ぶっちゃけ、もう辞めたいんだけど。
心配しないでください!
諦めないで就活を継続するための方法がいくつかあります。
この記事の目次
既卒が就活に疲れてやめたい気持ちを持ったまま続けると起こること
やる気を失った状態で就活を続けても、悪循環ばかり生じてしまいます。
一体どんなことが起きてしまうのでしょうか。
ダラダラと就活期間だけが伸びていく
新卒者とは状況が異なり、あなたには「いつまでに就職先を決めなければならない」という期限がありません。
ある意味、制限のない自由の身ともいえるのでダラダラと就活期間だけが伸びてしまいます。
既卒の就職活動では、若ければ若いほど有利になるからです。
一方で30代に突入してしまうと、未経験から正社員のポジションに就くのはとても難しくなってしまいます。
なので、「就活を続けてきたけど、気づいたら30歳を過ぎていた……」という事態は避けなければなりません。
現状のままでも生活できるから…と就活を完全に諦めてしまう
書類選考に通過できなかったり、面接で落ちてしまったりすると「このまま就活を続けなくても、今の生活のままでいいんじゃない?」と自分の中の内なる声がささやき始めます。
しかしその声に耳を傾けてはいけません!
確かに今は、問題なく生活できるでしょう。
でも、今きちんとした職に就いていないと、いずれ結婚して子どもが生まれたり、病気になったり、年老いたりした時に生活が苦しくなる可能性があります。
その時に「何であの時に就活を辞めてしまったんだろう」と後悔することになるでしょう。
就職できるチャンスのある今、10年後・20年後のことを考えて、就活に力を入れないといけません。
病気になってしまう可能性も
これは既卒者に限ったことではありませんが、就活期間が長引くほど精神的に疲れてしまいます。
夜眠れなくなったり、気分がふさぎ込んでしまったりして、ひどくなると病気になってしまうことも。
不採用が続くと、自分が否定された気持ちになってしまうでしょう。
真面目な人ほど自分を責めてしまいます。
しかし内定をもらえるかどうかは、あなたと会社との相性や縁、さらには運といえる部分も関係してきます。
「わたしに能力がないから」「社会に受け入れてもらえない」など否定的な気持ちにならずに、不採用であっても意識的に気持ちを切り替えていく強さも必要です。
既卒が就活に疲れてやめたくなった時の気持ちの切り替え方
勇気を出して一度休憩してみる
就活を辞めるわけではなくて、一度休憩を取ってみましょう。
就活を一旦置いて、リフレッシュに出かけてみるのです。
おすすめは一人旅。
1週間でも数日でもかまいません。
お金と時間が許すのであれば海外に行ってみるのもいいですよ。
言葉の通じない異国の地に1人で旅行するのはとても勇気の要ること。
きっと帰国した後は「一人で旅ができた!」という自信が湧いてくるでしょう。
「3ヶ月休憩する」というのはさすがに長すぎますが、ちょっと休憩してみるのは大切なことです。
誰とでもいいから就活以外の話をする
同じ環境の就活仲間やあなたの同級生でバリバリ働いている友達と会うと、どうしても就活のことが頭から離れなくなってしまうと思います。
そこで、就職活動とは縁のない全く環境の異なる知り合いや友達と交流してみることをおすすめします。
例えば、育児中の友達や年が離れた知り合い、趣味仲間など。
就活と少し距離を置くことで気持ちをリフレッシュできます。
何もしない日を作る
「外に出かけたり、人と会うこと自体ストレス」という方は1日家で何もしないでぼーっと過ごす日を作るのもおすすめ。
そんな場合は、あなたが理想とする生活を送っているドラマや映画を観たり、今とは時代の違う過酷な生活を送っている映画を観てみるのもいいですよ。
「こんな風になりたい!」とモチベーションが高まったり、一方で「こんなかわいそうな人もいるんだから自分は恵まれているんだしもっと頑張ろう」と励まされる可能性があります。
趣味に没頭したり、美味しい物をひたすら食べて寝て過ごしたりするのもいいですね。
とにかく就活のことを考えないで過ごせる日を作ってみましょう。
既卒が「やめたい……」とならない就活の進め方
モチベーションを維持しながら就活を進めていくことが既卒の重要課題。
ここでは途中で諦めない就活の進め方について紹介します。
就活期限を決める
期限がないからダラダラ就活を続けてしまう問題については前述した通りです。
終わりが見えないと人はモチベーションが下がってしまって当然。
