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フリーターを辞めて就職したい!正社員に就職成功するコツや注意点|就活サイトも紹介

内定が決まって喜んでいるフリーターの女性

 
最近、友達の結婚式に出席して、みんな正社員で働いているし、やっぱり早く就職しなきゃなって焦ったんだよね…….。

 
周りから結婚報告や仕事の昇進の話を聞いて、焦って就職活動始めるフリーターの方って多いです。いいきっかけですよね。

いくつか条件はありますが、フリーターでも正社員を目指すことは可能ですよ!

そもそもフリーターとは、定職に就かずパートやアルバイトで生計を立てている人のこと。

日本国内には約138万人(*)のフリーターが存在すると言われています。

しかし、年齢や経歴・フリーター期間・性別などなど様々な要素に左右されるので、この人たち全員が正社員に就職するのは難しいでしょう。

ただ、20代であることは最強の強みと言えます。

この記事では20代のフリーターの方に向けて、「なぜ今すぐ就活を開始すべきなのか」をお伝えしていきます。

この記事を読めば就活に対する不安を取り除けるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。

 
記事の内容はこちらの動画でも解説しています!

 

この記事でわかること

  • 正社員として就職しやすい・しにくい要素
  • フリーターでいることのデメリット
  • フリーターでも採用されやすい職種
  • フリーターが就職する時の注意点とコツ
  • フリーターにおすすめの就職支援サービス

(*)総務省「2019年労働力調査」https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/ndtindex.pdf

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フリーターの正社員就職は難しい?高卒や女性・年代で異なる難易度

 
20代のフリーターなら正社員就職は余裕ってこと?

 
余裕ではありません!!有利なのは確かですが、職歴の有無・フリーター期間の長さ・性別・学歴などによって状況は異なります。

 
性別までも関係してくるの?具体的に何が影響するのか詳しく知りたい!

それでは以下の4つに分けて「フリーターから正社員就職の難易度」について、データを元に紹介していきます!

  • 1.フリーター期間
  • 2.年齢
  • 3.性別
  • 4.学歴

1.フリーター期間:長いほど正社員になれる割合が下がる

フリーター期間が半年以内の場合、80%近い人が正社員として就職しています。

一方で、5年以上フリーターを続けていると正社員就職率は30%程度に低下

フリーター期間が長いと就職率が下がってしまうのが目に見えてわかります。

参考:https://www.jil.go.jp/institute/reports/2017/documents/0199.pdf

2.年齢:20~24歳までが最も正社員への就職率が高い

年齢別にフリーターの就職率を比較すると20~24歳のフリーターが最も高く、3割以上が正社員への就職に成功しています。

一方で、30歳を超えると2割を切ってしまうほど。

やはり20代のうちに就職しておくべきなんです。

20代でも前半と後半で差が出てくるので、1歳でも若い方が有利と言えます。

3.性別:女性は選べる職種が限られてくる

実はフリーターの数は女性の方が多いんです。

「結婚して、そのまま家庭に入って妊娠・出産し育児に専念したい」と考える人も多いでしょう。

一方で、正社員への就職を望んでいる人もたくさんいます。

事務職であれば未経験でも挑戦しやすいですが、現在コロナの影響もあり事務職求人はかなり減少

また、男性とは違い重労働は難しく、選べる職種が限られてきます。

 
じゃあ女性はどうしたらいいの?

 
女性についても20代のできるだけ若いうちに就活をすすめるのは同じです。ただ、30歳前後になると妊娠・出産を考える女性も多いので、なかなか正社員での就職が難しくなります。

そのため、経歴や適性を見て、就職しやすい業種に絞ることが重要になってきます。

後ほど、フリーターが受かりやすい職種・業界を詳しく紹介しますので参考にしてくださいね。

4.学歴:学歴の高さと就職率が比例する

高卒よりも大卒や専門学校・短大卒の方が就職率が高まります。

ただ、完全に学歴だけではなく、例えば「大卒後ずっとフリーターの28歳」「高卒だけど22歳」であれば、後者の方が有利になります。

また、いくら高学歴であっても「職歴が一切ないニート」より高学歴ではなくても「働いているフリーター」の方が企業からの評価は高いです。

 
なんか、残された時間があまりないことに焦ってきた!

