就職留年、就職浪人、どっちを選ぶべき?

今回は“就職留年”と“就職浪人”(既卒)は就活において不利になるのか?というテーマです。

新卒時に就職活動が落ち着いてくると、卒業に向けての準備を進めたり、単位の取得に励んだり、最後の思い出作りに勤しんだり、人によって過ごし方が分かれてきますよね!

しかしそんな中、就職先が未だ決まらず、

  • どうしよう、周りはもう既に決まっているのに自分だけ……
  • もしかしたらこのまま内定が貰えないのではないか

と焦っている方もいることでしょう。

そんな時必ず一度は考えるであろう問題が、先に述べた就職留年すべきか、就職浪人すべきかという問題です。

これ、悩むよねえ……

UZUZにも「あえて留年したほうがいいですか?」「それとも既卒になって就活したほうがいいのでしょうか?」と相談にくる方はたくさんいます。

今回の記事で

  • 就職留年と就職浪人は就活において不利になるのか
  • それぞれがどんな影響を与えるのか

という疑問にズバリお答えしていきたいと思います! 

途中で「留年して就活した方」と「浪人(既卒)となって就活した方」の体験談も載せています。

進路に迷っているあなたはチェックしてみましょう。

ちなみにこちらの動画でも「就職留年」と「就職浪人」について詳しく説明しています!

「文章読むのが苦手……」という方は、こちらの動画をチェックしてくださいね。

「就職留年」と「就職浪人」の違いとは?

ではまず、「就職留年と就職浪人の違いは何ぞや?」というところからお話していきます。

まずはそれぞれの意味を端的にお伝えすると、下記の通りです。

就職留年

卒業せずにあえて留年し、学生として就活を続けること

就職浪人

学校を卒業し、既卒となり就活を続けること

ここからさらに深掘りしていきます。

「就職留年」とは

就職留年とは、卒業までに就職先が決まらなかった方がわざと留年し、学生として就活を続けることを指します。

「不利な状況で就活を進めたくない」と考える学生の中には、大手企業の採用が終わる頃に留年を決め、大学3年生に混じって動き出したり、後期の試験を受けずにわざと単位を落とす学生が多いようです。

また最近では、卒業要件を満たしていても特例措置で留年を認める学校もあるそう。

大学4年の2月〜3月初旬頃が決断のタイムリミットとなっています。

就職浪人とは

就職浪人とは、卒業までに就職先が決まらなかった方が留年などせず学校を卒業し、就活を続けることを指しています。

就職留年との違いは「卒業したかしないか」です。

つまり就職浪人=既卒ということですね。

中には「新卒で就職先が決まらなかった」という理由以外にも「内定は獲得したものの希望にそぐわない企業だったので内定を辞退した」という理由で就職浪人を選ぶ方もいます。

また最近では、

  1. 公認会計士や司法試験、公務員試験などの試験を受けるため就職浪人をするケース
  2. 留学に行くケース
  3. 夢を追うためフリーターをしながら就職浪人するケース

など、様々なパターンが見られます。

「就職留年」と「就職浪人(既卒)」って……ぶっちゃけどっちが就活に不利なの?

正直、新卒と比較すると「就職留年」「就職浪人(既卒)」はどちらも就活に不利です。

そして、「就職留年」「就職浪人(既卒)」の2つを比較した場合、「就職浪人(既卒)」の方がさらに不利になります。

え……なんで?

ここからは、「就職留年」と「就職浪人」を経験した方それぞれのエピソードを交えて説明していきます。

就職留年を選んだNさん(23歳・女性)
まず1人目に、就職留年した方のエピソードをご紹介します。

地方大学に通っていたNさん(23歳・女性)は、就職活動に苦戦し、なかなか内定を獲得することができずにいました。

周りの友人たちが次々に進路を決める中、企業から届くのは“お祈りメール”ばかり。

焦りが募っていったと言います。

就職浪人するか留年して来年もう一度学生として選考を受けるか考えた時、Nさんは先輩から聞いた「既卒の就活は大変だよ」という話を思い出し、あえて留年する決意を固めます。

