IoTの波に乗る!SE(システムエンジニア)の業界研究

SE(システムエンジニア)は、IT業界の根幹を支える職種の1つです。
IT業界の中でも、ハードウェア・ソフトウェア・インターネット・情報処理サービスの全ての分野で活躍する職業であり、近年IT業界の特需に伴って需要が高くなっている業種でもあります。

SE(システムエンジニア)の基礎知識

パソコンを操作するシステムエンジニア

SEの業務内容

SEの業務内容は、プログラミングを行うだけではなく、システムやサービスの設計を行います。
設計や構築に関する知識やスキルが求められ、プログラマーよりも幅広い知見が必要となります。
その為、プログラマーを経てSE、そしてPM(プロジェクトマネージャー)へとキャリアをすすめていく方が多くいらっしゃいます。

IT業界のシェア!業界TOP3まとめ

パソコンからネットワークがつながる様子

IT業界では、世界各国で事業展開を行っている企業が多いので、日本国内だけではなく、世界のTOP3をご紹介いたします。

世界TOP3

1位:IBM
売上高11兆4135億円
純利益1兆9373億円

アメリカ合衆国にあり、長年IT業界の売上高が世界1位のシェアを誇っていましたが、2012年の決済ではアップルやヒューレット・パッカードに次いでいます。
世界約170か国に事業展開を行っているグローバル企業です。

2位:ヒューレット・パッカード
部門売上高6兆1760億円
部門営業利益5917億円

アメリカ合衆国にあり、2015年11月にHP Inc.及びヒューレット・パッカード・エンタープライズの2社に分割されました。

3位:アクセンチュア
売上高3兆9205億円
営業利益5289億円

コンサルティングファームとして有名ですが、ITサービス事業でも世界的な大手として知られています。

日本国内TOP 3

1位:富士通
売上高4兆7532億円
営業利益1786億円

大手の金融や官公庁からの受注が多く強みを持っています。
43.3歳の平均年収は約810万円です。

2位:NEC
売上高2兆9355億円
営業利益1280億円

ネットワーク関連のシステム開発に強みを持っており、住友系のシステムを担当していることで知られています。

3位:日立製作所
部門売上高2兆0321億円
部門営業利益1162億円

特に社会インフラ関係に強く、官公庁や金融業界との繋がりもあります。

SE(システムエンジニア)のお勧めポイント

仕事に集中するシステムエンジニア

グローバルに活躍することができる

プログラミングに使用する言語は、世界で共通のものです。
つまり日本国内だけではなく、グローバルに活躍することができます。
近年インドやベトナムなどへ外注をする企業も多く、世界の人々とチームを組んで開発に取り組む場合もあります。
英語能力や多言語への理解が役立つだけではなく、「世界で働きたい」という夢を叶えることができる職場もあります。

働く場所を選ばない

IT業界ではリモートワークの導入が進んでおり、在宅で仕事をするプログラマーやSEも多くいます。
就業場所に縛られることなく、ライフスタイルの変化に柔軟に対応することができ環境の職場が多いことも、SEとして働く魅力の1つといえます。

プロジェクト単位で働くことができる

SEでは基本的に複数人の人がチームを組んで1つの業務に取り組みます。
その為、他社と協業を行うことが多く、自社だけではなく多くの人とコミュニケーションを取ることが多くあります。
顧客へのヒアリングやチーム内でのミーティングで、コミュニケーションを取ることが多くあり、孤独な作業というイメージが当てはまらない部分も多くあります。

最新の技術に触れることができる

プログラミング言語や技術は日々進化をしており、めまぐるしく状況が変わっていきます。
変化の多い業界で、刺激が常にあるので、勉強を続けていきたいという気持ちがある方にピッタリ。
向上心を持ちながら仕事に取り組むことができるだけではなく、沢山の刺激を受けながら成長することができる職業といえます。

最近のIT業界の動向

IT業界で働く社員たち

近年、IT業界では繁茂期を迎えています。
2014年のITサービス市場は前年比で3%増の5兆1893兆円。
これは大型のプロジェクトが相次いだことに加え、マイナンバー制度の導入などの官公庁や自治体による需要が増えたためです。
IT業界では特に有能な人材を求めており、転職活動を行う方も多いほか、ヘッドハンティングも活発に行われています。

今後のIT業界

特需ともいえる需要の高さをみせるIT業界ですが、今後はクラウド化が進むことにより、「まとまった売り上げをあげることが難しいのではないか」とみられています。
システムインテグレーションを引き受けている業者から、各ハードウェア・ソフトウェア・情報処理サービス業者への移行が行われるとみられるためです。
システムインテグレーションとは、システムの構築をする際に、ユーザーの分析や課題解決を行う計画立案、そして構築から運用・保守業務までを一括で行うこと。
日本では富士通やNTTデータがシステムインテグレーションを手掛けています。
大手が受注をし、下請けに仕事を流す構造がすでにできていますが、業務を細分化・効率化することで、価格競争に晒されることも見込まれています。
更にプログラミングは世界共通の言語なので、より賃金の安い発展途上国からの参入も多くあります。

SEとして生き抜くポイント

そんな中でもSEとして生き抜くためには、プログラミングに関する能力は勿論、マネジメント力や管理能力などを身に着け、多彩な要望に応えることのできる優秀な人材になることが大切です。
その為、SEを目指して勉強をするだけではなく、進捗管理能力や調整能力を身に付け、プロジェクトマネージャーへのキャリアプランをみながら勉強を進めていきましょう。
需要の変化に柔軟に対応することができるように、多彩なプログラミング言語や技術に触れるだけでなく、自己を高めていくための努力をすることで自信をつけていきましょう。

まとめ

ビッグデータやサイバーセキュリティーなど、新分野での需要が見込まれるSE・IT業界ですが、その先行きは決して明るい見通しとは言い難いです。
とはいえ、世界上位の企業5社をあわせても世界市場約80兆円の1/4程度の売上高のシェアがないということは、言い換えればどの企業にもチャンスのある業界なのです。
日本の中小企業が開発を手掛けたシステムで世界の人々の驚きと感動を与える……。
そんなサービスの構築も夢ではありません!

参考書籍:会社四季報業界地図2016年版 東洋経済新報社

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