側の真実をズバリ暴露してくれている。それでは早速話の全貌をチェックしてみよう!

アパレル業界がブラックって本当?元女性店員の経歴

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今回お話を伺ったのはMamiさん(仮名)。顔出しや名前出しはNGという条件で今回の取材を引き受けてくれた。

▼2014年4月
某4年制大学を卒業後、新卒でアパレル業界に入社。以前より服に興味があり、その中でも高学歴を積極採用して業界の改編を目指す会社で勤務。

▼2014年5月
店舗でアパレルスタッフとして働きながらも広報を兼任。SNSの更新まで任される。

▼2014年6月
同期2人と同じ店舗に配属。靴下一足で争う同期を横目にアパレル業界の辛さを実感。

▼2014年7月
24時を過ぎるのが日常茶飯事、休日出勤も多く長期就業に不安を感じるように。次第に転職を意識するようになる。

▼2014年9月〜現在
退職後、あるベンチャー企業の営業職に転職。

アパレル業界がブラックと呼ばれるのはなぜ?

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記者:単刀直入に聞くんですが、実際アパレルってブラックなんですか?

Mamiさん:正直会社によります。一概にアパレルと言っても楽な会社はありますよ。それは勤務形態によるんですが、販売員として割り切っている会社は仕事としてはそんなに辛くないです。むしろ女の子にとっては働きやすい環境だと思いますよ。定時には帰れるし、ノルマもそんなに辛くないので。

でも私が働いていた会社って、販売員として採用しているわけではなくって総合職としての採用なんです。つまり本社勤務というキャリアアップが用意されているので、「本社勤務したいなら販売として実績出さなきゃだめだよ」っていうスタンスになります。そういう会社は一般的にブラックと呼ばれても仕方ないかもしれないですね。

記者:総合職前提だとやっぱり業務量も増えます?

Mamiさん:もちろん増えます。辛いところは、全て営業時間が終了した後にやらないといけないことです。営業だとアポを取ってから訪問すると思うのですが、販売ってお客さんが流動的でいつ来るかわからないんです。だから空いている時間にちょっと仕事を進めようってことができなくて、暇な時間帯でも店頭に立っていないといけないんです。

そうすると必然的に仕事が終わる時間が遅くなってしまうんですよね。私の場合はInstagramの更新も行っていたので、どういう画像がいいねをもらっている買っていう分析は夜にやらなければいけませんでした。なのでと24時を回ることなんてしょっちゅうでしたね。「電車があるうちに帰れるなんてラッキー♪」と思ってました(笑)

アパレル業界がブラックと言われる一つ「厳しいノルマ設定」とは?

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記者:ノルマもきついと聞きますが…

Mamiさん:そうですね、私も入社したばかりの頃は売上が伸びずに「この先どうなるんだろう…」と思っていました。退職するって言ってからは重荷がなくなったからか結構ノルマ達成してましたけど(笑)

記者:ノルマを達成するためにお客さんを取り合うなんてこともあるんですか?

Mamiさん:よくありますよ。営業だと自分でアポ取ったら自分の担当になりますよね。でもアパレルの場合って自分の担当って明確じゃないんです。前職では最初に声かけた人が担当になるってルールだったんですけど、その後お店ぶらぶらしてから買うなんてよくあるじゃないですか。それで争いになったりするんです。

同期2人が靴下一足の売上で3時間くらい口論してたのは引きましたけど(笑)

記者:く、くだらない…。でもそれだけしないとノルマ達成できないんです?

Mamiさん:そうですね……。正直口論なんて可愛いもんです。周りのアパレルで働いている子からは、窃盗で捕まるなんて話もよく聞きます。

記者:え、ど、どういうことですか?

Mamiさん:アパレルは自分で服買わないといけないって話はよくあると思うんですけど、それも普通の売上として換算されるんです。なのでノルマ達成のために無茶して、毎月60万くらい使って服買う人が出てきちゃうんですよねー。そうするともちろん収入がマイナスになっちゃうので、窃盗や万引きで捕まる人がいるんです。

アパレル業界がブラックと言われるのは「採用の門戸が広い」ことも問題の1つ?

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記者:でも普通窃盗という発想にはならなくないですか?

Mamiさん:うーん、それは採用の門戸が広いというのも問題だと思います。アパレルって正直結構誰でもなれちゃうんです。あ、もちろんお店にはよりますが。

でも例えば証券会社って中卒じゃ入社できないですよね。でもアパレルって中卒だろうが高卒だろうが、アルバイトから始めて正社員として雇用されることなんて珍しくないんです。もちろん学歴で差別するわけではないのですが変わった人は多いですよ。

記者:変わった人というと?

Mamiさん:会社っぽくないと言うか、前職セレクトショップだったので他のアパレルの方と商談することも多かったんですが、クラブで仲良くなったから契約しちゃった、なんてこともよくあるんです。ぶっちゃけ「得たいの知れないハーブ吸ってんな」みたいな人と商談することもありました(笑)今営業やってて思いますが、商談の内容は全然違いますよ。

記者:じゃあかえって大卒だとギャップを感じてやめちゃう人が多い?

Mamiさん:そうですね。とはいえ採用には困らないんですよ。ブランドが強いとやりたがる女の子は多いので、毎年応募の数はすごいですよ。私の年は8,000人の応募で10人採用。次の年は1万数千人応募で24人採用みたいです。離職があってもバイトの子を正社員登用にすればいいので、この業界の体制が変わらないんですよね。

アパレル業界&ブラックからの転職、そしてその後の目標は?

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記者:厳しい環境を経験してからの営業職への転職はいかがですか?

Mamiさん:正直土日休みになったことが一番嬉しいですね(笑)土日遊びにいけるので、そのために平日集中して頑張れる〜と思います。今年はキャンプにめっちゃ行きました(笑)でも自由な社風っていうのも転職して良かったと思っています。多くの仕事を任せてもらえて、大阪出張にも1人で行かせてもらえるんです。

記者:今後実現したい目標ってあるんですか?

Mamiさん:新しいサービスを立ち上げたいですね。実は一時期web担当もやっていたんです。htmlやjavascriptを勉強していて。今営業マンの人数が少ないので、新規のテレアポをやっていても、もう少しインバウンドを増やしたいなーと思うんです。それだけでなく、もっとうちでやってる事業「採用・教育・紹介」という分野を繋げていきたいんです。

今はまだそれぞれの事業が独立しているような印象を受けるので、「採用したら次は教育だよね」って繋げていきたいなと考えてます。あとは海外留学生の日本での就業を希望しているエンジニアに特化した教育システムとか、新しい分野にも挑戦したいです。

Mamiさん、ご協力ありがとうございました

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アパレル業界の裏側をかなり暴露してくれましたMamiさん、お忙しい中ご協力ありがとうございました。新しい環境で目標を見つけて、更なる活躍に期待したいですね!これからも頑張ってください!

アパレル業界から異業界への転職を考えている方はUZUZへ

UZUZに登録される女性の方でアパレル業界出身の方はとても多いです。Mamiさんが話してくれたような内容と近しい話は数多く聞いてきました。

  • 販売員としてずっと働くいても給料が上がらない
  • キャリアアップが見込めない
  • 土日祝休みの仕事が良い
  • ノルマから開放されたい
  • 女性だらけの職場で人間関係がキツイ
  • オフィスワークや事務職に挑戦したい


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