理系の就活特有の「学校推薦」を徹底解説!「落ちない」はウソ!?

理系の就職活動の特徴といえば、「自由応募」だけではなく、

  • 学校推薦
  • 学科推薦
  • 教授推薦

といわれる就職が一般的であること。

バブル時代までは大学や学部、学科によっては「全員推薦で就職が決まる」「推薦がもらえればほぼ落ちることはない」なんてこともザラにあったようです。

昨今の就活では、学校推薦による応募でも必ず内定がもらえるわけではありません

しかし、教授が推薦状を書くことによって得られる「推薦」は、理系の就活で重要な意味を持ちます。

ここでは学校推薦が、

  • どういうものなのか?
  • 本当に就職で有利になるのか?
  • 落ちることはないのか?

など、理系推薦のアレコレを解説していきます。

そもそも理系特有の「学校推薦」や「学科推薦」とは?

テーブルに手をのせる大学教授
まず「自由応募」とは、文系と同じように基本的には誰でも応募可能な求人を指しています。

これに対して「学校推薦」あるいは「学科推薦」といわれるものは、企業が大学の専攻ごとに採用枠を設けているものです。

主に、学部生と院生の中でも修士が対象となります。

そもそもなぜ理系には推薦枠があるのでしょうか。

これは企業が「事業に直結する専門分野を学んだ優秀な学生を確保するため」と言われています。

理系でも「学校推薦」をもらえる学科ともらえない学部・学科がある

そんな理系において、学校推薦枠が特に多いのは工学部です。

自動車・電機・機械・化学などに関連するメーカーに始まり、電力・通信産業・建設などの分野でも多くの募集が見られます。
(ちなみにこれは日本企業の話で、外資系企業では自由応募が中心です)

「理系=就職に困らない」というイメージを持っている人もいますが、残念なことに全ての学部に当てはまるわけではありません。

上述したように工学部系は推薦枠も多く企業からも引く手数多です。

しかし生物系化学系の学部では、職種によっては就職難易度が上がってしまいます。

まず生物系や化学系の学部は、工学部系のように推薦枠をもらえることがほとんどありません。

そのため自由応募、つまり通常の就職活動を行う必要があります。

もちろん「幅広く職種をみたい」という方であれば、IT系企業や食品・化学メーカーなどに就職することが大いに可能です。

しかし例えば「研究職に就きたい」のようなこだわりを持っている場合、就職の難易度は上がってしまいます。

これは学校で行う研究の多くが仕事に直結していないため、企業が学生のスキルや経験を認識しづらいこと、そもそも研究職の求人が少ないことなどが理由として挙げられます。

このように、理系でも学部や学科によっては推薦がもらえないところもあるので注意が必要です。

理系が「学校推薦」をもらえると就職に有利になるの?

学校推薦は就職を担当する教授や研究室の指導教授が推薦状を書くため、「教授推薦」と呼ばれることもあります。

しかし教授独自のコネによるものではなく、学校や学科など「専攻に対しての採用枠」であることが一般的です。

ズバリ、学校推薦を受けての就職活動は有利です。

しかし内定を断らないことが前提です。

学校推薦や学科推薦を受け内定が出た後に断ることは企業と大学の信頼関係にヒビを入れる行為であり、翌年以降の採用に大きく影響します。

もちろん皆さんの進路には直接関係ないかもしれませんが、学校側にとっては大きなダメージとなります。

ですので「内定を断ることができるのは、学校内での選考の過程まで」と考えておきましょう。

企業によって「学校推薦」の位置付けが違う!

キャンパスでメモをとる学生
学校推薦といっても企業によって取り扱いが違います。

ほぼ内定を出すことを前提とする企業もあれば、単に選考の過程を飛ばして、最終面接まで進むことができるというケースもみられます。

そのため学校推薦による応募でも、内定を得られる割合が30%程度から100%に近いところまでさまざまです。

学校推薦への応募を検討するときには大学の就職課に問い合わせるなど、過去の実績も参考にしましょう。

学校推薦の中でもリクルーターが選考のサポートを行なうケースや、人事によって事前に配属先の相談のあるジョブマッチング方式をとるケースは、内定が得やすい傾向にあるようです。

理系は大学のランクで推薦枠は決まる!?

