アパレル業界はブラック!?元販売員が暴露する厳しい現実

アパレル業界はブラック……

こんな話をよく聞きますが、本当なんでしょうか?

  • ノルマがきつい……。
  • 人間関係が悪い……。
  • 薄給の割に拘束時間が長い……。

アパレル業界に憧れ「就職したい!」と思っていても、このようなマイナスイメージが先行して一歩を踏み出せない方も多いはず。

とはいえ、

「このブランドに関わりたい!」

「洋服が大好きだから、アパレル関連のお仕事をしたい!」

とお考えの方は、大勢いらっしゃいますよね!

アパレル業界=最先端のファッションが集まるキラキラ業界というイメージもありますし、“ブラックじゃなければ働きたい”という方も多いはず。

今回はそんな悩める子羊を救うべく、アパレル業界の裏側を熟知した“元アパレル女性店員”に話を聞いてみました。

実際に働いていたからこそ見える裏側の真実を、ズバリ暴露してくれています。

アパレル業界がブラックだと言われる理由を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

現在アパレル業界の販売職で働いており、「この先どうすべきか……」と悩んでいる方の参考にもなる内容です。

それでは、早速全貌をチェックしてみよう!

アパレル業界がブラックと実感した“元女性販売員”の経歴

僕がお話を聞いていくよ〜!

今回お話を伺ったのはMamiさん(仮名)。

顔出しや名前出しはNGという条件で、今回の取材を引き受けてくれました。

まずはMamiさんの経歴を教えてくださいな!

では、大学卒業後の経歴をざっくりお伝えしますね。

Mamiさんの経歴

2014年4月
某4年制大学を卒業後、新卒でアパレル業界に入社。
以前より服に興味があり、その中でも高学歴を積極採用して業界の改編を目指す会社で勤務。

2014年5月
店舗でアパレルスタッフとして働きながらも広報を兼任。
SNSの更新まで任される。

2015年6月
同期2人と同じ店舗に配属。
靴下一足で争う同期を横目に、アパレル業界の辛さを実感。

2015年7月
24時を過ぎるのが日常茶飯事、休日出勤も多く長期就業に不安を感じるように。
次第に転職を意識するようになる。

2015年9月〜現在
退職後、あるベンチャー企業の営業職に転職。

こんな感じです。

就職前に知りたい…アパレル業界がブラックと呼ばれる理由

単刀直入に聞くけど、実際アパレル業界ってブラックなの?

これは正直、会社によります。

一概にアパレルと言っても、いわゆる“ホワイト”と呼ばれるような楽な会社だって、もちろんありますよ。

勤務形態によっても、大きく変わりますね。

「販売職」として採用されている場合、仕事としてはそんなに辛くないです。

むしろ働きやすい環境だと思いますよ。

定時には帰れるし、ノルマもそんなに辛くないので。

でも私が働いていた会社って、販売員としての採用ではなく「総合職」としての採用だったんです。

だから、大変でした。

ちょっとまって!なんで総合職採用だと、大変になるの?

ノルマも変わってきますし、本社勤務を目指すために、結果をどんどん出さなくてはいけません。

大前提として「総合職」として採用された方って、ほとんどの社員が“本社勤務”を目指しているんです!

本社勤務……?

そう、本社勤務です!

“本社勤務”にも色々な職種があって、例えば下記のような職種です。

  • 営業(百貨店やアパレルショップ・小売店への営業活動を行う仕事)
  • アパレル事務(いわゆる“事務職”。最近はECサイトの運用業務も……)
  • デザイナー(ブランドの洋服デザインを考える)
  • プレス(いわゆる“広報”。ブランドの商品や店舗のPRをする仕事)
  • バイヤー(販売する商品の買い付けをする仕事)

みなさんが憧れる“華形職種”ですよね!

でも、そう簡単にはなれません。

アパレル業界の場合、「本社勤務したいなら販売として実績出さなきゃだめだよ」となるんです。

本社勤務を目指してノルマを達成するためにガムシャラに働く……こういったスタンスで仕事をしているゆえに、ブラック業界と言われるのかもしれません

総合職採用だと、やっぱり業務量も増えるの?

もちろん増えます。

辛いのは、全て営業時間が終了した後にしか対応できない業務が多いこと。

営業の場合、アポを取ってから訪問しますよね。もちろん“飛び込み営業”もありますが。

販売の場合、お客さんが流動的でいつ来るかわかりません。

だから空いている時間にちょっと仕事を進める、ということができないんです。

暇な時間帯でも店頭に立っていないといけません

そうすると、必然的に仕事が終わる時間が遅くなってしまうんですよね。

私の場合はInstagram(SNS)の更新も担当していたので、“どういう投稿が「いいね」をもらえるのか”という分析は、夜にやらなければいけませんでした。

なので、帰宅が24時を回ることなんてしょっちゅうでしたね。

「電車があるうちに帰れるなんてラッキー♪」と思ってました(笑)。

めっちゃハードだ……!