 
そのことに気づいてもらえたなら良かったです!時間がないので、すぐに就活を開始した方がいいですよ。

このままフリーターでいることのデメリット・正社員との比較

フリーターのままでいることのデメリット

 
さらに焦らせてしまいますが、フリーターで居続けることがいかに損なのか解説していきます。

 
そんなに損?そりゃ正社員の方がモテるし、親も安心するからフリーターよりいいんだろうけど、ぶっちゃけフリーターの方が楽なんだよな……

 
若いうちは確かに、フリーターも正社員もそこまで大きな差があることに気づかないかもしれません。

ただ、年齢を重ねるとそのデメリットが痛いほどわかってきますよ。

デメリット1.給与面で差が開いてくる

フリーターの場合、時給で働くので働いた分だけ給与に反映されます。

サービス残業のある企業だと、正社員よりもフリーターの方が時給が高くなることも。

ただ、正社員の場合は徐々に給与が上がっていきます。

中には、ボーナスがある企業も。

役職が付くと年収の大幅アップも期待できますよね。

一方でフリーターの場合、多少時給がアップするかもしれませんが、限界があります。

また歳を重ねると長時間労働が体力的に仕事がキツくなってしまうことも……。

正社員と正社員以外の給与の比較

具体的に正社員と正社員以外の給与を比較したグラフをご覧ください。

20代前半では大きな差がみられませんが、40代後半にもなると2倍近い開きが生まれていますよね。

 
げっ、こんなに変わってくるんだ。

 
正社員の場合だと、基本給以外にもボーナスや様々な手当が加わるので。

今は大丈夫って思えるかもしれませんが、40代になって焦ってももう手遅れです。

なので20代の若いうちにフリーターを脱出しましょう。

デメリット2.福利厚生の手厚さが違う

正社員は給与に加えて福利厚生制度が設けられています。

 
福利厚生がいいとかってよく聞くけど具体的に何?

 
福利厚生とは金銭以外で提供される報酬のイメージ。

健康保険や年金保険など社会保険料については、会社の一部負担が義務付けられています。

また、フリーターだと働いた分だけが給与に反映されますが、正社員だと仕事を休んでも有給休暇として取り扱うことが可能

その他、多くの会社が導入している福利厚生には以下のような制度が挙げられます。

  • 住宅手当:家賃補助・社宅支給・持ち家支援など
  • 健康診断費負担:年に1度の健康診断など会社が社員の健康管理を行う
  • 育休や介護休暇:家族を支えるために必要な育児休業や介護休暇などの福利支援
  • 退職金:一定期間以上働いた社員が退職する時にまとまった金額を支給

また会社独自にも、社員旅行や資格取得支援・社員食堂など様々な福利厚生を設けています。

 
え~正社員ってこんなに手厚く支援されてるんだ……知らなかった。

 
そのため、たとえ給与が低くても福利厚生が充実していたら十分に生活していけます。

デメリット3.社会的信用度が低い

 
社会的信用ってどーいうこと?

 
社会的信用は会社の規模・年収・会社でのポジション(役職の有無)などに応じてランク付けされる信用力です。

20代前半であればまだ社会的信用の差を感じることはないですよね……。

例えば、一番身近な例を挙げると家を借りる時ですかね。

あなたの社会的信用が低いと、マンションやアパートでも家が借りられないことがあります。

 
えっ?何で?ちゃんと収入があればOKなんじゃないの?

現時点での収入だけで判断するわけではありません。

大企業に勤めていれば会社が倒産して収入が途絶える可能性は低いですよね。

一方でフリーターの場合、収入が不安定なので家賃を滞納してしまうリスクも。

なので、大家さんや不動産屋がNGを出す場合があるんです。

その他にも、車や家の購入でローンを組む際に社会的信用度が低いと金融機関の審査が通らないことも。

 
悲しい……フリーターって社会からそんな信用してもらえないのか。

フリーターから正社員になるメリット

 
フリーターを続けるのは、リスクが大きい気がしてきた…。

 
長い目で見るとフリーターとして働き続けるのは、あまりおすすめできませんね。

若いうちだと正社員もフリーターも収入は大差なく、責任面で「フリーターの方が楽」と思えるかもしれません。

しかし、正社員になることで以下5つのメリットがあります。

  1. 将来的に収入が安定しやすく、上がりやすい
  2. 大型連休や有給休暇もある
  3. 産休・育休がある
  4. 社会的信用度が上がる、親が安心する
  5. 気持ち的にも安心する

