専門学校中退でも就職できるのか。20歳、覚悟の就活。【体験談】

就職/転職エージェントUZUZで、既卒や第二新卒の方にキャリアカウンセリングをしている長澤です。

今回は専門学校を中退して就職活動を決意した、20歳のとある女性の就活体験談を紹介します!

専門学校中退ということは、最終学歴が高卒になるということ。

不利な面もある中、彼女は一体どんな就職活動を行ったのでしょうか?

彼女のプロフィールはこちら!

求職者プロフィール
  • 名前:Mさん
  • 年齢:20歳
  • 見た目:明るくさわやか。朗らかな女性

専門学校中退からの就職①高卒で就活することになった理由

Mさんは「高卒」で就職活動をすることになりました。

大卒資格を求める求人も多いこの時代、正直有利とは言えません。

もともと専門学校に通っていたMさんが中退を選んだワケ。

Mさんの経歴を振り返りながら、お話できればと思います。

“東日本大震災”という転機

Mさんは看護学校の生徒でした。

東京郊外の街に一人っ子として生まれ、明るく元気に高校生活をおくっていました。

高校生の時は、文化祭実行委員を担うなど活発に過ごしてきました。

そんな普通の女子高生でしたが、転機があったのは2011年3月11日の東日本大震災と、その後の復興支援一連の出来事です。

1995年生まれのMさんは当時16歳でした。

ニュースから流れてくる多くの被災者の様子を見て、愕然としたと言います。

しかしそんな中でも、凛として対応にあたるお医者さんや看護師さんを見て

私も世の中に広く必要とされる技術を身につけて、人の役に立ちたい

と思ったそう。

こうしてMさんはスキルを身につけることを志し、高校卒業後、看護の道に進みます。

勉強に明け暮れた専門学生時代

知ってる人も多いかもしれませんが、看護の専門学校ってそれはもう非常に忙しいんですよね。

課題に次ぐ課題で、正直遊ぶ暇はほとんどありません。

2年間で社会に出るまでに必要な知識を詰め込むわけですから、アルバイトも満足にできません。

朝から晩まで実習に行って、夜中にレポートを書いて、翌日はまた朝から実習……。

これが看護学校の日常です。

Mさんもそんな生活に忙殺されていました。

さらに実家を出て一人暮らしをしていたので、なおのこと負担は大きかったと思います。

専門学校を卒業し病院へ就職するはずだった…しかし!

生活のためなんとかアルバイト時間を捻出し、学校と両立しながら頑張っていたMさん。

しかしここでとんでもない事態が起こってしまいます。

なんと、単位を1つだけ落とし留年が決定してしまったのです……!

さらにMさんに追い打ちをかけるかのように

奨学金の打ち切りも決定。

奨学金は、留年した時点で降りなくなってしまう決まりだったそうです。

今後どうしていくべきか、Mさんは悩みに悩みました。

だって、単位さえ落としていなければ、あと半年で専門学校を卒業できたのです。

医療業界の市場は伸びていますし、資格や経験があれば、病院や施設などからも引く手数多。

何よりも、今までの勉強の努力が無駄になることはありません。

しかし奨学金の支援なしでは、学生生活を続けるのが難しかったMさん。

ここでMさんが自分に下した決断は

専門学校を中退して、就職活動するというものでした。

そしてMさんが利用する事になったのが、当社UZUZの就活サービスです。

専門学校中退からの就職②“高卒”で就活するということ

UZUZではキャリアカウンセリングを行う前に、一度お電話で現状の確認などを簡単にヒアリングしています。

そのお電話でMさんのご状況を伺った時、こんなことをアドバイスさせていただきました。

  • Mさんの就職活動は「高卒」という枠になること
  • やはり大卒や専門卒に比べ不利になってしまうこと
  • できれば在学し続けた方がいいこと

しかしMさんの意思は

「実家には頼りません」
「もう働くと決めたんです」

このようにまっすぐでした。

私たち就職エージェントは、働く意欲がある方の就活をサポートすることが仕事です。

ですがその人のキャリア形成を考え、時には

今は就職・転職しない方が良い

と伝えることも多々あります。

Mさんの場合もそうです。

今就職するよりもなんとか学生を続けて、“高卒”ではなく“専門卒”の資格を得た方が良いんじゃないかと考えたからです。

ですのでMさんには

そのリスクをとってでも本当に今就職したいのか

この辺りを何度も確認しました。

Mさんは就職を選びましたが、やっぱり就職活動の面接の中でも

本当に今就職していいの?