アパレル業界がブラックと言われる理由まとめ

  • 本社勤務を目指すゆえに、たくさんの業務量・厳しいノルマを達成する必要があるから
  • 接客以外の業務は接客終了後に対応するため、必然的に勤務時間が伸びる
  • とはいえ、販売職として採用されている場合、ブラックでないことも……

さらに話を掘り下げて、アパレル業界の実態を聞いてみよう!

就職前にチェック!アパレル業界がブラックと言われる理由の一つ「厳しいノルマ設定」とは?

ぶっちゃけノルマって、結構きついんだよね……?

そうですね……。

私も入社したばかりの頃は売上が伸びずに「この先どうなるんだろう」と思っていました。

とはいえノルマに関しては、アパレル業界・販売職に限らず、会社によってきつい所はきついですよね。

販売職だけでいえば、やはりお客様のくるタイミングが読めなかったり固定客を掴みにくい点が、“ノルマ達成が難しい”と言われる所以だと思います。

もしかして、ノルマを達成するために、お客様を取り合う……なんてこともあったりするの?

よくありますよ(笑)!

営業だと自分でアポ取ったら自分の担当になる場合が多いですよね。

でもアパレルの場合は、自分の担当が明確ではありません

え、そうなんだ!

前職では、一応“最初に声かけた人が担当になる”というルールはありました。

とはいえ、かなりあいまいなルールでして。

お客様からしたら、話しかけられたからといってすぐ購入には至らないですよね。

店内もぶらぶらしたり、他のお店も見たり……それから購入する、なんてよくある話です。

売り上げは、レジを担当した人のものになりますから、それで争いになったりするんです。

同じ店舗のスタッフが、靴下一足の売上で3時間くらい口論していたのを見かけたこともあります(笑)。

なかなか衝撃な口論……!
でもそれだけしないとノルマ達成できないってこと?

そうですね……。

先程も伝えた通り、「総合職」で経験を積むために販売員として働いている場合、かなり厳しいノルマになります

正直口論なんてかわいいものなんですよ。

「窃盗で捕まる」なんて話もよく聞きます。

ちょっ…えっ!
どういうことですか?

「ノルマを達成できないから、自分で服を購入する」

こんな話を耳にしたことのある方は、多いと思います。

自分で服を購入したとて、普通の売り上げ……つまりノルマとして換算できるので、実際によくある話なんですよ。

でもノルマ達成のために、無茶して毎月60万くらい使って服買う人が出てきちゃうんですよね……。

ろ……60万円!?!?

そうするともちろん収入がマイナスになっちゃいます。

結局、どうしようもなくなって窃盗や万引きで捕まる人がいるんです。

これは恐ろしい話を聞いてしまった。

アパレル業界がブラックと言われるのは「就職採用の門戸が広い」ことも問題の1つ

でも、普通なら窃盗という発想にはならないよね?

うーん、それは採用の門戸が広いというのも問題だと思います。

アパレルって、もちろんお店にもよりますが、正直ブランドを選ばなければ結構誰でもなれちゃうんです。

例えば、証券会社って中卒では入社できないですよね。

でもアパレルは「中卒」だろうが「高卒」だろうが、アルバイトから始めて正社員として雇用されることなんて珍しくないんです。

もちろん学歴で差別するわけではないのですが、採用の門戸が広いということは、変わった人も当然多くなります。

変わった人って?

会社っぽくないといいますか……。

「クラブで仲良くなったから契約しちゃった」なんてこともよくります。

ぶっちゃけ「得たいの知れないハーブ吸ってるな……」みたいな人と商談することもありました(笑)。

色々な世界を知れるのは、面白かったですね。

じゃあかえって大卒だと、ギャップを感じてやめちゃう人が多い?

そうですね。

大卒で“本社勤務”を希望している人の場合、現場でギャップを感じて辞めてしまう人が多いと思います。

正直、本社勤務になれる人は本当に一握りです。

店舗で成績を出し続ける必要もありますし、出し続けたとしても本社勤務のチャンスが必ずあるというわけではありません。

その生活が嫌になり、転職してしまう方は多いんですよね。

アパレル業界に就職した人が、なかなか本社勤務になれない理由

そもそも、なんで本社勤務になれないんだろう……

それは本社勤務と比較した際に、圧倒的に販売職の方が母数が大きいからです。

最初にお話しした下記“本社勤務”の職種をもう一度ご覧ください。

  • 営業(百貨店やアパレルショップ・小売店への営業活動を行う仕事)
  • アパレル事務(いわゆる“事務職”。最近はECサイトの運用業務も……)
  • デザイナー(ブランドの洋服デザインを考える)
  • プレス(いわゆる“広報”。ブランドの商品や店舗のPRをする仕事)
  • バイヤー(販売する商品の買い付けをする仕事)

これらの仕事は、1つのブランドに対してそんなに多くの人数を要しません。

でも“販売スタッフ”の場合、1店舗あたり6名ほどの人員が必要になります。

繊研新聞社が発表している「ファッション・アパレル企業の業績調査」によると、「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」を運営している株式会社アダストリアは、全ブランド合わせて1351店舗あります。

26種類のブランドを抱えているので、単純計算すると1ブランドあたりの店舗数は、50店舗ほどです。

1ブランドあたりに必要な販売スタッフ数

50店舗×6人=300人

多ッ……!

