握手をするビジネスマン

次に化学メーカーの求人について説明したいと思います。ただしここでは、化学メーカーの中でも選考倍率の高い「研究職」に焦点を当てます。(基本的に研究職の選考に通る実力があれば、他技術職の選考も通ると思っていただいて構いません)

これまでの記事を確認したいという方は、下記のページをチェックしてくださいね!
既卒のための業界解説|化学メーカーのビジネスモデルは?(化学メーカーVol.1)
既卒のための業界解説|「研究職」と「開発職」と「生産現場」の実は知らない違い(化学メーカーVol.2)

[注意]
既卒・第二新卒の方への大手化学メーカーの研究職系求人」は、基本的には「ない」と思っていただきたいです。
ただ、「情熱を持って自発的に研究活動に打ち込んだことがある方々」にとってはそのかぎりではない場合もあるので、そういった方は直接ウズウズキャリアセンターまでお問い合わせください。

採用されるために必要な条件

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まずは、「研究職」として採用されるために必要な最低条件を以下に載せます。

最低必要条件

  • 大学の学部あるいは高専の専攻科卒業以上の学歴を有していること
  • 研究室・研究機関に在籍し、化学系研究活動を行った経験があること

この条件を満たしていなければ、まず間違いなく化学系の研究職にはつけないと思っていただいて構いません。加えてこれはあくまで必要最低条件なので、他にも満たしておくべきことは多数あります。

できるだけ満たしておきたい条件

  • A) 大学院(トップランク)に進学し、研究活動をしっかり行っていること
  • B) 専門分野およびその周りの分野に関して積極的に勉強していること
  • C) 周りと建設的なディスカッションを行えること

これからA~Cについて詳しく説明させていただきます。

A) 大学院に進学し、研究活動をしっかり行っていること

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研究者として化学メーカーに就職したい場合は、大学院に進学することを絶対におすすめします。

これはなぜでしょう?答えは簡単です。メーカーは研究活動においてたくさん試行錯誤を経験した学生を求めており、その経験は大学院でしかできないからです。

学部時代での勉学というのは、座学が主体です。実際に器具や装置を触って学生が実験を行うこともありますが、これはあくまで授業時間の範囲以内(3~6時間)に終わるように、あらかじめ設定された簡単な実験です。

かたや大学院の学生は、指導教員から「研究テーマ」(実際にはぼんやりしたもの)こそ与えられるものの、テーマの目的を達成するための手段(実験方法、実証方法など)を自分で考えなければいけません。失敗を何度繰り返しても、めげない心を持ち、実際にテーマの目的を達成しないと修了できないのです。

修士号というのはいわば、「試行錯誤を要する大変な研究生活を生き抜いてきましたよ!」ということを企業に証明するための「切符」であると考えて良いでしょう。ですから、修士号を持っているか否かで、採用する側の反応は全然違います。

学士の方が研究職志望で就職活動を進めると、ほとんどの場合「なぜ大学院に進まないの?」と聞かれると思います。将来、絶対に研究職につきたいのであれば、大学院に進めない大きな理由がない限り、大学院に進学しましょう。また、レベルとしては旧帝大、早慶レベルを狙うことをおすすめします。大手メーカー内定者の80%以上は、上記大学院卒業者です。

以上のことを踏まえて、まだ3年生(3回生)で上記大学院に所属していない方は大学院入試試験の勉強をして、トップレベルの大学院を目指してください。

B) 勉強熱心であること

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化学だけではなく、その他の分野に関しても言えることなのですが、研究で生きていこうとするには、日々新しい知識を吸収していかなければいけません。研究活動では常に新しい発見・発明を追求する必要があるからです。

新しい発見・発明を追求するということは、誰も開拓したことがない分野を開拓するということです。その際、専門分野とその周りの分野に関する膨大な知識が必要になってくるでしょう。

基本的に研究者になる方は、勉強が好きな人ではないといけません!!あえて言い切ります。勉強が嫌いな方は研究者に向いていません。逆に勉強が非常に好きで、なおかつ失敗を繰り返してもめげないという方は、その点を面接でアピールしましょう!

C) 周りと円滑なコミュニケーションが図れること

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「コミュニケーション力がなくても研究者になれる」という声をよく耳にします。たしかに営業、販売、サービス職の方々と比べれば、研究者にはそれほどコミュニケーション力は必要とされません。

とは言っても、研究活動は一人では行えません。研究活動をアクティブに進めていくためには、周りとのディスカッションを積極的に行う必要があります。最近では、企業間の共同研究やオープンソースといった概念も化学メーカーで取り入れられるようにもなりました。今後は特に、研究者にもコミュニケーション能力が求められるといわれています。

これからは、自分の力でガンガン目標を達成できつつも、周りと強調しながら研究できる人のほうが重宝されると思います。上記のような特徴があるという方は、面接時にアピールしまくりましょう!!

どのような化学的 知識・能力が必要か?

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今のところ、化学に関する具体的な話ができていないので、ここからはどういった化学的な知識・能力を持っている方が選考で有利になりやすいかについて記述します。

知識があると良い分野

  • 有機化学
  • 高分子化学
  • 無機化学
  • レジスト、リソグラフィー
  • 液晶

など

使えるようになっておきたい化学実験系の装置・機器

  • NMR
  • IR
  • 質量分析(GC, FAB, ESI, MALDI-TOF)
  • HPLC, GPC
  • SEM, TEM, AFM などの画像処理ソフト
  • X線構造解析
  • 分子軌道計算ソフトなどの分子シミュレーションソフト
  • 引っ張り試験器、DMAなどの機械物性測定装置

など

特にHPLCは、どの化学メーカーに入っても使うと思うので、チャンスがあれば学生のうちにマスターしておきたいですね。まだ学生で得意分野がないという方は、今日をきっかけに参考書を買い、めいいっぱい勉強してください。

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