という疑問は採用担当者から散々投げられました。

その問いに対して毅然として「はい」と答える必要があったので、就職活動を始める前にしっかりと意思をかためておく必要があったのです。

正直、20歳のMさんにとっては大変な選択だったと思います。

専門学校中退からの就職③未経験・既卒としての就活

Mさんにはいくつかの求人を紹介しましたが、彼女が希望したのはITエンジニア職でした。

看護の道は断念したものの

広く必要とされる技術を身につけて人の役に立つ

この軸は変わっていなかったからです。

専門学校では単位を落としてしまいましたが、勉強自体は得意だったMさん。

きちんと体調管理をしながら勉強に取り組んでいました。

Mさんの就職活動は端からみると比較的スムーズに進んでいきました。

とはいえ内面では「本当にこのまま就職していいのか」という自問自答を続けていたので、本人はきつい部分もあったかもしれません。

しかし人当たりが非常に良く素直だったMさん。

面接での評価はとても高かったのです。

「礼儀正しくて若干20歳だとは思えない方ですね」

採用担当者からこんなフィードバックをもらうこともありました。

そんなMさんの面接における最大の課題。

それはこちらでした。

Mさんの面接での課題
  • 専門学校に通っていた彼女がその道を断念、就職を決めた理由は?
  • なぜITエンジニアを目指したのか?

この課題にまつわるストーリーを、自分の言葉できちんと語れるかどうかがポイントでした。

就職活動の面接って、自分が納得しているだけでは駄目なんですよね。

相手に伝えて初めて「じゃあここの会社で働くべきなのか」という議論がスタートできるのです。

だから

何故今自分が面接の場にいるのか

まずはこれを面接官に伝えることが大切。

伝えて初めて

  • 過去の意思選択の仕方
  • 経験
  • 身につけてきた能力
  • 適正

これらを面接官が考慮し「うちでも活躍するだろうなorうちだと力を発揮できないのではないかな……」を見極めるわけです。

専門学校中退からの就職④Mさんの就活が成功したポイント

先に話してしまいますが、Mさんは無事に内定を獲得し、就職活動を成功させました。

ここからは専門学校中退というハンデをはね退け、Mさんが内定を獲得できたポイントを紹介しようと思います。

Mさんが専門中退から就職できた理由
  • やっぱり“素直”だった
  • 必要とされる技術を身につけていきたいという明確な軸
  • 今まで勉強に打ち込んできた経験
  • 就職を自らの意思で選んだこと

やっぱり“素直”だった

「え、そんなこと?」と思うかもしれませんが、未経験からの就活で「素直さ」は非っっ常〜〜に重要です!

経験がない状態では、なかなか即戦力にはなれません。

業務を一つひとつ教えてもらい、覚えていく必要があります。

また職種未経験というだけでなく、未就業(一度もどこかの企業に入って働いたことがない)という場合だと……

  • 仕事でのコミュニケーションの取り方
  • 仕事に向かうスタンス

この辺りも覚えなくてはいけません。

そんな時

  • 教えようとしても反論ばかりされてしまう
  • 組織に馴染もうとしない
  • 真摯に学ぶ姿勢が見られない

新入社員が上記のような対応をしたら、どうでしょうか?

正直企業としては困ってしまいますよね。

なので企業は転職者に“素直さ”を求めるのです。

必要とされる技術を身につけていきたいという明確な軸

Mさんは今まで看護の勉強をしていたので、看護からITに進む明確な理由が必要でした。

採用担当者としては、少し働いてみてまた看護の方に戻るというのではないかという不安を持つのは当然です。

また、看護に戻るつもりがあるのであれば……

例えば休学してお金を貯めまた復学するなど方法をとったほうが、Mさん自身の経歴を傷つけないですみます

しかしMさんはもう復学するつもりはありませんでしたし、何でITなのかということに関しても、自分のコアになっている軸が「必要とされる技術を身につける」ことだと、真摯に述べることができました。

