なぜなら、ハローワーク1本で就活を進めると以下のようなリスクを伴うからです。
- 職種や企業とのミスマッチが生じやすい
- ブラック企業に引っかかってしまう
上手く活用すれば、あなたの就活に大きく役立ちますが、どのように活用するのかがとても重要です。
この記事で伝えたいこと
- ハローワークの利用にはメリット・デメリットがある
- ハローワークは求人検索ツールとして便利!
- 既卒の就活では求人サイトや就職エージェントの利用がおすすめ
そもそも既卒の就活ルートはハローワークだけではありません。
求人サイトや就職エージェントの利用に抵抗がある人に是非読んでもらいたい内容です!
既卒の就職なら「ウズキャリ」の利用がおすすめ!
この記事の目次
ハローワークでの就活がおすすめの既卒
先ほど、ハローワークの利用はおすすめできないとお伝えしたのですが、むしろ「ハローワークを使った方が良い」「ハローワークでの就活がおすすめ」という既卒者もいるんです。
- 地元(地域に密着した)の企業に就職したい人
- 大企業より中小企業に就職したい人
- 豊富な求人数の中から自分で求人を選びたい人
それぞれ詳しく説明していきますね!
地元(地域に密着した)の企業に就職したい人
ハローワークでは”求職者が転居することなく就職できる”ことを前提に求人を掲載しています。
そのため、「地元に帰りたい」「東京などの都心部は嫌」「地域密着の企業に就職したい」という人はハローワークで求人を見つけやすいんです。
大企業より中小企業に就職したい人
ハローワークでは事業規模の小さな会社も求人を掲載しています。
中には従業員数が10人にも満たない小さな会社が含まれていることも。
事業規模にこだわらず、こじんまりとした職場環境でのびのび働きたい!という人にはハローワークでの求人探しが向いていますね。
豊富な求人数の中から自分で求人を選びたい人
ハローワークでは地元密着の求人を見つけられる一方で、全国の求人をチェックすることも可能。
ハローワークの場合、企業は無料で求人掲載できるので求人サイトや就職エージェントに比べ、取り扱い求人数が圧倒的に多いんです。
また、就職エージェントのようにあなたに合う求人をいくつか選定して紹介してくれるわけではなく、自分で求人を選ぶことになります。
つまり、膨大な求人の中から自分で求人を選びたい!という人にはハローワークが向いているかもしれません。
ハローワークのメリット・デメリット
ハローワークを利用するメリット・デメリットを表にして比較してみました!
ハローワークのメリット
求人サイトや転職エージェントよりも取り扱いの求人数が多いというのはやはり大きな魅力ですよね。
ハローワークは求人掲載が無料なので、採用に大きな予算がかけられない中小企業や、コストを抑えて人材を集めたいという企業が求人を載せるため、求人が豊富に集まります。
また、ハローワークの事業所は全国に存在するため、全国各地の求人が取り扱われています。
求人サイトや転職エージェントではどうしても都心部の企業の求人が中心となるため、地域を限定する場合はハローワークの方が選択肢が増え、受けたい企業が見つかりやすくなるかもしれません。
さらに、ハローワークは企業側だけでなく求職者も利用が無料です。
就職相談や模擬面接などある程度の就職サポートを受けることが可能。
就職サポートの一つとして、職業訓練を受けることもできます。
WEB制作やパン職人・ネイリスト養成など幅広い職種のトレーニングを受け、就職に必要な知識・スキルを身につけていきます。
詳しくは公式ページで確認してみてくださいね!
ハローワークのデメリット
ハローワークを利用する最大のデメリットは、豊富な求人の中にブラック企業が含まれている点ではないでしょうか。
すぐに人が辞めてしまうブラック企業は、募集・採用にお金のかからないハローワークを利用します。
また、求人サイトや転職サイトでは求人掲載の審査が厳しいため、劣悪な環境のブラック企業取り扱ってもらえません。
しかし、そんなブラック企業でもハローワークには求人を載せられてしまうのです。
実はハローワークの求人は必要最低限の情報しか載っていないことがほとんど。
ほとんどが文章だけで、写真がないので企業の雰囲気もわかりづらいのです。
その結果、「自分に合った企業なのか」「既卒向けの求人なのか」ということが分からないまま応募しちゃうことになるんですよね……。
このようなミスマッチが生じやすい理由は、ハローワークの職員が就職エージェントで働いているようなプロのキャリアカウンセラーではないことも理由の一つです。
そのため、求職者の適性・性格を見極め、その人に合う企業を紹介するノウハウは持っていません。
事務的に仕事をこなす職員も多く、「きめ細かなサポートを受けたい!」という人には物足りないと感じてしまうのではないでしょうか。
ハローワーク利用の流れと活用のコツ
ハローワーク利用の流れ
まずはハローワークを利用した場合の面接までの流れです。
STEP1:求職者登録
ハローワークの利用には求職者登録が必須。
- 基本情報
- 希望職種
- 勤務地
- 雇用条件
- 学歴
- 資格
- 経歴
などを入力する。
求職者登録は最寄りのハローワークで行いますがネットで仮登録も可能。
STEP2:パソコンで求人探し
求職者登録すればハローワークの求人が自由に閲覧できる。
事業所に出向かなくても自宅で「ハローワークインターネットサービス」を利用することも可能。
STEP3:ハローワークスタッフに相談
気になる求人があれば職員に相談して詳細を聞いたり、似た求人を探してもらったりすることもできる。
STEP4:求人応募
求人応募はあなたが行うのではなく、ハローワークのスタッフが企業へ連絡する。
面接日が決まると職員が紹介状を発行し、それを持参して面接に向かう。
選考結果はハローワークに通知される仕組み。
このような流れになります。
ハローワークを活用するコツ
続いてハローワークを活用する際のコツについて説明していきます!