以下、それぞれのメリットを詳しく解説していきます。

将来的にも収入が安定・上昇していく

厚生労働省のデータによると、日本の正社員とフリーターにおける生涯賃金は、それぞれ以下の通りです。

  • 正社員:約2.2億円
  • フリーター:約6,000万円

正社員とフリーターで3倍以上の差があるのは、正社員には役職に応じた昇給があり、基本給に加えてボーナスもアップするからです。

一方、フリーターは長い期間働いても、大幅な昇給は見込めません

また、正社員の方がフリーターに比べて、収入が安定しやすいことも大きなメリットです。

フリーターは、アルバイト先の経営状況によってはシフトを減らされたり、クビになることもあります。

さらに、正社員はフリーターより、将来もらえる年金額も多いです。

日本の年金は2階建て方式になっており、以下の年金が反映されます。

  • 正社員:国民年金+厚生年金(平均14.4万円)
  • フリーター:国民年金のみ(平均5.6万円)

以上のことから、多くの生涯賃金を得ようと思うなら、正社員が圧倒的に有利です。

参考「厚生労働省:正社員とフリーターの格差より

大型連休や有給休暇もある

働く業種・職種にもよりますが、正社員は年末年始・GW・お盆などに大型連休を取りやすいです。

一方、フリーターはサービス業の仕事が多く、大型連休の時期にシフトが入っている人も多いのではないでしょうか?

また、正社員には「有給休暇」といった、給料をもらいながら休める日があります。

令和2年に厚生労働省が行った調査によると、労働者の平均有給休暇日数と平均取得率は以下の結果でした。

  • 平均有給休暇日数:18.0日
  • 平均取得率:56.3%

実質で見ると、平均して年に10日ほどの有給休暇を取得し、年間で120日ほどの休暇があります。(18×0.563=10.134日)

フリーターでも有給休暇の取得自体はできますが、以下のような条件が設けられているケースが多いです。

  • 働き始めて半年以上が経過している
  • 直近半年間の全労働日に、8割以上出勤している

参考「厚生労働省:令和2年就労条件総合調査の概況

産休・育休がある

前述したように、福利厚生の面でも正社員が有利です。

特に産休・育休が取得できるのは、正社員ならではの特権といえるでしょう。

産休とは、出産予定日の6週間前と出産してから8週間後の期間は、公的に仕事を休むことが認められている制度です。

育休は、1歳未満の子どもを養育する労働者は会社に申し出をすることによって、休暇を取得できます。

その後も保育園が見つからないなどの事情があれば、最長子どもが満2歳を迎えるまで育休を延長できます。

ただし育休の取得には条件もあり、具体的には「同じ職場で1年以上働き、育休から復帰後も1年以上働くことが想定されていること」です。

産休・育休ともに、期間中は給料の約7割が支給されます。

一昔前は「産休・育休は女性が取得するもの」という考えが目立っていましたが、最近は男性の育休も取得しやすくなっています。

社会的信用度が上がる、親が安心する

正社員として働いていると社会的信用が上がり、具体的には以下のメリットがあります。

  • クレジットカードや賃貸物件の審査に通りやすい
  • 低金利でローンが組みやすい

フリーターは社会的信用が低く「住みたい物件の審査に通らなかった」という事例も珍しくありません。

しかし、安定収入のある正社員は支払いの滞納がない限り、審査に通過できることがほとんどです。

また、正社員だと親や親戚が安心してくれます。

もちろん自分の生きたいように生きるのが1番大事ですが、フリーターで親が必要以上に心配し、関係性が悪くなったという家族もいます。

「正社員だから安泰」というわけではありませんが「正社員は雇用や収入が安定している」と思っている親は、まだまだ多いのが現状です。

気持ち的にも安心する

正社員になると、気持ち的にも安心感が大きいです。

雇用や収入が安定しやすいことはもちろんですが、それ以外にもフリーターから正社員になった人は、以下のような不安から解放されます。

  • このままずっとフリーターでいていいのか
  • 周りの友達は就職して、出世している…
  • 結婚もできないのでは?

フリーターだと日々の仕事は楽かもしれませんが、上記のような将来の不安とずっと戦わなければならず、精神的なストレスは大きいといえるでしょう。

正社員になれば、これらの不安から解放されて気持ちが楽になります。

フリーターから正社員に就職する方法

 
フリーターはリスクだらけだな…。
ちなみに正社員就職を目指す場合、何をしたらいいの?