この販売スタッフの多くが“本社勤務”を目指しています。

ただでさえ必要人数が少ない本社勤務ですから、販売スタッフから異動になる可能性はかなり少ないと言えます。

で、でも……
「本社勤務を目指すなら、まずは結果を出してね」って偉い人に言われるんでしょ……?
結果出したら大丈夫でしょ!?

残念なことに、たとえ結果を出したとしても、そのタイミングで本社勤務の人員が不足しない限りお声は掛かりません。

売り上げを出し続けたとしても、それはつまり「接客のスキルが磨かれている」ということ。

会社としても、そんなに売り上げを出せる販売スタッフであれば、店舗で活躍し続けてほしいと思いますよね。

さらに例え本社の人員が不足したとしても、経験者を中途採用することも多いにありえます。

ヘッドハンティングなどで、プレスやバイヤー経験者を採用した方が、企業にとっては都合がいいからです。

アパレル業界に就職した人が、なかなか本社勤務になれない理由まとめ

  • 本社勤務よりも、店舗スタッフの方が必要数が圧倒的に多いから
  • 売り上げを出せる店舗スタッフは、現場で活躍し続けてほしいから
  • 本社勤務の人員が不足しても、経験者を中途採用する可能性が高いから

このような理由で、販売スタッフから本社勤務になるのは“かなり”難しいんです。

厳しい現実だ……

アパレル業界の販売職は、ブランドを好きな人が集まるから人手不足にならない

じゃあ、販売員がどんどん減ってっちゃうんじゃない?

とはいえ、採用には困らないんですよ!

特に有名ブランドの場合、「そのブランド・ファッションが心底すき!」という方は大勢いるんです。

毎年応募の数はすごいですよ!

私の年は8,000人の応募で10人採用

次の年は1万数千人応募で24人採用みたいです。

(※正社員かつ総合職採用に限る)

さらに、例え離職があってもバイトで働いてた方を正社員登用にすればいいので、この業界の体制が変わらないんですよね。

なるほどなあ……

ブラックなアパレル業界の販売職を経験したMamiさんからの就職アドバイス

これからアパレル業界へ就職を目指す人へのアドバイスをお願いします!

私は今、営業職として勤務しています。

販売職とはまた違う面白さがありますし、ぶっちゃけ土日休みになったことが一番嬉しいです(笑)。

とはいえ、アパレル業界の販売職として働いた経験は後悔していません。

SNSの運用にも携わったおかげで、転職先の会社ではWeb担当もしています。それがきっかけで、htmlやjavascriptにも興味が出て、今は絶賛勉強中の身です。

つまり、

どこに自分のキャリアを切り開くきっかけが落ちているかは分からない

ということ。

今アパレル業界に進みたい意志が固まっている人は、就職しても後悔しないと思いますよ。

働いたからこそ得られるスキルは必ずあります!

とはいえ、もし“どうすべきか決められない”と少しでも悩んでいる方は、第三者の意見を取り入れてUZUZに相談してみるべきです。

あなたのやりたい仕事は、アパレル業界以外で叶えられるかもしれません。

染みる……
Mamiさん、ありがとうございました!

アパレル業界に就職すべきか悩んでいる方はUZUZへ

UZUZに登録される方で、アパレル業界出身の方はとても多いです。

こちらの動画でもアパレル(販売職)の大変さについて触れているのですが、Mamiさんが話してくれたような内容と近しい話はよく聞きます。

  • アパレル業界に進むべきか悩んでいる
  • 販売職として働いているが、転職を考えている
  • ノルマから開放されたい
  • 女性だらけの職場で人間関係がキツイ
  • 販売スタッフとして勤務すべきか、オフィスワークに挑戦すべきか迷っている

こういう悩みって、アパレル業界経験者に色々相談したいよね……

このようなお悩みを抱えていて“アパレル業界経験者”に相談したい人は、就職・転職支援をしているUZUZがピッタリです。

UZUZには、実際にアパレル業界出身のキャリアカウンセラーが在籍しています

つまり、リアルな販売スタッフの話も聞けちゃうんです。

さらにUZUZなら、キャリアカウンセラーの指名も可能!

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