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プラントエンジニアリングとは?プラント建設の流れや仕事内容を解説!

対岸で光る工場の夜景

理系の学部で学んだ方の中には、「プラントエンジニアリング業界」への就職を考えていらっしゃる方もいるかと思います。

今回はそのような方に向けて、プラントエンジニアリング会社の業務内容や、案件を受注した後の流れについてご紹介したいと思います。

1.プラントエンジニアリングとは?

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「プラントエンジニアリング」とは、「プラント」を造る仕事のことを指します。

では、プラントエンジニアリング会社(以下:エンジ会社)は、実際にどのような「プラント」を建設しているのでしょうか?

以下に、エンジ会社が実際に手がけるプラントの種類を記載します。

エネルギー・化学分野
  • 石油・ガス・資源開発
  • 石油精製
  • LNG(液化天然ガス)
  • 石油化学・ガス化学
  • クリーンエネルギー・発電
  • 原子力
一般産業・社会分野
  • 製鉄・非鉄精錬
  • 環境・インフラストラクチャー(水処理、ごみ処理施設など)
  • 製薬工場・医療施設

とにかく「工場」と呼ばれるものなら何でも造っていると思っていただければ大丈夫です。

エンジ会社の業務内容

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具体的にエンジ会社は、顧客(国営・民間資源企業、オイルメジャーなど)から、上記のいずれかの工場の「建設にかかる費用の見積もりをしてくれ」という依頼を受け、Feasibility Study(FS)ならびにFront End Engineering Design (FEED)と呼ばれる業務に取り掛かります。

Feasibility Study(FS)とFront End Engineering Design (FEED)とは?

簡単に説明しますと、FSとは工場を建設して「実際にもうけが出るのか?」ということを調査する業務のことで、日本語で言うと「採算性調査」といいます。

ここで実際に「儲けが出るであろう」と判断されれば、次のFEEDと呼ばれる「工場の基本設計」フェーズに移ります。

このFEEDの段階では、化学工学の知識を有するプロセスエンジニアやコストエンジニアが工場の図面を引き、顧客が求める工場スペックを満たすためにはどういったサイズや性能を持つ装置が必要なのか?などについて判断し、FSよりも詳しい見積もりを出します。

そして最終的にでき上がったFEEDを提出し、最も顧客のニーズ(価格、建設期間、スペックなど)を満たしたエンジ会社が、見事にプラント建設の仕事を勝ち取ります。(プラント建設を発注する側はリスクヘッジのため、3、4社ほどに見積もりを依頼します)

受注後の流れ

それでは、顧客から仕事を勝ち取ったエンジ会社が次に行うことを見ていきましょう。

エンジ会社は、

  1. より詳細な図面の作成(設計)
  2. 部品の購入および現場への搬出(調達)
  3. 工場の組み立て(建設)

までの一連の仕事をすべて請け負います。

こういったプラント建設のビジネスモデルはEPC事業(Engineering:設計、Procurement:調達、Construction:建設)と呼ばれ、エンジ会社および、そのワーカーたちはEPC事業を生業としています。

EPCを受注すると、非常に会社が潤います。

それほどまでに、エンジ会社にとって「EPCを勝ち取り」、実際に「EPCを実行すること」は重要なのです。

しかしFEEDを提出しても、EPCを受注できないことは頻繁にあります。

FEEDには1年以上もの時間をかけることもあるので、EPCにつながらなければ努力した甲斐がありません。

どんなビジネスであっても重要ですが、日ごろから顧客との信頼関係をしっかりと築いておくことが、仕事を勝ち取るための重要なファクターです。

EPC産業は受注産業

さて大概の方はお気づきかもしれませんが、EPC事業は受注産業です。

つまり、プラント建設のニーズがなければ、EPC事業で食っているエンジ会社は途端に行き倒れてしまいます。

ですので、エンジ会社の事業は海外比率が異常に高いという特徴もあります。(大手エンジ会社になると、7~8割あります)

実際に、

  • 日揮
  • 千代田化工建設
  • 東洋エンジニアリング

のようなエンジ御三家は、日本のプラント建設事業がすぐに飽和することを見越し、50年以上前から活躍の場を海外(中東、東南アジア、南米)に移しているのです!!

いかがでしたでしょうか?

今回の記事をまとめますと、

  • プラントエンジニアリングとはプラント建設を行う業務のこと
  • エンジ会社はEPC(設計、調達、建設)を手がけて顧客からお金をいただいている

ということです。

次回につづく

次回はプラントエンジニア業界で働いた場合、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

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