いつの時代も変わらない人気を誇る職種「事務職」。
派遣社員の求人などではよく見かける職種ですが、「事務職の正社員」となると実はかなり狭き門です。
特に「実務未経験」から事務職の正社員を目指す場合は、採用率はさらに低くなるといえます。
そんな中、今回ご紹介するHさん(22歳・女性)は、実務未経験かつ既卒という「超厳しい」状況から見事、事務職での正社員に内定することができました!
事務職を目指す方であれば、とっても気になる事務職の就活事情。
Hさんはなぜ、見事内定を勝ち取ることができたのでしょうか?
今回は、そんなHさんに内定を勝ち取ることができたその就活方法や、内定までの経緯など、色々とインタビューしてみたいと思います!
この記事の目次
【難しいのに?】未経験事務職に正社員採用されたHさんの就活方法
Hです、よろしくお願いします!
はい……。
実は新卒の頃は体調を崩していたりして、周りのみんなと同じように満足な就活ができなかったんです。
でも、仕方ないとか、諦めようとかは思わなくて、就職したいという気持ちは強くあったので、なんとかしたいと思ってUZUZに相談してみた……という感じですね。
そうですね、今思えばあの時動いておいて本当に良かったと思います。
あの頃はまさに「藁をもつかむ思い」って感じで、「就職のプロに相談すればなんとかしてもらえるかも……!」という気持ちで必死でしたね。
未経験事務職の就活で苦労したところ
いやぁ……そりゃぁもうかなり大変でしたね(笑)。
なんせ私は学生時代に就職活動で面接を受けた経験が全くなかったので……。
そうなんです、お恥ずかしながら……。
なので、もうとにかく面接が鬼門すぎて、まず何から話せばいいかもわからない状態だったんですよ。
でも、UZUZのキャリアカウンセラーさんから、
- 自己紹介
- 志望動機
- 就活の軸
- 自己PR
などを中心に、上手に話すポイントを細かく丁寧に教えてもらいながら、面接対策をしていったんです。
自分の中では万全の準備で面接に臨んだつもりだったんですけど……ダメでしたね(笑)。
いえいえ、対策はしっかりしていたんですが、私が極度に緊張してしまって、自分の言いたいことを100%伝えきることができなかったんです。
「いつもの調子で自分をアピールするのってめっっちゃ難しいんだ……」って衝撃を受けました。
そうなんです。
想定外の質問が来た時にも、機転がきかなくてあたふたしちゃって。
「本当の自分はこんなんじゃないのに!」ってめちゃくちゃ悔しかったですね。
そうですね、面接前は「この会社に入社したい!」ってやる気満々で面接に行ったものの、実際に面接の後なんかにオフィスの様子を見てみたら「あれ?なんか違う……?」って思ったこともありまして。
はい、ほんとに「第六感」みたいな感じですけど、その会社の雰囲気と自分がピッタリ合いそうかどうかも大事だなって思いました。
面接は“普段よりも大きい声”で乗り越えた
「とにかく大きな声で堂々と喋る!」ですね(笑)。
やっぱりどれだけ事前に練習してても面接って緊張するので、自然と声が小さくなっちゃうんですよね。
そうなると面接官の方にも自信なさげに見えると思うんで、「普段話す声の3倍大きな声を出さないと相手は聞き取れないんだ!」って自分に言い聞かせました。
あとは、例えば「最近のニュースで気になったものは何ですか?」みたいな、予想外の質問が来ても、変に取り繕ったりしないようにしましたね。
そうなんです、結局本心でないことを話したとしても、そこを突っ込まれてしまったら自分らしさもアピールできなくて、満足のいく面接ができないと思ったんです。
なので、「見栄を張らないで素の自分を出さないと、自分がその会社に合うかどうか判断できない!」って自分に言い聞かせながら面接を受けていました。
未経験事務職の正社員採用、失敗したから気づけたこと
全然順調ではなかったですよ!
実際に2社目では「見栄を張った回答をしていた」ことが理由で面接で落とされてしまいましたし……。
やっぱり、面接官の方は面接に慣れているので、本音じゃないことをいうと「この人本音で話してないな」「正直じゃないな」ってバレちゃうんですよね。
なので、その失敗を踏まえて、3社目に受けた会社では全て正直に話したんです。
はい、すると面接官の方も私の話を聞いて頷いてくれたりしていて、「共感してくれてる!」って手ごたえを感じたんです。
はい、そうなんです!!
