机に腰掛けて雑誌を眺める女性

現在は東京にいるけれど、いずれは地方や田舎に帰りたい。

けれども多くの人は、

 
地方や田舎にリターンしても、きちんと転職できるのかな?

 
そもそも求人ってあるんだろうか……

と不安に思うでしょう。

ここでは皆さんの不安を解決すべく、データを元に地方や田舎にリターンする現状を分析し、地方で働くメリットや仕事を見つける方法をご紹介します。

今、地方や田舎にリターンする人が増えている

駅で電車を待つ、大きなバックパックを持つ男性
国立社会保障・人口問題研究所が発表している「第7回人口移動調査 報告書」の2006年〜2011年の推移を見てみると、

  • 男性総数は0.3%増加の「14.5%」
  • 女性総数は0.9%増加の「12.2%」

という結果が出ています。

この報告書からも、都会から田舎・地方にUターン(リターン)する人が増えていることがわかります。

参考:国立社会保障・人口問題研究所「第7回人口移動調査 報告書

東京より地方で働く人が増えている3つの理由

田舎の草原で遊ぶ家族
では、なぜ東京などの都市部ではなく地方で働く人が増えているのでしょうか?

その理由として、以下の3つが挙げられます。

  1. 家庭環境に変化があったから
  2. 愛着のある地域だから
  3. 都会暮らしに疲れたから

これらの理由について詳しく見てみましょう。

家庭環境に変化があったから

結婚・出産・介護等、家庭環境に何かしらの変化が生じ、都心を離れ地方に移り住む人がいます。

地方は利便性こそ都心部に劣りますが、生活費の安さでは負けていません。

加えて、東京などの人口密集地では、保育園(保育士)の不足による、待機児童問題も深刻化しています。

  • 生活にゆとりを持ちたい
  • 働きたくても働けない現状を打開したい

などの理由から、ライフステージが変わるタイミングで住居を移し、新たな生活をスタートさせるのだと考えられます。

愛着のある地域だから

皆さんの中にも、地元に愛着を感じている方がいるのではないでしょうか?

十数年間暮らした地元と、数年間暮らした都会とを比べた時に、やはり、

  • 馴染み深さ
  • 住みやすさ
  • 心地よさ

などから、地元や田舎を選ぶ人は多くいらっしゃいます。

都会で数年間暮らしたからこそわかった、地元や田舎の静かな空間、地元の人たちとのつながり。

それを都心部での生活と天秤にかけた時、「愛着のある地元や住みやすい田舎に貢献したい」という気持ちがまさった方は、Uターン、Jターン等を行うのでしょう。

都会暮らしに疲れたから

また、都会特有の生活環境が肌に合わず、地方や田舎に移る人もいます。

  • 高い生活費
  • 希薄な人間関係
  • 密集した人口
  • 通勤ラッシュ …etc

ストレスを感じる要因は人それぞれですが、田舎での穏やかな暮らしに憧れ、移住を決意する人も一定数いらっしゃいます。

参考:日本経済新聞「半数が『田舎で暮らしたい』、500人調査(若者、地方へ)

地方での就職率の状況

若者が多いオフィスの風景

せっかく移住しても、働き口がなければ生活することはできません。

そうならないためにも、地方における就職率の状況を確認しておきましょう。

総務省統計局が出している「労働力調査 平成29年(2017年)1〜3月平均(速報)結果」によると、平均の就業率は「58%」で前年より0.5%増加しています。

一方で、完全失業率は3%ほどで、こちらは前年より平均0.3%減少しています。

ちなみに、各地域別の完全就業率の平均値は、以下のようになっています。

各地域別の完全就業率の平均値
  • 北海道: 平均54%
  • 東海地方 :平均57%
  • 南関東地方 :平均60%
  • 北関東・甲信越地方 :59%
  • 北陸地方 :平均59%
  • 東海地方 :平均60%
  • 近畿地方 :平均55%
  • 中国地方 :平均56%
  • 四国地方 :平均54%
  • 九州地方 :平均56%
  • 沖縄 平均:57%

南関東地方の統計には東京都が入っているため、高い平均値を保っています。

一方、北海道や四国地方の就業率は平均を大幅に下回る結果となりました。

しかし完全失業率に関しては、前年を下回るような地方はほとんどありませんでした。

都心に比べれば就職口は減ってしまいますが、地方でも全く就職できないという深刻な状態にはならないようです。

参考:総務省統計局「労働力調査 平成29年(2017年)1〜3月平均(速報)結果

地方や田舎で就活したい!求人を見つける3つの方法

握手をする男性2人と、横で見守る女性
地方や田舎で就職したい人が増えている中で、都会からリターンを希望する人はどのように求人を見つければ良いのでしょうか?

具体的な方法として以下の3点を紹介します。

  • ハローワークを利用する
  • 各地方に特化した求人サイトを利用する
  • 東京で就職エージェントを使う

では、それぞれについて詳しく見てみましょう。

ハローワークを利用する

地方や田舎で就職情報を収集できる場所として、まずハローワーク(職業安定所)が挙げられます。

特筆すべき点は、何と言っても求人数の多さでしょう。

ハローワークは掲載が無料なので、地元に根ざした企業が多数募集をかけており、たくさんの求人に触れることが可能です。

ハローワークでは、職員に就職相談ができるほか、地元の就職状況を聞けたり、面接練習等を行うこともできます

在籍している職員の方は掲載企業の全てを把握しているわけではないので、自分でも企業を見極める力は必要ですが、はじめて地元や田舎で就活をする人は、ぜひ一度立ち寄ってみましょう。

各地方に特化した求人サイトを利用する

各地方にはその土地に特化した求人サイトがあります。

「地方自治体が協力して運営しているもの」や「地方自治体が協力して民間企業が運営しているもの」と形態は様々です。

求人数の面では大手求人サイトに劣りますが、地域に密着した企業が掲載されているケースもあるので、「大手にはない求人情報が知りたい」という方にはうってつけです。

インターネットを使って気軽に情報収集したい人にとっては、活用できるサービスと言えるでしょう。

東京で就職エージェントを使う

地方や田舎での就活に東京を使うのもひとつの方法です。

東京には数多くの情報が集まり、地方や田舎ではカバーできない職種の求人が見つかりやすいです。

例えば、出版・広告、IT系など、地方求人サイトを普通に見ていては見落としやすい会社も中にはあります。

そのため東京では、地方や田舎の求人も見つけられる就職エージェントを使うのも良いでしょう。

求人サイトは自分で全てを調べる必要がありますが、就職エージェントを使えば、地方や田舎の就職情報だけでなく、就職や転職に向けてのサポートをしてくれるところも多いです。

ちなみに就職エージェント・UZUZの場合、都内で地元・田舎での就職・転職活動をキャリアカウンセラーと一緒にすすめることができます。

カウンセラーが個別相談、就職面接練習、入社後のフォローまでを、一括してサポートしてくれますよ。

まとめ

ノートパソコンの画面を見て喜ぶ女性
都会からのUターンで地元や田舎に就職するとき、

「本当に就職できるのだろうか?」
「しっかりした会社で良い人間関係が築けるだろうか?」

と不安になると思います。

でも、地方や田舎へリターンをしたときの不安は、実際に行動を起こす前のもの。

実際に地元や田舎に就職・転職したら、

「人との距離感が近いから親切にしてもらった」
「すぐに友達ができた」

など、嬉しいメリットもたくさんあるでしょう。

 
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