もちろん留年することで就活が不利になることもわかっていましたが、「就職浪人するよりはうまく進められるのではないか」と考え、翌年の就活に臨みました。

案の定、翌年の面接では留年した理由を聞かれましたが、Nさんが思っていたほど追及されることはなかったそうです。

公務員試験を並行して受けていたため少し時間はかかってしまいましたが、就活は順調に進みました。

残念ながら公務員試験に合格することはできなかったものの、その後Nさんは無事に第一希望の企業から内定を獲得。

大学卒業後の4月から社会人として働いています。

就職浪人を選んだYさん(25歳・男性)

2人目にご紹介するのは、就職浪人を選んだYさん(24歳・男性)。

Yさんは大学時代、公認会計士合格を目指し試験を受けていました。

しかし在学中に合格することはできず、Yさんはそのまま大学を卒業します。

就職浪人(既卒)になったあとも、試験に合格するため予備校に通い、毎日10時間以上の勉強に励んでいました。

しかし公認会計士は難関試験であるため、そう簡単には受かりません。

大学を卒業し3年近くが経過した頃、Yさんはこのまま試験を受け続けることに限界を感じ、公認会計士の道を諦め就活を開始します。

この時Yさんは「確かに既卒ではあるけど、まあなんとかなるだろう」と思っていたそうです。

ですが現実は想像以上に厳しいものでした。

履歴書を出してもほとんどが書類選考でお見送り

やっと通過したと思っても、面接でうまく話すことができず結局またお見送り

自分の考えの甘さを身をもって痛感したそうです。

その後UZUZに登録してくださったNさんは無事に内定を獲得できましたが、のちに「既卒の就活がこんなに大変だなんて思いもしませんでした。
ひとりで就活を続けていたら、多分まだ内定を獲得できずにいたと思います」と語っていました。

どうして就職留年より就職浪人(=既卒)のほうが不利になるの?

そもそも、なんで就職浪人の方が就活に不利なんだろう……

留年して就活をしたNさん、就職浪人して就活をしたYさんのエピソードをご紹介しましたが、インターネット上でも

  • 職浪人は不利になりやすい
  • 就職浪人(既卒)ではなく就職留年の方がいい

という声が多く見られました。

これは「就職留年は“留年”というハンデを背負ってはいるものの、新卒枠の学生には変わりないから」というのが大きな理由です。

もちろん採用が活発化している今、既卒や第二新卒を積極的に採用する企業も多く見られるようになりました。

しかし現在の日本は「新卒至上主義」であり、新卒が圧倒的に有利になりやすい傾向にあります。

そういった観点から「たとえ留年していても、就職浪人している既卒よりは一応新卒である就職留年組の方がいい」という声が多いんですね。

企業の中には、銀行のような「未経験者採用は新卒のみ」という“新卒だから受けられる企業”も多くあります。

ですのでまだ就職浪人していない(=既卒になっていない)方で、新卒でしか入れない会社への入社を希望している方は、なるべく新卒のうちに就活を終わらせたほうがいいでしょう。

「就職留年」や「就職浪人」をすることで就活にどんな影響が出るの?

覚えておくべきなのは就職留年も就職浪人も基本的にはどちらも不利だということです。

そのため、どちらも新卒と全く同じ土俵に立てるかというとそれはもちろん難しいし、真っさらな新卒と比べるとどうやってもマイナス評価になってしまいます。

特に就職浪人(既卒)の場合、企業の中には、「新卒で就職できなかったのには何か理由あるんじゃないか?」「同じスペックなら既卒より何もない新卒のほうがいい」という判断をしてしまうところもあります。

就職浪人をしていても高い能力ややる気を持っている方はたくさんいるのに、「既卒だから」という理由で選考に通らなくなってしまうのです。

就職留年や就職浪人が必ずしも全て悪いわけではありません。

している方々にも様々な理由があります。

大事なのは留年するにしろ浪人するにしろ、「それなりのハンデを背負う覚悟を持つ」こと。

空いた空白期間をただなんとなく過ごすのではなく、きちんと説明出来る過ごし方をすること。

後は、留年や浪人の言い訳をせず、自分の「遅れ」を認めることです。

上記のことを意識できれば、就職活動もきっとうまくいくはずです。

もし『就職浪人』を選んだら…

留年ではなく浪人、すなわち既卒を選んだあなた。

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