 
具体的には、以下のステップを順番に行っていきましょう!
  • STEP1:やりたいことを考え、将来設計をする
  • STEP2:将来設計に合う仕事を探す
  • STEP3:必要な資格やスキルを取得する
  • STEP4:就職活動をする

まずは自己分析を行い、自分のやりたい業種・職種を決めましょう。

そして、その仕事に就くのに必要な資格・スキルがあれば習得します。

STEP4の「就職活動をする」については、以下で詳しく解説していきます。

就職活動をする方法

フリーターから正社員に就職する方法は、主に以下の4つです。

  1. 企業に直接応募
  2. ハローワーク
  3. 求人サイト
  4. 就職エージェント

それぞれの方法において「メリット・デメリット」「使い方」「おすすめの人」を解説していきます。

直接応募する

直接応募とは「求人サイトや就職エージェントを介さずに、自分で企業とやりとりをする方法」です。

まずは企業の採用サイトもしくはホームページをチェックし、応募条件を確認しましょう。

条件に当てはまっていれば、サイト内に応募フォームが用意されているので、そこから応募します。

直接応募のメリットデメリットを、それぞれ以下の表にまとめました。

メリット・熱量が高いと評価される
・企業側にコストが発生しないので印象が良い
デメリット・熱量が高いと評価される
・企業側にコストが発生しないので印象が良い

直接応募は、企業側からも「わざわざうちのサイトを見て応募してくれた」と熱量を感じてもらいやすいことが大きなメリットです。

「なぜ同業他社ではなくその企業なのか」をしっかり説明できる人にはおすすめできます。

ハローワーク

ハローワークは厚生労働省が管轄している、主に民間のサービスでは就職が難しい求職者の支援機関です。

無料で求人情報を掲載できることから、民間の求人サイトや就職エージェントに比べて、2倍以上の求人情報を取り扱っています。

ハローワークを利用するには登録が必要で、次のどちらかの方法で求職申込みを行いましょう。

  1. 管轄地域のハローワークに行って1から登録する
  2. ハローワークインターネットサービスから仮登録し、管轄ハローワークで本登録する

登録が終われば、相談員が求人案内や就活相談に乗ってくれます。

ハローワークを利用するメリットデメリットを、それぞれ以下の表にまとめました。

メリット・数多くの求人情報を見ることができる
・民間のサービスにはない地元企業の求人が見つかる
デメリット・大企業や好条件の求人は少ない
・専門性の高い求人は少ない(民間企業の研究職など)

ハローワークは、地元の中小企業に就職したい人におすすめできるサービスです。

求人サイト

求人サイトは、企業が求人募集の案内を載せて、求職者が自由に閲覧できるサイトです。

ネットにつながっていれば、いつでもどこからでも求人情報を検索できる手軽さから、多くの求職者が利用しています。

求人サイトは多くの場合、サイト内から会員登録を行うと求人検索ができます。

その中で気になる求人があれば、問い合わせや応募も可能です。

求人サイトを利用するメリットデメリットを、それぞれ以下の表にまとめました。

メリット・求人を自由に閲覧できる
・自分のペースで転職活動を進められる
・企業から直接オファーが届く場合もある
デメリット・合う企業を自分で見極める必要がある
・書類選考で落とされることも多い
・履歴書や面接などの対策は、自分で行う必要がある

求人サイトは「自分で企業を判断したい」「自分のペースで就活を進めたい」という人におすすめです。

就職エージェント

就職エージェントは「人材を採用したい企業」と「転職したい求職者」をマッチングするサービスです。

「どうやって就活を進めたらいいか分からない…」と悩む求職者も、就職エージェントが1からサポートするため、安心して就活できます。

就職エージェントを利用するメリットデメリットを、それぞれ以下の表にまとめました。

メリット・非公開求人がある
・企業とのやりとりはエージェントが行うため楽
・履歴書や面接対策もサポートしてくれる
・求人サイトには載っていないような、企業の内部事情を知れる
デメリット・担当者との相性によっては、ストレスを感じる場合もある
・自分のペースで転職活動がしづらい
・内定をもらうまでに時間がかかる

就職支援のプロに相談しながら就活を進めたい」という人は、ぜひ就職エージェントを活用してみましょう。

特にフリーターから正社員への就職にはコツや注意点があるので、1度気軽に相談するのもおすすめです。

フリーター就職の注意点4つ

 
フリーターが就活をする上で気をつけないといけないことって何かある?

