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現役インフラエンジニア「資格があればOKではない!?」【KSKテクノサポートインタビューVol.3】

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今回は株式会社KSKテクノサポートで働いているS.KさんへのインタビューVol.3をお届けします。

株式会社KSKテクノサポートは、インフラエンジニアの未経験者採用を行っている注目のIT企業です。

その他のS.Kさんの記事は以下でもご紹介しています。

インフラエンジニアを目指そう!と決意しても、具体的にどのような資格を取得すれば良いかわからないですよね。今回のインタビューでは、インフラエンジニアとして活躍しているS.Kさんから、役に立つ資格や具体的な勉強方法を教えていただきました。既卒・第二新卒・フリーターの方、就職や勉強方法に悩みを抱えている方必見です!

インフラエンジニアとして活躍しているS.Kさん

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株式会社KSKテクノサポートに入社後、様々な実務経験を通して活躍されているS.Kさん。インフラエンジニアとして働く際に、役に立つ資格とその勉強方法についてインタビューしました。

インフラエンジニアとして役に立つ資格を教えてください。

役に立つ資格は何かというのは難しい質問ですね。まず大前提としてインフラエンジニアにはネットワーク、サーバ、データベースなど様々な業務があるので、自分の業務に合った資格を目指すのが一番でしょう。

しかし、これからインフラエンジニアを目指そうと思っていて、何から勉強していいのかわからないと言う人はCiscoの「CCNA」を目指してみるといいかと思います。

インフラエンジニアとして働いていく上で、IPアドレスへの理解が必ず必要になってきます。CCNAは、IPアドレスを理解でき、さらにネットワークの基礎知識を全体的に学習できる資格です。もし、インフラエンジニアになって最初の現場がサーバ系やデータベース系であったとしても、ネットワークの知識が無駄になることはありません。サーバもデータベースもネットワークに繋げなければ意味がないですからね。

IPアドレスの理解とネットワークの通信の流れを理解できれば、他の技術を勉強するときに理解しやすくなります。いざ実務に入っても業務内容を理解する足掛かりになると思いますよ。

 

※オススメの資格や勉強方法については、上の動画でもまとめています

では、S.Kさんは具体的にどのようにCCNAを取得しましたか?

まず私の体験談からお話しすると、自社であるKSKテクノサポートには入社前にCCNAを必ず取得できる研修が用意されているので、私はその研修でCCNAを取得しました。研修プログラムは専任の講師による講義と、ネットワーク機器の操作を学ぶ内容です。

研修について詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。

研修中は寮生活だったので、授業後には同期の部屋に集まって皆で勉強会もしていました。授業では分かったつもりでも実はそれが誤った解釈だった、なんてこともありましたね。仲間に説明することでその間違いに気付けたので、私にとっては一番効果的な勉強方法だったと思います。

私のように研修に参加をして、一緒に勉強する同期や実機に触れる環境があればそれが一番ですが、必ずしもそれができるとは限りません。

しかし、ネットワーク機器を操作できる環境がないからと言って悲観的になる必要はありません。これは私の持論ですが“資格を取得するだけ”ならCCNAをはじめ、ほとんどの資格は実機に触れなくても取得できます。

実機を操作することでより理解が深まり、資格取得が有利になることは間違いありません。実際の業務でも“実機を操作したことがある”というのは、大きなアドバンテージになります。しかし“資格を取得する”という意味では、問題の傾向を理解し多くの問題を解けば、実機操作は必須ではありません。

おすすめの勉強方法を教えてください。

おすすめの勉強方法は【Ping-t】というネットの問題集を使うこと。解説が丁寧なので、初心者でも勉強しやすいと思います。このPing-tを利用し、まずは全ての問題を完璧に回答できるようにしましょう。

CCNAはいくつかの項目に分かれているので、一つひとつの項目を理解してから次に進むことをおすすめします。いきなり全部の項目をランダム出題で勉強すると知識が定着しないので、学習時間が無駄にかかり、学習意欲も削がれてしまいます。一つひとつの項目の説明を読みながら理解して、全ての項目の学習が終わったら、全部の項目をランダム出題で確認するのが効果的です。

