もくじ
「ずっとフリーターのままでいるか、それとも正社員として就職するか?」
この二択は、20代のフリーターの人であれば一度は考えやすい悩みといえます。
これは男性だけでなく、女性にもいえること。
フリーター=好ましくない生き方、というわけでは決してありませんが、「フリーターのままでいいのかな?」とふと悩んだときは、目をそらさずにきちんと考えることをおすすめします。
今回は悩める女性フリーターの方に向けて、正社員になるメリットや、目指しやすい職種などについてご紹介しましょう。
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【女性フリーターの就職活動Q&A1】そもそも正社員になるべき?
まずはじめに考えたいのが、こちら。
「女性フリーターは正社員になるべきかどうか?」です。
答えは、「将来の展望が特にないならイエス」。
「どうしても叶えたい夢がある」などの理由で一時的にフリーターの道を選んでいる人はこの限りではありませんが、なんとなくフリーターを続けている人については、早めに正社員を目指して生活を安定させたほうが将来のためになりやすいです。
理由を以下にまとめました。
フリーターと正社員では待遇が異なるから!
フリーターと正社員では、年収や福利厚生といった待遇が大きく異なります。
例えば年収面についてですが、フリーターは基本的に時給制であり、年齢によって昇給していく仕組みやボーナス、退職金などもありません。
福利厚生面では、フリーターは年金や保険は個人で加入しなければならない場合が多いほか、通勤や住宅、家族手当なども手薄であるケースが多いため、生活が不安定になりがちです。
一方正社員は、勤務した年数や実績に応じて昇給・昇格が見込めるほか、給料数ヶ月分のボーナスも期待できます。
加えて各種福利厚生も充実しており、生活が安定しやすいのがメリットです。
フリーターと比べて仕事のキャリアを積みやすく、結婚・出産のために一時職場を離れたあとでも、比較的復職しやすい点も魅力といえます。
30代、40代以降の生活の安定も望むのであれば、フリーターより正社員の立場のほうが利点が多いといえるでしょう。
【女性フリーターの就職活動Q&A2】おすすめの職種って?
では仮に正社員を目指すとして、どんな職種がいいのでしょうか?
正社員を目指す場合は、基本的に「自分が興味を持てる仕事を選ぶ」のが基本です。
しかし就職活動をできるだけ早めに終わらせたい場合は、未経験やフリーターという経歴でも採用されやすい職種を把握しておくこともポイントといえます。
女性が正社員採用されやすい職種としてあげられるのは、介護職や医療事務、営業職、ITエンジニア職などです。
中でも特にフリーターから就職しやすいとされている介護職とITエンジニア職の魅力をご紹介します。
介護職の魅力
例えば介護職は少子高齢化の世情から、求人数そのものが高いのが魅力です。
応募者にとっては、自分の希望条件に沿う勤務先が見つかりやすいのがメリットといえます。
加えて介護職は、未経験からでも比較的就職しやすいだけでなく、実務経験を積みながら国家資格の介護福祉士などを取得することで、定年まで安定した雇用も見込めるようになります。
ITエンジニア職の魅力
エンジニアというと「理系」「難しそう」というイメージをもたれがちですが、実は未経験者でも比較的参入しやすい職種です。
自分の設計した商品が世に出る喜びやチームで物作りをする楽しみもあるので、やりがいをもって仕事したい人にもおすすめの職種といえるでしょう。
【女性フリーターの就職活動Q&A3】結婚・出産したらどうなる?
フリーターと正社員の待遇の違いについては既に述べたとおりですが、女性であればもうひとつ考えておきたいことがあります。
それは自分が結婚したり、新しい命を授かったりしたときのこと。
結婚、出産、育児という転機を迎えた際に、フリーターと正社員とでは対応のしやすさが大きく変わってきます。
フリーターのまま出産を迎えるとどうなる?
例えばフリーターのような非正規社員の状態で出産や育児を経験した場合、多くの人は「仕事を辞める」という形で子育てに専念しなければなりません。
非正規社員に対しても産前産後休業や育児休業といった休業期間を設けている企業も中にはありますが、実際にお休みを取れるかどうかは状況次第。
仮に産休や育休が取れたとしても「もう代わりの人がいるので…」と職場から断られてしまう、いわゆる「育休切り」にあう可能性も……。
育児が終わったあとに社会に戻ろうと思っても、また一から職場を探さなければならないリスクがあるというわけです。
正社員の場合は?
正社員として産休・育休を取ることができれば、最長2年まで育児に専念できるほか、育児休業給付金などの手当をもらうこともできます。
産休・育休が終わったら同じ職場に復職しやすいというのも、正社員のメリットのひとつ。
育児明けの仕事は、
- 仕事のフローが変わってしまっていた
- 子育てと仕事を両立させなければならないので、パニックになってしまった
などのトラブルにも見舞われやすくなりますが、既に顔見知りの同僚が職場にいるので、サポートもしてもらいやすいです。
将来結婚や出産を考えているのであれば、やはりフリーターより正社員のほうが安定した生活を送りやすいといえるでしょう。
【女性フリーターの就職活動Q&A4】就職活動ってどうやるの?
「正社員を目指す気になってきたけど、実は就職活動ってやったことがなくて……」
そんな方のために、就職活動の流れについて簡単にご紹介しましょう。
就職活動でやるべきことは、実はとてもシンプル。
しっかり情報収集と準備をしたうえで企業に応募し、先方に自分の意欲を伝えるだけです。
情報収集と準備のステップでは、以下のポイントを踏むことが大切といえます。
- 自分はどんな仕事をしてみたいのか?(自己分析)
- どんな業界に興味がわきそう?(業界研究)
- 入社してみたい企業はある?そこはどんな会社?(企業研究)
- 応募したい企業に、どんな履歴書を送れば選考に通りそうかな?(履歴書の準備)
- 採用面接の時、どうやって面接官にアピールしよう?(面接対策)
「うわ、シンプルじゃないじゃん」と嫌になる方もいるかもしれませんが、自己分析・業界研究・企業研究は頻繁にやる必要はないフローです。
最初にきちんと済ませておけば自分の適職を見つけやすくなりますし、今後の就職活動のよい指針にもなります。
「就活を全面的にサポートしてほしい」という人におすすめのサービスは?
もし就職活動をひとりで行うのが不安という場合は、フリーターや既卒の就活をバックアップしているサービスを利用するのもひとつの手段です。
例えばUZUZでは、就活にお悩みの既卒・第二新卒・フリーター向けの就職支援サービスを無料で提供しています。
自己分析の方法のレクチャーや面接対策といった就職準備から、一人ひとりにあった優良企業の求人の斡旋まで、就職活動をトータルサポート。
就職活動にしっかり取り組む皆様の頑張りもあり、入社後定着率95%という高い実績を記録しています。
所属しているキャリアカウンセラーのほとんどが既卒・フリーターからの正社員就職を経験しているので、なかなか周りには話せないフリーターならではの就職活動の悩みも気軽に相談してみてください。
まとめ
かつては「女性はいつか家庭に入るから、慌てて就職しなくても……」という風潮もありましたが、それは少し昔の話。
現代では夫婦共働きの家庭も多いほか、子育てをしながらキャリアをつんでいく女性も珍しくありません。
「まだはっきりと決めたわけではないけど、正社員を目指す気になってきたかも……」と思い至ったときは、お気軽にUZUZにも遊びにきてくださいね。
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