そこで、自分で就活期限を決めてしまいましょう。
そして期限が決まったら、まずはスケジュール帳に書き込みましょう。
そこから逆算して、「どのように行動すればいいか」プランを立てるとより現実的になります。
その時は一旦就活を区切りましょう。
そして、2週間から1ヶ月程度ブランクを空けてから再度期限を設定し直して就活に取り組んでみてください。
ブランクの間は先ほど紹介したように、就活と少し距離を置いてみることをおすすめします。
自己分析しすぎて自分を追い詰めない
真面目な人ほど就活に行き詰った時に自分を責めてしまう傾向にあります。
しかし前述した通り、不採用だからといってあなたの存在を否定されたわけではありません。
自信を喪失している時に自己分析をしても、ネガティブなことしか出てきません。
もちろん、自己分析をやり直すことで「就活の軸がずれていた」と気づくことがあります。
前向きな気持ちで分析できれば、職種や企業を選び直すきっかけにつながり、そこから就職活動が上手く行き始めることもあります。
自己分析は、あなたが冷静に自分と向き合える時に行うようにしましょう。
気持ちが回復したらとにかく行動してみる
たとえ落ち込んだとしても、気持ちが切り替わったら休んでいた期間を取り返す勢いですぐに行動するようにしましょう。
「もう少し休んでから」と先延ばしにするとダラダラ就活を続けてしまうことになります。
自己啓発や面接対策・ビジネスマナーなどの就活関係の本を読み漁る
このような情報はWEBサイトでも見つかると思いがちですが、やはり本は専門家が執筆していること、事実に基づいて書かれていることなどから説得力がありクオリティーの高さが異なります。
また、就活研修や講座など有料のプログラムも存在しますが、お金がかかるため書籍で学べるものは書籍を通して身につけることをおすすめします。
応募する職種の知識や資格について独学で勉強する
どの職種においても共通して必要なのはPCスキルです。
Word・Excel・Power Pointは一通り使えるようにしておきましょう。
その他、例えばITエンジニアを目指すのであればプログラミング言語の勉強を開始するといいですね。
その職種に必要な資格を取得するのもおすすめ。
不動産関係なら宅地建物取引士(宅建)、金融関係ならファイナンシャルプランナー、経理なら簿記検定など資格を持っていると、「その職種に就きたい」という熱意・本気度が伝わります。
OB・OG訪問をする
「OB・OG訪問は新卒がすること」と考える方もいるかもしれませんが、既卒であってもOB・OG訪問はしておくべきです。
多くの大学では卒業生の就職先を把握しており、そこから連絡先を教えてもらうことも可能です。
また、受けたい企業の人事部に直接問い合わせてOB・OG訪問できないか聞いてみるのもOK。
OB・OG訪問すると内部の事情をよく知ることができるので採用担当者に「企業研究をしっかりしている」「本当にうちの企業で働きたいんだな」ということが伝わります。
同時に行動力についても評価してもらえるでしょう。
外見磨きにも力を入れる
見た目は重要です。
特に既卒は、きちんとした外見を心がけることが大切です。
例えば、外見からだらしない印象を与えてしまうと、社会人経験の無さが目立ってしまい信用度が低下してしまうからです。
一方で、見た目がシャキっと決まっていると「この子なら大丈夫だ」と判断してもらえます。
運動したり美容室に行ったりスーツや靴をもう一度見直したりして外見磨きにも力を入れましょう。
それでも既卒で就活をやめたいと思ったら
手前味噌ですが、UZUZでは一見不利な立場にある第二新卒・既卒・フリーターの方のサポートを徹底的に行い、就活を成功へと導くノウハウがあります。
一人の求職者に平均20時間かけたヒアリング・面接対策などを実施。
しかもUZUZのキャリアカウンセラーは全員、元既卒あるいは元第二新卒です。
まとめ
また、転職エージェントの利用は最終手段ではありません。
就職活動に行き詰ったらいつでも利用できます。
既卒の就職支援を得意とするUZUZに、是非登録してくださいね。
この記事に登場したキャリアカウンセラー
新卒時は、IT機器・ITシステムなどの新規提案を行う企業に営業職として入社。その後、企業の採用問題に向き合いたいと考え、UZUZへの転職を決意。
現在はUZUZ内一の癒し系キャリアカウンセラーとして活躍中!
望月のキャリアサポートを受けたい方は、こちらからご登録をお願いします!