内定をいただけたことで、やっぱり面接では素直に話すことが大切なんだなって改めて思いました!
求人が多くないからこそ、1社1社の選考を大切に
はい、やっぱり「未経験・事務職・正社員」っていう条件がそろう求人って本っっっ当に少なくて……内定がもらえるとか以前に、求人があることがまずラッキーって感じで。
なので、とにかく1社1社の選考を大事に面接して、あとは次の2つのことを必ずやっていましたね。
まず1つは、面接が終わったらすぐにその日の面接を振り返ってみて、
- 良い感じに受け答えができたり、面接官の反応が良かった部分
- 思うような受け答えができなかったり、面接官の反応がイマイチだった部分
- 今回の面接の反省点
この3つをメモ帳や手帳に書き出すこと。
そして次に、次回の面接でどんなことに気を付けるべきかじっくり考える、ということをしていました。
はい、この「振り返り」をしたからこそ、結果がダメだった時にも落とされた原因に気付いて、その部分を改善できたんだと思います。
なので、今就活をしている人やこれから就活をしようとしている人は、多少面倒に感じてもぜひこの2ステップをやってみてほしいです!
未経験事務職での採用、正社員として入社した決め手は?
そうですね、未経験なのにこんなことを言ったらワガママだととられてしまうかとは思うんですが、実は私も「事務職がいい」とは言っても、「事務職ならなんでもいい」っていうわけでもなかったんです。
なので、先ほどもお話しましたが、面接の際に実際に職場見学をしてみて「あれ?なんか違う?」と感じたことも正直ありました。
でも、今回内定をいただいた会社に入社することにしたのは、
- 面接で自分が正直に話したことに対して、面接官が共感してくれたこと
- 職場見学をした時に、自分の描いていた就業イメージとピッタリ合っていたこと
この2つがあったからですね。
言葉で説明するのは難しいですけど、対人であっても対モノであっても、やっぱりなんでも合う合わないはあると思うんです。
もちろん相手に歩み寄ることも時には大切だと思いますが、面接や職場見学をしてみて違和感を感じるようであれば、入社は控えた方がいいかもしれませんね。
こちらこそありがとうございました!
まとめ:未経験で事務職の正社員就職を目指すなら……
ここまで、Hさんへのインタビューをご紹介してきましたが、Hさんが未経験であるにも関わらず、難易度の高い事務職の正社員に就職できた理由としては、
- 「第三者の力を借りよう」と早めに行動を起こした
- プロの指導のもと、面接対策を行った
- 面接後に「振り返り」を行った
- 「振り返り」をもとに、次の面接への改善を行った
といった努力があったからでしょう。
また、内定をもらってからも「自分に合う会社かどうか」についてしっかりと向き合ったことも、納得のできる就職に繋がったのではないかと思います。
繰り返しになりますが、「正社員の事務職」は、かなり人気の職種です。
そして、Hさんのお話にもあったとおり、ただでさえ求人が少なく、さらに多くのライバルは「事務経験者」たち……。
なので、未経験から事務職での正社員を目指すとなれば、かなりがっつりと対策を行う必要があります!
しかしだからといって自己流で就活を行うのは、はっきりいって無謀です。
そもそも事務職と一口にいっても様々な業界や職種がありますし、「企業がどんな人を求めているのか」を知る必要もあります。
そうなると、ターゲットに合わせた面接などの対策が必要となってくるわけです。
そこで!
そんな時にぜひ利用してほしいのが、UZUZのような就職エージェント。
実際にHさんのサポートをした際は、
- 面接の自己紹介を作る
- 志望動機を作成する
- 企業面接での質問返答内容を一緒に考える
などの対策を、専門のキャリアカウンセラーが二人三脚となってしっかりとサポートを行いました。
「就活って1人でするのが普通でしょ?やりすぎじゃない?」などと思われるかもしれませんが、事務職の正社員採用はこのくらいがっつり対策を取らないとダメなんです!!
もしあなたが「正社員・事務職」を目指すなら、プロの力を頼ることが一番の近道です。
サービスは全て無料、費用は一切発生しないので、ぜひあなたの就活にプロの力を取り入れてみてください。
そして、そんな就職エージェントの一つに、UZUZも入れてもらえたら嬉しいです。
WEB面談やWEB面接、担当者とのLINEでのやりとりなども可能なので、興味のある方はぜひ詳しいサービスをチェックしてみてくださいね!