▼求人検索ツールとして利用する
ハローワークの事業所でパソコンを使用したり、職員に仕事の相談をするには求職者登録が必須です。ただ、求人を見るだけなら登録不要で利用できます。
「ハローワークインターネットサービス」で、条件を絞って検索してみましょう。
▼新卒応援ハローワークがおすすめ
事業所に赴く場合は「新卒応援ハローワーク」に向かいましょう。
新卒を含め、大学卒業後3年以内の求職者を対象として就職支援を行っています。
既卒向けの求人が集まっているので求人を選びやすいです。
▼ブラック企業を見極める
ブラック企業を見極めるには、次の項目をチェックするといいです。
- 通年あるいは頻繁に掲載されている→人の入れ替わりが激しく常に人材不足
- 給与の表記が曖昧→例えば月額15~60万円など、ふり幅の大きい提示は要注意
- 年間休日日数が少ない→120日以上が望ましい
このうち一つでも該当する求人は避けておいた方が賢明でしょう。
「どれも当てはまらないけどブラック企業かどうか気になる」という場合は、あなたが登録している就職エージェントの担当者に相談するのもアリです。
また、ウズキャリで取り扱いのある似た求人を探したり、同じ求人があればより詳細に情報提供しますよ。
就職エージェントについては、次の見出しで詳しくご紹介していきますね!
既卒の就活でハローワーク以外におすすめのサービス
前に既卒が登録しても相手にされないって聞いたことあるし。
相手にされないっていうのは恐らく、求人サイトや就職エージェントの登録するジャンルを間違ってしまったんでしょう……。
求人サイト・就職エージェントにも得意とする領域があります。
例えば、
- 医療従事者向けの求人を豊富に扱っている
- 経歴が10年以上あるハイクラスの求職者をターゲットにしている
- 働くママを対象に求人を紹介している
といった求人サイトや就職エージェントに既卒者が登録してもマッチする求人は見つかりませんよね?
なので既卒に特化した求人サイトや就職エージェントを利用するべきなんです!
以下、違いを表にまとめてみました!
僕は誰かに引っ張ってもらった方が頑張れるタイプだからエージェントが向いてるかも!
他社の10倍もの時間をかけてじっくりあなたに合った仕事を探しますよ!
既卒の就職サポートならウズキャリ!

ウズキャリは、既卒・フリーター・第二新卒に特化した就職・転職エージェントです。
就職活動やキャリア相談などのサポートが完全無料で受けられます。もし今、就職や将来について悩みを抱えているなら、ぜひご相談に乗らせてください。
どんなことでも、全力でサポートいたします!
※UZUZについてもっと詳しく知りたい方はこちら!
(この記事の下部に移動します)
既卒の就活でよくある質問
最後に、既卒の就活でよく聞かれる質問にお答えしていきます!
Q 就職エージェントって、口コミが悪い求人しか紹介してくれない&利益のために就職しやすいところしか紹介してくれないって聞いたけど本当?
それはエージェント次第ですね。
ただ、わざと評判の悪い企業やブラック企業の求人をかき集めて掲載しているわけではなくて、担当者が紹介する企業をきちんと調べていないんだと思います。
また、利益のことだけ考えて企業を紹介していると、紹介した人材と企業の間でミスマッチが生じ、短期離職が頻発するはずです。
その点、ウズキャリでは事前に企業訪問を含め事前調査を行いブラック企業を徹底排除しているのでご安心ください。
いくつかエージェントを登録して見極めてみるのも一つですよ。
Q 求人サイトの求人も、既卒向けはあまり良いものないって聞いた
前述した通り、求人サイトを利用する場合も既卒を専門とする求人サイトを利用すれば既卒向けの求人が豊富に揃っているはずです。
一方でハローワークの場合は対象者を特定していません。
そのため、既卒向けの求人を探すこと自体難しい面があります。
また、求人数は多いもののブラック企業が含まれていたり、掲載が無料なのでとりあえず求人を載せている企業も。
本気で人材を欲しがっていないので受けたところで不採用になることも多いでしょう。
貴重な時間を使うからには成功率の高い求人を狙うべきです。
ただ、求人市場の条件を知るために色んな求人に目を通すことは大切なので、ハローワークも活用してみるといいです。
Q 既卒も新卒の求人に応募していいの?
問題ありません。
既卒3年目までは新卒という扱いになるので。
ただ、新卒と一緒に戦うことになるので経歴的にどうしても不利になってしまいます。
既卒の就活は新卒のように“3月から一斉にエントリー開始!”というように決まっていないので、いつでも応募できる既卒あるいは中途採用向けの求人を選ぶのがベターです。
Q 既卒を採用している大手企業があるって聞いた
ありますが本当に稀です。
まず、大手企業に絞って就活するのはおすすめできません。
選択肢が非常に狭まる上、競争も激しくなるから。
無職の空白期間が長い方が危険なので、空白期間を短くするためにも会社の規模で選ぶのではなく、「どんな仕事がしやいのか」「どんな職場環境で働きたいのか」ということをよく考えて、求人を探すようにしましょう。