今まで勉強に打ち込んできた経験

エンジニアは常に勉強することが求められます。

なので、勉強に対する耐性は必要です。

大学受験を経験してなかったりすると、頭の良さ云々ではなく、圧倒的に今までの勉強量が受験を経験した人に比べ足りなかったりします

ここが高卒者の不利な点になってしまうのです。

Mさんの場合は高卒ではあれど、今まで専門学校でひたすら課題と戦ってきた経験がありました。

ですので、この点も問題ありませんでした。

就職を自らの意思で選んだこと

最後に、やはりこの点が面接における一番の論点でした。

採用担当者が未就業の若者を採用する上で考えるのは「すぐ辞めてしまうのではないか?」ということ。

一生会社に縛り付けるつもりは全くないですが、教育にかけるコストを回収はしたいとは考えます。

1年未満で辞めてしまわれたらほとんどそれって回収できないんですよね。

この辺は正直会社の都合なので、みなさんに押し付ける気はありませんが……

とはいえ早期に会社を辞めそうな人よりは、長く働いてくれそうな人を雇いたいと思うのが採用担当者です。

その点Mさんにも若さゆえの不安要素はありましたが、自分で働くことを選んだとはっきる伝えることができたので問題ありませんでした。

総合して言えること。

それは、Mさんにはストーリー性があったということです。

高校卒業後看護の専門学校に進学した理由、それを断念することになったけれども、自らの意思で働こうとしていること、そしてITエンジニアを志した理由。

誤解しないでもらいたいのですが、最初からMさんの中に明確なストーリーがあったわけではありません

面接対策の練習を重ねる中で、またキャリアカウンセリングを重ねる中で、自分の物語を腹落ちさせて言葉にできたからストーリー性が生まれたのです。

それは採用担当者に、今後のMさんの活躍や仕事への取り組み方を想像させるには十分な材料でした。

専門学校中退からの就職⑤Mさんをみて思うこと

しっかり者で、頑張り屋のMさん。

就職を決意してから悩んだこともたくさんあったでしょうし、本当に大変だったと思います。

社会人の第一歩に“中退”は関係ない

いつだって笑顔で対応してくれましたが、目の下に大きな隈ができてしまっているのが心配でした。

今まで勉強が忙しく、徹夜をすることも普通だったのだろうなと思います。

専門学校を辞めるという決断は大きかったと思います。

でも入社が決まった今、しっかり働くことで自分の居場所を確立させ、自信をつけていって欲しいなと思います。

大卒、高卒、学歴、生い立ち、いろいろな要素はありますが入社して社会人がスタートしたらみんな一緒です。

専門学校中退だろうが、高卒だろうが、有名大学院を卒業してようが、他人と比べる必要は全くありません

慣れない社会人生活の中で、最初は覚えることがたくさんあるでしょう。

時には大変なこともあるかもしれません。

でもMさんのように、自分の意思を持ちピンチに立ち向える人は、きっとうまくいくと思います。

“若さ”は大きな武器になる

私自身は浪人してしまったので、1年遅れの23歳で社会人生活をスタートさせました。

仕事を通して学ぶことは非常に多く、1年の差は大きいなと実感しています。

その点Mさんは同世代の他の人たち、例えば大学に進学した人たちと比べても2年は早い段階で社会に出ているのです。

3年後、この差は大きいと思います。

若いほうが吸収力は高いですし、早い段階で成果をあげていればよりチャンスはめぐってきます

早い段階で社会に出る選択をしたMさんは、同じ年代の人より話す言葉も経験値も大きく違ってくるんだろうなと思います。

ともあれ、何にしてもまずこれからですね!

Mさんの活躍を心から願っています!

専門学校中退からの就職なら!

Mさんのように中退を経験していても、見事内定を獲得された人はほかにもたくさんいます。

もしあなたが専門学校を中退した後、自分の方向性に悩んでいたら私たちUZUZに相談してみませんか?

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もちろん私でなくても大丈夫です(笑)!

キャリアカウンセラーはたくさんいるので、あなたが気になるカウンセラーを選んでいただければと思います!

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