 
新卒の就活とは全く状況が異なるので、フリーターならではの注意点が4つあります。
  1. ブラック企業に気をつける
  2. 「派遣から正社員」を目指すのは難しい
  3. 今すぐ行動する
  4. なぜ就活するのかという理由を明確にする

就活を失敗させないためにいずれも重要です。

それぞれ詳しく説明していきますね。

ブラック企業に気をつける

 
ブラック企業だけは避けたい……。

 
残念ながら公開されている求人の中にはブラック企業が混じっています。

一大決心して就職した先がブラック企業で、すぐに辞めてしまっては意味がないどころか経歴に傷がつきマイナスになっちゃいますよね。

 
でも僕らには時間がないし、急いで仕事を見つけないといけないんだよね。焦ってたらブラック企業にひっかかってしまいそう……。

ブラック企業を見分けるポイントとしては、

  • 掲載期間の長い求人、頻繁に求人掲載している企業は避ける:人の入れ替わりが激しく、労働環境が悪いことが予想される
  • 実際に働いている人・いた人(OBやOG)に直接話を聞いてみる:実際に働いている/いた人の話は信ぴょう性が高い
  • 福利厚生や給与などの細かい条件が求人票に記載されていない:残業手当や定期昇給に関する記載がない場合は確認する

などがあります。
特に、ハローワークや転職サイトにはブラック企業が混じっているので自分で見極めなければなりません。

 
なるほどねえ。でもこれだけで大丈夫かなあ。

 
ブラック企業を確実に避けたい!という場合はウズキャリでご紹介する求人なら安心です。独自基準に基づいてブラック企業は徹底排除しています!

派遣から正社員は結構難しい

 
フリーターの方からよく、「まず派遣に就いてそっから正社員を狙いたい」という相談を受けます。ただ、派遣から正社員への登用は容易ではありません。

求人票に、「紹介予定派遣」と記載されていても、企業があなたを正社員として採用する保証はどこにもないんです。

採用されたとしても「契約社員」かもしれません。

企業に選択権があるので、「紹介予定派遣=正社員になれる」と期待するのは止めましょう。

 
派遣なら簡単かなって思ってたけどそっから正社員って難しいんだ……知らなかった。

 
そもそも20代であればまだ正社員を狙える年齢です。だから我々としては派遣社員として就職することはおすすめしていません。

ただ、どうしても働きたい職種が「派遣でしか受からなかった」という場合は、仕方がないですよね。

また、30代以降で正社員として採用されなかった場合に、紹介予定派遣を検討するのは選択肢の一つです。

いずれにせよ、順序として「正社員から探す」のが基本です。

なるべく今すぐ開始する・後回しにしない・資格取得するなら同時進行

あなたが現在何歳であっても確実に言えることは「今すぐ就活を開始した方がいい」ということ。

1歳でも早く就活を開始しなければ、それだけ不利になってしまいます。

 
でも例えばITエンジニアを目指すなら専門資格を取ってた方がいいんでしょ?資格を取得してからじゃダメ?

 
同時進行で進めましょう。確かに、資格を取得した方がアピール材料にもなるし、入社してから実務に取りかかりやすいというメリットはあります。

一方で、「資格の取得に1年以上かかった」となると、あなたはそれだけ就職できるチャンスを逃していることにもなってしまいます。

そのため、就活と並行して資格の取得を進めるといいです。

熱意をアピールできる上、仕事のミスマッチを避けることも可能。

ただ、アルバイトを辞める必要はありません。

金銭的にもきつくなり、さらに空白期間も生まれてしまうのでアルバイトの勤務時間を上手く調整しながら就活を進めるのがいいですね。

 
シフトだからそれはどうにでもできる!バイトと就活と資格勉強の掛け持ちか……頑張らないと!

なぜ正社員として就職したいのかという理由を明確にする

最後に、「なぜ正社員就職したいのか」という理由を明確にして就活を開始することをおすすめします。

 
理由?だって就職しないとヤバいじゃん!年取ったら正社員になるのは難しそうだし……。

 
ここまで正社員にならないとどれだけリスクがあるのか説明しましたが、「我々がそう言って焦ったから始めた」という理由や「周りが就活を開始したから」というきっかけでは就活へのモチベーションが継続しません。

あなた自身に明確な理由や目的・目標がなければ、就職活動でつまづいた時に、そのまま諦めてしまう危険性があります。

理由については難しく考える必要はありません。

例えば、

  • 今付き合っている彼女と結婚したいから
  • しっかり稼いで家を購入したいから
  • いつか大手企業で責任のある大きな仕事を担当したいから
  • 友達や先輩に遅れをとりたくないから

といった理由でかまいません。

叶えられるかどうか、正しいかどうかは気にしなくてもOK。

それが本心であり、あなたが熱くなる理由や目的であれば、就活を成功へ導く大きな支えとなります。

フリーターの就職活動を成功させるコツ

 
就活始めるってことは履歴書作らないとだし、面接も受けるんだよね?面接はめちゃくちゃ苦手。しかもアルバイトの経験しかないし、履歴書の見栄えゼロ。こんなんで、どうしよう……!