理系の大学を卒業した学生たち
一般的に偏差値の高い大学のほうが学校推薦枠が多いのは事実です。

では、いわゆる“Fランク大学”はどこも就職に弱いのかというと、一概にはいえません。

推薦枠は大学の偏差値以外にこれまで入社した卒業生の実績にもよっても変わるからです。

大学の偏差値は20年前と今では異なります。

偏差値が下降気味の大学であっても過去の卒業生が企業の中で実績を残していれば、同程度の大学より推薦枠が多いケースもあるようです。

大学選びでは偏差値や立地を重視しがちですが、就職率に関しても考慮しましょう。

「後付け推薦」は入社を確約する意味合い

推薦書に記入する大学教授
理系の就職では「自由応募」で応募していても、選考の過程で内定が出る直前に推薦状の提出が求められるケースがあります。

これは「後付け推薦」というもので、内定辞退を防ぐために企業が学生側に入社の確約を迫る“踏み絵”のようなものです。

第一志望の企業であれば学生側にとっても問題はありませんが、第二志望以下の企業の場合は対応に苦慮することになります。

内定が得られないことを覚悟のうえで他の企業も受けていることを伝えるか、内定が出たら入社することを前提に推薦状を提出するか、選択を迫られます。

人によって状況が異なるため一概に「どちらにするべき」とは言えないのですが、なんにせよよく考えて決断しましょう。

「推薦」に絞れば就職活動で落ちることはない!?

面接の控室
学校推薦に絞れば就活しなくても受かる。

そう考えている方もいるかもしれませんが、落ちる可能性は大いにあります

採用枠等の問題を除き学校推薦で落ちる原因として多いとされているのが、面接での受け答えです。

学校推薦で受ける学生の中には、面接対策を行っていない人がみられます。

一般応募と学校推薦を受け付けている企業の場合、自由応募と学校推薦の学生の面接を比較することもあります。

そんな時、学校推薦の学生の対応が十分なものでないと「自由応募の学生のほうがいいな」と思われ、落とされてしまうのです。

理系学生の就活では、面接の場で志望動機のほかに研究内容を説明する機会が多くあります。

すべての面接官が自分の専攻分野に詳しいわけではありません。

そのため専門外の面接官にもわかりやすいように、要点を掴んだ話ができるよう準備することが重要です。

また学校推薦で受ける場合にも、会社説明会には参加しておきましょう。

理念や事業内容がわかるだけではなく、社風に触れることでミスマッチを防ぐことができます。

「学校推薦だから」と安心することなく、企業研究や面接対策を行なっておくことが内定を得るポイントです。

また学校推薦のみの就職活動では、内定を得られなかった場合一から就職先を探すことになります。

タイミングがよければ別の企業で残っている推薦枠を受けられますが、枠がなければ全て振り出しです。

その場合負担がとても大きくなりますので、学校推薦と自由応募を併用しておくことでリスクを分散できます。

自由応募を行う際には、就職サイト以外にも就職エージェントを使用するとより効果的です。

UZUZには理系専門のカウンセラーが在籍しているので、既卒や第二新卒に限らず卒業が近づいた新卒の方も安心してサポートを利用できます。

「学校推薦」のメリット・デメリット

メリットデメリットを挙げる様子
学校推薦での就職活動のメリットは、内定が得やすいことだけではありません。

学校推薦では採用活動に掛かる過程が少なく、通常は2~3回行なわれる面接がいきなり最終面接というケースが少なくありません。

学校推薦を主とした就職活動をすることで、研究に掛ける時間を確保しやすくなります。

一方学校推薦のデメリットとして、自由な就職活動ができなくなることが挙げられます。

学校推薦で内定をもらった場合には、原則として辞退はできず、他の企業で内定をもらっても辞退することが一般的です。

また、選考結果を待っている企業がいくつかある場合も厄介と言えるでしょう。

これは内定寸前まで進んだ企業に「後付け推薦」を求められても、他に結果待ちの企業がある場合、後付け推薦に応えられない可能性があるからです。

上手く利用できれば優位に就職活動ができる学校推薦ですが、選考の調整が難しくなるデメリットもあります。

まとめ

第一志望の企業で学校推薦が得られるのであれば、積極的に活用したいところです。

けれども学校や後輩に迷惑をかけないためにも、学校推薦で内定をもらったら必ず入社することを念頭におく必要があります。

学校推薦での応募であっても、必ず内定が得られるとは限りません。

いざという時のリスクを考え、自由応募も進めておくとよいでしょう。

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