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既卒のための業界解説|プラントエンジニアリング業界で働くメリットとは?

第二の就活

2.プラントエンジニアリング会社で働くメリット

単刀直入に申し上げますと、プラントエンジニアリング会社(以下:エンジ会社)で働くメリットとしては下記のようなことが挙げられます。

  • 若い社員が多方面に成長できる場が提供されている(技術面・ビジネス面)
  • グローバルなワークスタイル(海外出張が多いのでマイルがすぐ溜まる)
  • 仕事のスケールが桁外れ(予算規模は数百億~1兆円!)
  • 社会に大きく貢献できる(エネルギーの安定供給に寄与できる)

など、とにかく「グローバルででっかい仕事をして社会に大きなインパクトを残したい!」という方にとっては非常に魅力的な業界となっていることがわかります。総合商社のプラント・インフラ部門にイメージとしては近いのでしょうか?

総合商社のプラント部門

確かに、総合商社のプラント・インフラ部門はエンジ会社と同様に、プラント建設に関する営業および投資を行っていますが、唯一の違いはエンジ会社のように「プラント設計」「施工管理」などプラント建設プロジェクトにおける技術面での介入が出来ないという点です。

ですので、「プラントやインフラ部門に携わりたい!」、かつ、「これまで培ってきた工学知識を活かしたい!」といった理系学生や理系求職者の方には、エンジ会社の方がお勧めです。

過去の記事の「第二新卒ナビの業界解説|専門商社という仕事」でもありましたが、総合商社が手掛ける事業は広範囲に及ぶため、プラント事業に携わりたいと思っていても違う事業部に配属になる可能性が非常に高いんです。

その反面、エンジ会社に入社すると絶対にプラント事業に携われます。

エンジ会社になくて総合商社のプラント部門にあるもの

それは「圧倒的な情報取集力、営業力、ファイナンス力」です。上記事柄に関しては総合商社とエンジ会社を比べるのは象とアリを比較するようなものです。まさに、一長一短であり、それぞれに大きな特徴があることがわかります。

と、ちょっと話が脱線しましたが本題に戻り、先述の、「エンジ会社で働くメリット」について一つずつ詳しく見ていきましょう。

社員育成に力を入れている

エンジ会社はメーカーと違って「自社工場」「生産設備」を持っていません。したがって、エンジ会社のHPを見ると「社員が唯一の資産です!」というフレーズが所狭しと使われています。

実際にはエンジ会社は「本社ビル」や「研究施設」という固定資産を持っているので、厳密に言うと上のフレーズは間違っています。

しかし、このフレーズの意図を汲み取ると、どれほどエンジ会社が「人材育成にお金をかけているか?」ということが分かるんじゃないかと思います。「またまた〜」と思うかもしれませんが、あながちウソとも言えないんです。

例えば、日揮や千代田化工などのエンジ会社は、実際に非生産的な立場である新入社員を入社1年以内に最低6か月間(場合によってはそれ以上)の海外現場研修に派遣しています。

これは、エンジニアが担当する業務が、EPCの最終工程である建設現場で、どういった形になっていくのかということを実際に体感させ、それを「今後の設計に活かしてもらう」という意図があるらしいです。まさに「百聞は一見に如かず」ですね。

また、社員一人一人に与えられる業務の幅が広いため、フレキシブルなジョブローテーション制度を導入している会社が多いというのもエンジ業界の特徴です。

フレキシブルなジョブローテーション

例えば、エンジ会社の営業活動には技術的な知識がかなり求められるため営業志向の高いエンジニアはジョブローテーション制度を使って営業部に
移れますし、適正があればそのまま営業部配属になることも可能です。多くの社員が、各々が望むキャリアパスを描くことができるというのも、エンジ会社で働く利点として挙げられますね。

グローバルなワークスタイル

プラントの寿命はかなり長いです。メンテナンス次第で100年以上は持つと言われています。

ですので、日本のように既に産業が発達している国では、プラント建設のニーズがあまりありません
またニーズがあったとしても、日本のように国土が狭い国では、採算性に乏しい場合が多いため、建設が見送られるケースが多いらしいです。

したがって、「1.プラントエンジニアリングとは?」の記事でも書きましたが、多くのエンジ会社は数十年前から海外進出を余儀なくされました。

エンジ会社の社員が頻繁に海外出張に行ったり、海外駐在員になるのはこのためです。プラント建設ニーズの高い国としては、石油資源がたくさん掘れる中東諸国や肥料やエネルギーに乏しい発展途上国(東南アジア、南米諸国)が挙げられます。つまり、エンジ会社の社員は頻繁に砂漠のど真ん中ジャングルの奥地極寒の地などに派遣されます。

なので、「ヨーロッパの優雅な街並みやシエスタを楽しみたい!」という方は残念ながらエンジ会社に向いておりません。(もちろんヨーロッパ駐在になる可能性はありますが、ほぼゼロに近いです)

しかし、「普通の海外旅行では間違っても行けない所にきたい!」「様々な文化・価値観を持つ人と仕事をしたい!」「砂漠などの過酷な場所にでっかいものを建ててみたい!」というチャレンジ精神が満ち満ちた、バイタリティーの固まりのような方には理想的な職業であると言えます。

参考までに、エンジ業界の今後について少しだけ述べますと、今後はシェール革命関連のプラント建設案件が増えていくと思われるため、アメリカやカナダなどの北米を中心とした国での仕事が増加していくと予想されます。(そういった意味ではアメリカやカナダなどで働きたいという方にはオススメです)

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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