正直これだけを完璧にできるようになれば、それだけで合格できるのではないでしょうか。

しかしCCNAをはじめ、ベンダ(製品メーカー)が提供している資格は受験料が高額なので、黒本やその他の問題集も解いて万全な対策を取るのがおすすめです。見たことのある問題をどれだけ増やせるかが勝負の分かれ目といえるでしょう。

出題の傾向や出題方法を調べることも忘れないで下さい。CCNAだとシナリオ問題という試験画面で、コマンドを実行して出力を確認する問題があります。公式サイトでシュミレーションできるので、必ず試してから試験に臨んでくださいね。

いきなり問題を解くのは難しいという人には、「ネットワークエンジニアとして」というWEBサイトと、「1週間でCCNAの基礎が学べる本(インプレス)」という本がわかりやすいのでおすすめしておきます。

CCNAの資格を取得すれば業務で活躍できますか?また、ほかに役立つ資格はありますか?

ほかに何か役に立つ資格はあるか、CCNAを取得した後に何を勉強したらいいのかと疑問に思う人もいるかと思います。まず、はっきりと言えるのは“資格を取得しただけでは、実際の業務ではほぼ役には立たない”ということ。業務は教科書通りには進みませんし、知識があっても実際に設定できるのは全く別の話です。

では資格取得は意味がないのかといえば、そんなことはありません。資格取得の目的は大きく2つあります。

まず1つ目は「取得した技術の基礎知識が身に付くこと」です。

資格を取得したのである程度の作業はできると思っていたのに、いざ業務になると何もできなくてモチベーションが下がるかもしれません。しかし、最初は業務で何を言われているか理解できることが大事です。業務の話の中に知っている単語があるのとないのとでは、理解の早さが段違いです。

“資格=知識”でしかないことは理解しておきましょう。技術は業務をこなして覚えていくしかありません。

2つ目は「難しい業務に参加するためのパスポートになるということ」です。

技術も知識もない人にはチャンスは回ってきません。しかし、技術は実務で身に付けるもの。「実務経験はありませんが、資格を取得して基本的な知識はあるので挑戦させて下さい!」というアピールができて初めて、上位レイヤの業務に参加するチャンスを掴めます。

資格取得の目的からわかるかと思いますが、CCNAを取得した後に何を取得すればいいのかと考えている人は、自分の業務に関係のある資格、もしくは自分のやりたい技術の資格を取得するのがいいと思います。取得した資格の知識が実務で使えるなら、やりたい技術を勉強するほうがモチベーションは上がりますよね。会社が推奨している資格がある場合は、その資格の取得を目指すのもいいと思います。

これからインフラエンジニアを目指す方へアドバイスをお願いします!

最後にアドバイスをすると、簡単な資格をいくつも取得するよりも、まずは1つの技術の上位資格を取得したほうがいいです。これは、技術を幅広く身に付けたい人にも当てはまります。

サーバはネットワークで繋がっているように、技術と技術には繋がりがあるので、1つ核となる技術があれば、そこから技術を派生させることもできます。しかし浅い知識がたくさんあったとしても、それは誰にでもできることでしかないので、自分の武器にはなりません。

1つ得意な技術を身に付けてそれで戦うのもいいですし、その技術を核にしてどんどん広げていくものありです。まずは自分の気に入った技術でいいので、1つ武器を作ってみてください。

未経験インフラエンジニア採用を行うKSKテクノサポートの詳細はこちら!

S.Kさん、今回もお時間いただきありがとうございました!インフラエンジニアで役立つ具体的な資格や勉強方法、また資格と業務の関係性についてわかりやすくお話ししていただきました。実際にインフラエンジニアとして活躍されている方からの体験談は、とても為になりますね!

S.Kさんが入社したKSKテクノサポートは、インフラエンジニアの未経験者採用を積極的に行っています。教育体制が充実しており、研修ではインフラエンジニアの登竜門と言われる資格「CCNA」を必ず取得することが可能です。

KSKテクノサポートについて詳しく知りたい方や「手に職をつけたい」「自分に武器を身につけて働きたい」と考えている方は、ぜひ以下のページもチェックしてみてください!

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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