既卒のための業界研究|これから伸びる業界はどこ?vol.3

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今回は運輸・インフラ、小売・サービス・流通、ネット系を見ていきましょう。

運輸・インフラ:業界は拡大、ただし競争も拡大

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世界の人とモノの移動はさらに今後拡大していきます。それを担うのが運輸の役割な訳ですが、輸送力の高い海運は好調を維持しています。日本は造船大国で、超大型タンカーなどの造船技術は世界トップクラス。航空はアジアの経済成長によって需要は増加しますが、新興国の航空会社との価格競争が激化しそうな流れになっています。

日本はインフラ関連分野も強く、建設業の耐震・免震技術は世界一です。新興国から空港や新幹線、発電所の受注が増加しています。日本政府の「経協インフラ戦略会議」においても、インフラ輸出の拡大への動きは一致しており、それによる経済への影響は大きいものとしています。

事実、マレーシアの火力発電所の受注においては約1300億円、イギリスの高速鉄度建設においては約1800億円とされており、それだけのインパクトがあるとされています。

一方で、パイロットや整備士などの国籍を問わない仕事においては、より賃金の安い外国人にとって代わられる恐れがあるとされています。日本のゼネコンは海外に積極的に進出していますが、建築士などの個々の職能は日本の建築基準に沿ったものであるため海外のそれに代替されません。

ただ、世界で通用するかというとまた別の問題になってきますし、スキルアップは必要不可欠なものとされています。図面設計作業などはオフショアされていく流れになっています。

小売・サービス・流通:戦いはさらに熾烈に。

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2020年に向けて、アジアへの進出は割けられません。また少子高齢化というキーワードから、高齢者向けサービスと、外国人向けのサービスがキモになります。スマートフォンの普及により、同時通訳機や案内ソフト、外国人向けサービスのビジネスが成長すると予測されています。

小売業はネット通販との戦いが熾烈に。店舗のレジ、陳列業務は外国人労働者の割合が増えますが地域特性の理解や高度な専門性を必要とするマーケッターや営業は「日本人メリット」が活きてくる分野であるとされています。

また、ホテルマン、料亭や旅館の女将などのサービス業は日本式おもてなしサービスを全面に押し出したブランディングを行なえば、外国人客の誘致の実現可能性が増えますし、海外展開も十分にあり得る戦略が取れる見込みです。

ネット:単なる技術者ではなく、より専門性を高めた存在が必要

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先進国では、ネットの技術的成長が限界に到達してきていると見込まれている。新たな需要を創出する革新的な新製品、サービスの出現が待たれています。一方、人口増加と経済成長が起こるアジア、アフリカを中心に、大きな成長性があるという見方が出ています。

プログラマーやアプリケーション開発者、保守管理者は人件費の安い海外へのオフショアリングがすでに始まっています。事実、ICT(情報通信技術)企業が今後最も有望視している国や地域は、インドを筆頭に、中国、ベトナム、ブラジル、ミャンマーなどのアジア圏に集中していきている。

マーケティング寄りのプロジェクトマネージャーやシステムエンジニアは国内市場向けの仕事が確保されますし、複数の国や地域でシナジーを生み出せるブリッジマネージャーやスーパープログラマーなどへ進化する事が出来れば、グローバルに活躍出来ます。結局のところ、単に「やらされるだけ」でなく、自ら機会を作って成長していくエンジニアになる事が必要とされています。

さて、次回はPart-4です。次回もしっかりと解説していきますので、乞うご期待!!!
既卒のための業界研究|これから伸びる業界はどこ?vol.4

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