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組み込みエンジニアの業界研究!就職可能な業界は?海外でも活躍できる?

皆さん「組み込みエンジニア」と聞くとどんな仕事を思い浮かべますか?

なんとなく聞いたことはあるけれど、どんな仕事をしているのかあまり想像できない……

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、皆さんが知っているようで知らない組み込みエンジニアについて、どのような仕事なのか、今後どのような動向をたどるのかまとめたいと思います。

組み込みエンジニアの基礎知識

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そもそも組み込みエンジニアとはどのような仕事なのでしょうか。

組み込みエンジニアとは

組み込みエンジニアとは、デジタル家電・自動車・AV機器など、様々なハードウェア製品に組み込むソフトウェアを開発するエンジニアのことです。

簡単に言ってしまえば、いわば製品の「脳」を作る技術者を指します。

例えばカメラが自動で手ブレを補正してくれる機能や、エアコンが自動で温度を調節してくれる機能など、日常何気なく使われている機能はこの「組み込み(制御)」によるものが多いです。

組み込みエンジニアは、縁の下の力持ちとして製品の根幹を支えています。

組み込みエンジニアの業務内容

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組み込みエンジニアの業務内容には、次のようなものがあります。

小型機器組み込み分野

スマートフォンや家電製品といった小型機器への組み込みがこの分野です。

小型機器には温度計・ジャイロコンパス・照度計など様々なセンサーが搭載されているので、組み込みエンジニアは主にこれらのセンサーを用いて制御します。

例えば、周りの明るさによってスマートフォンの画面の明るさも変化する機能は、組み込みエンジニアが照度計を用いた制御ソフトを組み込んでいるから機能しています。

同じような機能でも機種の違いにより形式も様々ですので、様々な機器に対応する力が求められます。

通信型組み込み分野

ネットワーク分野への組み込みを行います。

今や会社はもちろん自宅でもネットワークを利用するのが当たり前の世の中になり、それに伴って通信速度の高速化を求める声も増えてきました。

そのニーズに応えるため、より速いスピードに対応できる組み込みソフトの開発が行われています。

この分野では、特にスピードと正確性が求められます。

プラント型組み込み分野

工場・発電所などの生産拠点で動作する組み込み系がこの分野です。

車や家電製品を作る産業用ロボットの制御機器にもこの組み込みソフトが導入されています。

多くの製品に触れるので、堅牢さが求められます。

組み込みエンジニアが就職する業界とは

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上記でも少し触れましたが、一口に組み込みエンジニアといえどその活躍分野は多岐にわたります。

ここでは組み込みエンジニアの就職先業界の中から代表的な3つをご紹介します。

自動車業界

日本の代表産業である自動車業界。

近年は、若者の車離れや都市部への人口集中などにより自動車需要が減少していますが、ハイブリットカーを充実させるなど、時代の流れに合わせて各社ともしのぎを削っています。

自動車業界の組み込みソフトウェアは、ブレーキ機能やスピード機能などを司っているため、一つバグが起こってしまうと人命が危険にさらされる可能性があります。

そのため、厳しい品質基準が存在し、基準にクリアしないと製品化できない流れになっています。

家電業界

かつて日本のお家芸とも言われた家電業界ですが、リーマンショックや海外勢の台頭などにより、2000年代後半には多くの企業で赤字が計上されました。

日本は成熟市場であるため、今後爆発的な成長は見込めないかもしれませんが、世界を見るとブラジルやインドなどの新興国では今後も伸びが期待出来ます。

パナソニックでは中国・マレーシア・タイなどに狙いを定め、市場の拡大を急いでいるようです。

家電業界では消費者が身近に感じるものを開発することが多いです。

朝起きる際に使用する目覚まし時計のアラーム機能や、電子レンジで食べ物を温める機能など、日常ありとあらゆるところで組み込みエンジニアの知恵が活用されています。

工作機械業界

一言で言うと、金属の塊を加工するのが工作機械です。

皆さんの周りにある家電・自動車・ロケット・電車など、ありとあらゆる製品はこの工作機械によって生み出されています。

「機械を作る機械」なので、マザーマシンとも呼ばれています。

近年の工作機械業界はスマホ需要に支えられ勢いを増しています。

2014年12月には受注額が過去最高を記録し、世界的な拡大が見込めるマーケットになりました。

工作機械は一般の方の目に触れることがほとんどないため、あまり馴染みのない業界かもしれませんが、すべての製品の基盤であり必要不可欠な業界であると言えます。

組み込みエンジニアの3つのおすすめポイント

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組み込みエンジニアになると、以下のようなスキルを身につけることができます。

ソフトウェアだけでなくハードウェアの知識もつけられる

ソフトウェア開発を行う組み込みエンジニアですが、最終的なシステムはハードウェアへの組み込みになります。

そのため、ソフト面の知識だけでなく、必然的にハード面の知識を身につけることができます。

企業によってはソフトウェアの開発からハードウェアへの組み込みまでを一気通貫型で行うところもあり、技術者として幅広い知識を身につけることが可能です。

自分の作ったものを街中で見られる

自分で作った製品が形に残るので、実際に製品として出回っている姿を見ることができます。

特に家電や自動車などは使われる機会も多いので、目に触れる機会も多くなると思います。

自分の努力が形になるという点はやりがいにつながるでしょう。

様々な製品の基盤を作ることができる

組み込みソフトウェアは全ての製品の基盤です。

上でも述べましたが製品の「脳」にあたる部分なので、ここが駄目になってしまうと製品として機能しなくなってしまいます。

このように、製品にとって一番重要とも言える部分を作るわけですから、その分やりがいは大きいでしょう。

最近の組み込みエンジニアの動向

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近年の組み込みエンジニアのニーズは高まっています。

もともと需要が高い職種ではありましたが、様々な業界で通信化・エレクトロニクス化などが進み、ニーズはさらに加速しています。

組み込みエンジニアは一つの業界だけでなく、

  • 自動車
  • 自動車部品メーカー
  • 医療機器メーカー
  • 家電メーカー
  • 精密機器メーカー

など様々な業界で活躍することができる仕事です。

現在景気が回復傾向にあり、売上を伸ばす業界が増えていることもまた、組み込みエンジニアのニーズを高める要因の一つです。

C言語やC++などのプログラミング言語の経験は求められますが、未経験の方でもポテンシャル次第では採用される可能性は大いにありますし、現在市場も追い風傾向にあるので、組み込みエンジニアで就職を考えている方は今がチャンスかもしれません。

組み込みエンジニアとして生き抜くポイント

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組み込みエンジニアとして生き抜くためには、勉強への意欲は欠かすことができません。

上記の組み込みエンジニアのおすすめポイントでもあげた、ソフトウェア開発者でありながらハードウェアの知識をつけるができるという点においても、勉強して知識をつけていく姿勢は非常に大切です。

エンジニアと言っても、ソフトウェアとハードウェアとでは分野が全く異なるので、双方をきちんと理解できれば市場価値の高いエンジニアとして活躍することができます。

また、一見エンジニアには無関係と思われる語学力も、今後組み込みエンジニアとして生き抜くためには必要なスキルです。

海外製品に組み込むソフトウェアを開発する場合、当然語学力があればスムーズに業務に取り組むことが可能です。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

組み込みエンジニアについて理解を深めることができたでしょうか。

様々な製品の根底を支える組み込みエンジニアに皆さんも挑戦してみませんか?

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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