ベンチャー企業はホントに不安定な選択なの?−大企業志望の既卒にありがちな偏見−

ベンチャー企業より大企業が絶対安定って何でだよ?


私の周りには、いわゆる大企業志望の学生がたくさんいます。彼らに「ベンチャー企業は見てないの?」と聞いてみると、大抵の場合「ベンチャー企業は安定してないからなぁ。安定したいし、大企業のほうがいいでしょ。」という答えが返ってきます。

ふむふむ、と思いつつ「じゃあ、ベンチャー企業のどんなところが安定してないって感じるの?」とつっこんで聞いてみると、「ん〜。そもそもベンチャーは違うって思ってるからわかんないな。」と。

これからベンチャー企業に勤める身として「悲しいことにベンチャーってだけで、勝手に決めつけられてやしないか?」と思い、少しでも興味を持ってもらうために、ベンチャー企業について少しだけ持論を話したいと思います。

そもそも「ベンチャー企業」ってなんでしょう?


そもそもベンチャー企業とは、正直に言ってしまえばベンチャー企業の定義なんて人それぞれ違うと思います。しかしここでは一般的な定義を把握しておくため、コトバンクに掲載されているベンチャー企業の説明を取り上げてみました。

産業構造の転換期には、産業の主役が交代し、最先端の分野でそれまでなかった新しいビジネスが生まれ、そして新しい市場が作り出される。そんな時代のニーズを背景に、独自の技術や製品で急成長していく企業を「ベンチャー企業」と呼んでいる。普通この呼び方は、新規に興され、創業からあまり時が経っていない企業に対して用いる。既存の大手企業が新技術や新製品を開発したような場合には、ベンチャー企業とは呼ばない。(以下略)
引用元:コトバンク「ベンチャー企業」

まとめると「新しかったり、独自の技術を使って、急成長していく新興企業」と言った感じでしょうか。おそらくこれが世間一般的なベンチャー企業の解釈なのだと思います。

今回は大雑把にベンチャー企業と大企業を分けたいと思うので、ベンチャー企業は上記の解釈、大企業はほとんどの人が社名を知っているような会社にしたいと思います。

ちなみに、私は「ベンチャー」という言葉を「アドベンチャー(冒険、冒険心)」の「ベンチャー」だと考えているので、冒険心を持って新しい価値の創出に取り組んでいる企業だと捉えています。私からすると、ロボットを売り始めたSoftbankなんかもベンチャー企業だということですね。

そしてこの記事では、大企業志望の学生にも「ベンチャー企業に興味を持ってみたらどうかな」というおせっかいな提案をしたいだけなので、よく大企業とベンチャー企業を比較して出てくる「安定性」という部分に対して、実際、ベンチャー企業はそこんとこどうなのかを書いてみたいと思います。

「安定した仕事をして、幸せに暮らしたいっす!」


ベンチャー企業を嫌う理由として、「安定性を確保できるか定かではない」のが一番ではないでしょうか。ベンチャー企業なんていつ潰れるか分からない。それであれば、潰れる可能性の少ない大企業に入った方が良い、と。

安定という言葉には様々な側面があるとは思いますが、ここでは仕事を長期的に波風立てずに続けられるかということに焦点を当てたいと思います。

将来は結婚して、家庭を幸せにできたら良いと思っている。だから、仕事は安定したものが良い。おそらく多くの人が思っていることだと思いますし、間違いないと思います。将来のことを考えれば安定した収入が必要で、そのための手段として安定した仕事をし続けることが必要です。

大企業≠安定


では、安定した仕事を続けられる環境って何でしょうか?大企業に入ることとイコールなのでしょうか?

一昔前までは大企業に入って普通に働いていれば安定は保障されていましたが、この数年でそれが大きく変わりました。最近のニュースを見ているだけでも、大企業ですら経営の危機に陥るコトもしばしば。特に家電メーカーなどはリストラ、事業売却などをしなければ経営していけないほどに困窮しています。

この原因は一つではないですが、リーマンショックの影響や海外から人件費の安い人材の流入、IT技術の発展やデバイスの進化に伴うライフスタイルの変化、新興国の製品に対するコスト競争力の低下、そもそも予期できない災害が起きて、経営が傾いてしまうという危険性まであることがよく分かったかと思います。

このような現状を踏まえると、(今の大企業)=(将来も大企業)と考えるのは安易すぎるでしょう。今成功していて大企業となっている企業に「入ること」が、自分が働きだしてから30年も40年も保障してくれる「安定」にはならないのです。

安定は自分の力でつかみ取るもの!


それではどうすれば良いのでしょうか。結局は「安定」を求めるならば、自分の力をつけるのが一番でしょう。どれだけ企業が危機に陥ったとしても、それまでの成果やそこから得たものが真の実力であればリストラをされることもないでしょうし、転職や、フリーランスという選択肢も視野に入るかもしれません。

ましてや、その力を持って会社を建て直すことだってできるかもしれません。そのため「安定したい」という人であれば、大企業かベンチャー企業かという枠だけではなく、自分の力が一番つけられる企業はどこかという目線で考えると良いのではないかと思います。

「安定は衰退」という言葉があるように、安定をしているだけではめまぐるしく変わる現代で置いてけぼりになるだけです。成長を続けなければ、個人も企業も生き残ること(=安定した収入)はできません。

そして、大企業は過去から現在までの成長に成功している会社であり、必ずしも未来の成長や安定を保障してくれるものではありません。

それを踏まえると、一概にベンチャー企業だから不安定だと見るのではなく、むしろ事業によっては今後安定できる可能性が高いところもあると見れるでしょう。

大企業とベンチャー企業の将来を検討した上で、自分が生きている何十年後かの未来を想像し、そのときに成長し続けている企業を選ぶことが、本当の安定に繋がるのではないでしょうか。

食わず嫌いはダメ!視野が狭いと足下をすくわれる!


もちろん前述した通り、大企業やベンチャー企業という括りだと大まかすぎて、例外がたくさん出ると思います。ベンチャー企業でも主軸の業務に必死すぎて、他のことに頭が回っていない場合や、環境が劣悪な場合もあり得ます。それに入社してから意見を言う暇も与えられず、飛び込み営業の毎日という可能性もあります。

かといって、大企業でもそんなことはあり得る話です。つまり人の話をただただ受け入れたり、知らないままで決めつけて思考停止状態になったりするのではなく、自分の見聞きしたことの中で本当にその情報が正しいのか、自分に合っているのかを考えて欲しいと思います。

1社でも2社でもいいので、ベンチャー企業を見て自分で判断した上で、自分の将来にとってベストな選択をして欲しいです。

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