 
履歴書や面接に関してはきちんとポイントを押さえれば、選考に通過する内容に仕上げられますので安心してください。

ここでは、

  • 履歴書・職務経歴書の書き方
  • 面接対策
  • 自己PRの作成法
  • 志望動機の伝え方

について解説していきます。

履歴書・職務経歴書

履歴書や職務経歴書では、少しでも自分を良く見せようと事実を隠したり、虚偽の記載をしてしまったりするのは絶対にダメです。

例えば大学を中退したことを記載しなかったり、アルバイト期間をごまかしたり……。

せっかく内定がもらえても経歴詐称が見つかったら内定を取り消される可能性もあります。

ただ、かっこよく見せるのはアリ!

 
えっ?どーいうこと?

 
証明写真を写真館で撮ってもらうのは重要です。かっこよく撮ってくれますし、清潔感があり身なりがきちんとしていることをアピールできますしね。

また、履歴書のフォーマットを選ぶ際に、空白ができるだけ少なくなるものを選ぶといいです。

履歴書に多くの空白があるより、ぎっしり詰まっている方が良い印象を与えられるから。

 
なるほどね~確かに、写真だけでも仕事ができる男風に撮ってもらいたい!笑 履歴書もフォーマットが統一されているわけじゃないんだね、知らなかった。

面接

面接で重要なのは面接官の気持ち・考えを理解することです。

面接官の最大の目的は「あなたが長期的にその会社で活躍できるか見極めたい」ということ。

深堀りした質問に対して「自分が責められているのではないか」と感じてしまうかもしれませんが、面接官としては困難な状況になった時、あなたがどのように捉え、考え、行動していけるかを知りたいのです。

忙しい面接官は“できればあなたを採用したいという前提”で会ってくれています。

そのため、面接を恐れる必要はありません。

 
でも圧迫面接されたらどうしたらいい?

 
私は圧迫面接する会社には入社しない方がいいと考えています。ブラック企業である可能性も高いので。穏やかな雰囲気で進む面接が大半なので安心してください。

 
なるほど!圧迫面接されたらその会社には行かなければいいってことだね。それを聞いたら安心。

 
また、面接での質問はある程度パターンが決まっています。

その回答を事前に準備してきちんと話す練習をしていれば、面接で焦ったり、上手く答えられないということはないでしょう。

▼参考解説動画

自己PR

 
自己PRは面接でもよく聞かれることが多いですよね。

 
何を話せばいいかすごい迷う……。

 
まずテンプレートに沿って作成し、それを元に伝えるといいです。

ストーリー性があり、聞き手が面白いと思える内容を心がけることが重要

具体的には、

  1. タイトル:あなたがどんな人か。「私は~な人です」
  2. 前置き
  3. 課題(問題)+決意:課題がなければ話に深みが出ない
  4. 具体的な解決策1:あなたがどうやって解決したかを面接官が納得できるよう伝える
  5. 具体的な解決策2:解決策は2つでもOK
  6. 具体的な解決策3
  7. 結果:具体的で感心してもらえること。点数や売上や人数など。
  8. タイトルを繰り返す

という流れがきれいです。

自己PRを作成する時はまず「結果」から考えていきましょう。

 
こうやってテンプレートにしてもらうと考えやすい!

▼参考解説動画

志望動機

志望動機は必ず聞かれると言っても過言ではありません。

なぜその会社を選んだのか」「なぜその会社じゃないとダメなのか」ということを伝えるのですが、意外とNGな志望動機を挙げている人が多いです。

 
うそ~?NGな志望動機ぜひ知りたい!

 
避けた方がいい志望動機は以下の通りです。
  • 好きだから:消費者としての好きはダメ。お金を払ってもらう立場になるためミスマッチが生じやすい。
  • ビジョンに共感:会社が掲げるビジョンは共感されて当然だから。
  • 社会貢献がしたい:社会貢献したくない人、したくない会社はほとんどない。
  • 福利厚生が充実しているから:会社の中身ではなくて表面上の福利厚生のみに魅力を感じていると捉えられるから

 
一見良さそうな志望動機なのに!でも理由を見ると納得できる。

当たり障りのない志望動機ではなく、他の人と差別化できる内容を意識しましょう。

「あなたが大事にしていること」と「会社が大事にしていること」が一致する志望動機が理想です。

▼参考解説動画

フリーター・未経験でも採用されやすい職種・業界

 
フリーターのデメリットもよく分かったし就職はしたいんだけど、本当に受かるのかって不安が大きい……。学歴も高くないしさ。

 
前述した通り、フリーターの場合は“受かりやすい職種”に絞って受ける方がベターです。

これからフリーターでも採用されやすい職種や業界を紹介していくので、この中で興味のある仕事を狙っていくといいですよ。

フリーターが受かりやすい職種を考える時は、以下の2点がポイントです!

