20代の第二新卒・既卒・フリーター向け就職/転職サイト

アフターコロナの就職/転職はお任せあれ!
テレビ通話・お電話でのキャリア相談を実施しています

既卒のための面接対策|圧迫面接もこれで大丈夫!ホントです!

スーツを着た年配の男性

面接をした際、書類を破かれたり恫喝のように声を荒げたりする圧迫面接というものが存在します。

なぜこのような面接手法がまかり通り、世の中に存在するのかチェックしていきましょう。

何で圧迫面接は存在するの?

何の為に、圧迫面接は存在するのでしょうか?
それは、「利益を上げてくれる(将来的に利益に繋がる)」人材を採用したいと、企業が考えている為です。

すぐ辞めてしまう人材は利益に繋がりずらいので、しっかりと業務を続けてくれるストレス耐性がある人物かどうかを見る為です。

ストレスの全くない仕事はありませんし、例えば接客や営業であれば、お客様からクレームを頂く事も度々あります。

クレームですぐに心が折れてしまう人を採用しても企業としては利益を上げる事ができません。

しっかりと組織の中で生き残ることが出来るストレス耐性があるかどうかを判断する為に、圧迫面接は存在しているのだと思います。

どう対処すれば良いの!?

既卒であれば、
「なぜ新卒時代に内定がでなかったのか?」
「今の就職活動では何が変わったのか?」

第二新卒であれば、
「自分で入社することを決めた会社をなぜ短期間で辞める(た)のか?」
「なぜ当社に入ったら、辞めないのか?」

この質問は必ずされると思って面接に臨むべきでしょう。

回答は難しいかもしれませんが、自分自身の中で上記に対する
しっかりとした回答をじっくり考える事が大切だと思います。

自分だけで考えて分からない時はご相談頂ければ、「考えを整理して同じ失敗が起こらないようなアドバイスをする事」は第二新卒ナビで可能です。

こんな事例がありました(Aさんのケース)

しかし、さすがにこれは厳しいな〜と思う面接があるのも事実です。
例えば、私が担当した候補者の方(Aさん)でこんな事がありました。

Aさんはある人材業界の企業の最終面接で、受かれば入社したいと強く思っていました。

内定を獲得する為にその企業の事を調べ尽くし、面接の練習も何度も行った上で面接に臨みました。

しかし、最終面接終了時に報告の電話をくれた時にAさんは「泣いていました。」
理由を聞いてみると、面接の内容は終始Aさんを否定する形で進んだようでして

・あなたはウチの会社にはいらないよ。
・そんな経歴で弊社に入社した人なんか1人もいませんよ。

上記のような質問が終始繰り返されて、Aさんはその質問全てに対して明るくハキハキと自分がいかに成果が出せる人間であるかという視点でしっかりと回答を続けました。

しかし面接が終了して電話をした所でその緊張感が途切れて、つい涙を流してしまったとの事でした。
面接の結果は「内定」でした。

フィードバックを聞くと、「厳しい質問にもしっかりと答える事ができるストレス耐性が十分にあるため、自社に入社しても成果を出して行けると判断したためです。」との事でした。

内定獲得後に辞退!?

ですが、Aさんがその会社に入社することはなく、最終面接で悪い印象を持った事が理由で、「内定を辞退しました。」

結局面接は企業側だけではなく、当然求職者側も自分が働くべき会社か判断しているという事のバランスを理解した面接が行われなかった事が原因の一つだと思います。
(私が全ての状況を想定した上で対策を練れていなかった事ももちろん悪いです。)

面接で雑な対応や嫌な印象を持った会社に誰も入社したくないことは当然です。

また、そういう企業程、私たち人材紹介会社に対してどうにかクロージングして入社させろ!という依頼を頂きますがAさんのような状況になってしますと私の力でひっくり返す事は難しいですし、行きたくないと思っている会社に無理矢理入社させる、という仕事をあまり頑張りたくないな〜、という気持ちが正直出てしまいます。

Aさんには「入社したくない会社に無理して行く必要はありませんよ。もっとAさんにあった会社があるはずなので、もう一度頑張りましょう!」と再度気をとりなおして就職活動を再開する事で無事、満足の行く企業からの内定を獲得し現在は忙しいながらも、やりがいを感じて働けているようです。

内定を出した候補者に、辞退者が多い企業の担当者の方はバランスの取れた面接が出来ているかを考える事が大切かも知れませんね。

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

Page Top