  • 【POINT1】未経験でも採用されやすい職種
  • 【POINT2】学歴不問

これらを押さえた職種・業種では、以下の職種などが挙げられます。

  • 1.営業職
  • 2.事務職
  • 3.施工管理
  • 4.ITエンジニア
  • 5.タクシードライバー
  • 6.介護関連職

(他にも色々な職種を挙げればきりがないので、今回は上記の6つを紹介していきます!)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

頑張り次第で高収入を目指せる「営業職」

営業といっても個人営業や法人営業・企画営業・技術営業・新規開拓営業など営業方法や営業分野、営業相手などによって様々な種類が存在します。

中でも求人数が多く、未経験かつ学歴が問われないのが「不動産」や「保険」の営業です。

営業職の場合、基本給は高くないのですが成績に合わせてインセンティブ(報奨金)が発生します。

そのため、成果を出せばそれだけ、給与に反映されます。

ただ、営業なのでノルマがきつかったり、お客さんから冷たい態度をとられたりと辛い部分も。

ただ、それを乗り越えれば稼げる営業マンになれるでしょう。

オフィスワークが人気の「事務職」

事務職は特に女性におすすめの職業。

高収入は期待できませんが、ノルマや外回りなどがなく専門知識も不要なので挑戦しやすいと言えます。

また、残業や休日出勤なども基本的に少ないので時間をコントロールしやすく、ワークライフバランスをとりやすいです。

正確にコツコツ作業をするのが得意という方におすすめ。

 
ただ前述の通り、コロナの影響により事務職の求人は激減しています……そのため、今は事務職に絞るのはおすすめできません。(2021年7月現在)

国家資格を取得すれば高収入も可能な「施工管理」

施工管理とは、工事全体の施工が計画通りに進むように管理すること。

残業や休日出勤が多いのでハードワークではありますが、その分給与に反映されます。

施工管理技士には土木施工管理技士・建築施工管理技士・電気工事管理技士など様々な国家資格があり、実務経験を積みながら資格を取得していくことでキャリアを形成できます。

フリーターから施工管理に就職しステップアップしていけば、いずれは大手企業に転職も可能に。

もちろん高収入も目指せます。

 
体力には自信があるし、施工管理もいいかも。大手企業に入れる方法もあるんだね~!!

自由な働き方も実現可能で手に職がつく「ITエンジニア」

様々な分野でIT化が急速に進んでいる現在、優秀なITエンジニアが圧倒的に不足しています。

そのため、イチからIT人材を育てようと考える企業も多く、未経験からでも挑戦可能な求人が存在します。

ただ、ITエンジニアは専門職なのでスキル・知識を身につける必要があります。

そして、未経験OKの求人であっても、年齢によっては関連資格を持っていないと厳しい場合が多いです。

 
じゃあ難しいかな……フリーターからでも挑戦できて手に職が付くなんてかっこいいし憧れるけど。

 
20代前半であれば資格がなくても受けられる企業もありますよ。20代後半以降だと資格は必須ですかね。

どっちみち入社してから勉強しないといけないので入社前に取得できるのであれば、取ることをおすすめしますよ!

力量次第では十分稼げる「タクシードライバー」

タクシードライバーといえばあまり稼げないイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は高単価顧客を効率よく獲得できれば高収入を狙える職種なんです。

専門知識や特別な技術は求められず、運転さえできれば誰でも目指せますよね。

 
なんか僕でもできそうだしいいかも!座って運転してればいいんでしょ?

 
タクシードライバーにも売上ノルマがありますよ!また夜勤もあったり、酔っ払いの対応もしないといけなかったりと決して楽な仕事ではありません。

一方で、「効率的にお客さんを見つけられる」「長距離のお客さんを獲得できる」スキルを持ったタクシードライバーを目指せば、インセンティブも支給されるので年収が高くなります。

ただ、タクシードライバーもコロナの影響でお客さんの数自体が減っているので、より競争が激しくなっており、求人も減少していますね。

業界全体で人材が不足している「介護関連職」

高齢化社会の日本では、介護を必要とする高齢者が年々増加しています。

しかし、ハードワークで給与も高くない介護関連の仕事は慢性的に人手不足の状態。

そのため「未経験OK」の求人を見つけることは簡単です。

 
でも、そんなキツイ仕事続くか心配……。

 
介護離職を防ぐために、国も企業も労働環境の見直しを進めています。少しずつ制度改革が進み、今後は働きやすくなることが期待できます。

また介護関連職は、キャリア形成が明確なので経験を積み、資格を取得していけばステップアップ・収入アップも可能ですよ。

様々な職種・業種を紹介しましたが、「自分に合う仕事が分からない」という場合は我々ウズキャリに是非キャリアのご相談をしにきてくださいね。

フリーターにおすすめの就職支援サービス・就職サイト・エージェント

最後にフリーターの就活は、一人で行わず就職支援サービスや就職サイト・就職エージェントを活用していくことをおすすめしています。

 
一人で進めるのはNG?フリーターだし、ちゃんと取り合ってもらえないんじゃないかって不安なんだよね。

 
せっかく便利なサービスがあるので利用しない手はないですよ!これらのサービスを利用する時に、「フリーター向けのサポートを提供しているサービス」を選べば大丈夫。

 
そっか。フリーター用のサービスがあるんだね。それなら躊躇しないや。

ここではハローワーク・就職サイト・就職エージェントを利用するメリットをそれぞれ紹介します。

 

ハローワーク

  • 地元で就職できる
  • 多くの求人に目を通せる
 

就職サイト

  • 自分のペースで就活できる
  • 求人を自分で探して応募できる
 

就職エージェント

  • カウンセリングを通してあなたの性格・適性を判断しマッチングした求人を紹介してくれる(書類通過率も高まる)
  • 履歴書添削、面接対策、キャリア相談にも応じてくれる

 
それぞれ良さがあるね。でもどれを使うか迷うな……。

 
1つに絞る必要はありませんよ。相性もあるので、それぞれ利用してみてから決めるのもOK。また、就職サイトや就職エージェントもそれぞれ複数存在するのでフリーターに特化したサービスを利用するといいです。

 
是非教えて欲しい!!

フリーターにおすすめの就職サイト・就職エージェント

フリーターの正社員就職なら「ウズキャリ」

おすすめPOINT

  • 今までサポートした3.5万人以上の20代の就職内定率86%
  • 就活サポートは他社の10倍以上時間をかけて丁寧に行っている
  • 厳しい自社基準でブラック企業を徹底排除しているので安心

UZUZが運営するウズキャリはフリーター・既卒・第二新卒などの20代に特化した就職エージェントです。
IT系企業の紹介も得意としており、「ウズウズカレッジ」というエンジニアになるための資格取得の教室も運営しています。経歴に自信のない方は特に、ウズキャリの就職サポートを是非一度使ってみてください!

未経験から正社員へ「ハタラクティブ」

おすすめPOINT

  • 正社員への就職成功率80.4%の実績!
  • ビジネスマナーから面接のコツまでも伝授
  • 未経験OK企業のみでも2,300件以上の求人を保有している

ハタラクティブはレバレジーズ株式会社が運営する就活エージェントです。20代の利用者が多いものの、年齢制限は設けていないため30代でも利用可能です。オンライン面談も行っているので、まずはお気軽に相談をしてみては?

若年層・フリーター向け就活サイトなら「Re就活」一択

おすすめPOINT

  • 第二新卒・既卒・フリーター向けの就活サイト
  • 質問に答えるだけで自分に合う仕事がわかる適職診断ができる
  • 希望条件や経歴を登録しておくことで企業からスカウトが届く

株式会社学情が運営する、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けの就職サイトです。適職診断や、企業参加型のイベントも開催されており、企業の雰囲気を知ってから応募が可能。希望条件や経歴を登録しておくと、企業からスカウトメールが届くことも!

この記事のまとめ

以上、現在フリーターで正社員を目指している人に向けて、以下の内容を解説しました。

  • フリーターの正社員就職は難しいのか
  • フリーターから正社員になるメリット
  • フリーターから正社員に就職する方法や注意点
  • フリーター・未経験でも採用されやすい職種・業界
  • フリーターにおすすめの就職サイト・エージェント

正しい方法で就活すれば、フリーターから正社員に就職することは十分可能です。

私たちUZUZも、あなたの就活を全力でサポートしますので、よければ気軽にご相談ください。

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第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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