正社員を目指して就職活動をしている高卒フリーターにとって、一番気になるのは「経歴」ではないでしょうか?
- フリーター経験しかないから自信がない……
- 高卒だから書類選考で落とされそう……
といった不安を感じる人も多いでしょう。
もちろん就活の大変さはありますが、ポイントを押さえて対策すれば、高卒フリーターでも内定を勝ち取れます!
- 高卒フリーターは本当に就活で不利なの?
- 高卒フリーターが就活を成功させるためにアピールすべきこと
- 失敗しやすい高卒フリーターの特徴
この記事の目次
高卒フリーターは、ぶっちゃけ「就活で不利」
実は、高卒という学歴は、そこまで不利になる要素ではありません。
問題なのは、フリーターとしてふらふらしていたという部分です。
明確な目的を持ってフリーターをしているなら問題ないのですが、働く気がなくてふらふらしていると就活では不利になってしまうでしょう。
その他にも、高卒フリーターが不利になってしまう理由が3つあります。
- 新卒枠では採用されないから
- ブランク期間があることを不安視されるから
- 「すぐ辞めてしまうのでは……」と思われやすいから
それぞれの理由について詳しく説明していきます。
新卒枠では採用されないから
高卒の場合、高校卒業後3年が経過していると、新卒枠に応募することはできません。
例えば高校卒業後にフリーターとして21歳まで働いたのちに、改めて正社員を目指す場合は、「中途採用枠」に応募します。
企業は、中途採用枠より新卒枠を多く設けているのが一般的です。
そのため、新卒枠に応募できない高卒フリーターは、どうしても就活において不利になってしまいます。
ブランク期間があることを不安視されるから
企業としては、卒後から就活を始めるまでにブランク期間がある人材には不安を感じます。
企業はブランク期間がある人に対して、
- 働く意欲がない人なのかな……?
- 就職せずに何をしていたのかな……?
という疑問を持ってしまうからです。
仮に、
- 親の介護のため
- 健康上の問題
などの理由でフリーターという働き方を選んでいたとしても、経歴上はブランク期間と見なされてしまいます。
卒業から就活までのブランク期間が長ければ長いほど、企業側が不安視する可能性は高いといえるでしょう。
後で紹介する就活のコツを参考にしながら、企業の不安を払拭できるように対策することが大切です。
次の記事では、ブランク期間や年齢別の就職率を紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
「すぐ辞めてしまうのでは……」と思われるから
企業はフリーターに対して、
- 気楽に働いている
- 辞めたくなったらすぐに仕事を変える
などのマイナスイメージを持っていることもあります。
特に、
- いくつもの職場を転々とした経歴を持っている
- 1〜2ヶ月などの短期間で仕事を辞めた経験がある
といった場合は、より就活が不利になりやすいため注意が必要です。
高卒フリーターが就活でアピールすべきなのは“若さ”と“やる気”
確かに、高卒フリーターという経歴は就活において不利な条件ではありますが、アピールすべきポイントを押さえておけば、必ず内定を勝ち取れるでしょう。
高卒のフリーターがアピールすべきポイントは、
- 若さ
- やる気
の2つです。
この2つのアピールポイントについて、順番に解説していきます。
若さをアピールする
高卒フリーターの大きな武器は、やはり若さです。
特に20代のうちは若さをアピールすることで、面接官に好印象を与えられるでしょう。
企業にとって、若い人材を採用することには次のようなメリットがあります。
- 他の会社の考え方に染まっていないため教育しやすい
- 時間をかけて教育しても、その後長く働いてもらえる
未経験の分野であっても、若ければ就職のチャンスは大きいといえるでしょう。
勇気を出して早めに動き出すことも大切です。
以下の記事では、20代フリーターが早めに就活を始めることで得られるメリットを紹介していますので、参考にしてみてください。
やる気をアピールする
高卒フリーターにはアルバイトとしての実績しかないため、やる気をアピールして、経験の少なさをカバーすることがとても重要です。
ただし、
- やる気はあります!
- 頑張ります!
などと伝えるだけでは、なかなか採用されません。
言葉だけなら、誰でも簡単に言えるからです。
やる気に加えて、具体的な目標や目的意識を伝えることが不利な条件を覆すポイントです。
例えば、
- 現場の仕事を積極的に学び、将来はマネジメントできる立場を目指したい
- 資格取得のために勉強して、スキルアップしていきたい
- 生活に役立つ商品を開発して、社会に貢献したい
などのように、具体的に伝えるとよいでしょう。
- 就職することで自分が得るメリット
- 企業が自分を採用するメリット
の2つが一致していることも大切です。
しっかりと企業研究を行い、その企業が求める人材像に合わせて、自分の目的意識を伝えましょう。
もちろんです!
以下の記事では、高卒でも初任給の高い仕事を紹介しているので、チェックしてみてください。
就活で“失敗”する高卒フリーターの特徴
- フリーターをしていた理由に嘘をつく人
- 親に言われたから就活している人
- 身だしなみがだらしない人
- 失敗を恐れすぎる人
それぞれの特徴について詳しく解説していきますので、当てはまる人は改善していきましょう。
フリーターをしていた理由に嘘をつく人
面接官は人を見るプロですので、嘘をつくと意外とバレます。
面接官は、フリーターをしていたことを責めたいわけではありません。
自社に就職してからどうなりたいかをチェックしているのです。
仮に、フリーターをしていた理由が、
- 高校卒業のとき、就活に失敗したから
- やりたいことが見つからなかったから
というネガティブなものであっても、嘘はつかず正直に伝えましょう。
その上で、
- 今回は正社員として就職し、キャリアアップしていきたい
- アルバイト経験を通して目標が見つかったため、正社員として実現したい
といった前向きな気持ちをアピールすることが大切です。
親に言われたから就活している人
なぜなら、
- いやいや就活をしている感じ
- 仕方なく面接を受けている感じ
などは、志望動機や態度を通して面接官に伝わってしまいます。
前述のとおり、職歴の少ない高卒フリーターにとって、本人のやる気はとても重要です。
親の言葉をきっかけに就活に臨むこと自体には何も問題はありませんが、その上で自分が「どう仕事に取り組んでいくつもりなのか」をしっかりと伝えましょう。
身だしなみがだらしない人
面接にだらしない服装で行ってしまうと、
- 会社にもこんな格好で来るのかな……
- クライアントとの打ち合わせに連れて行けない……
というように思われてしまいがち。
また、若さやフレッシュさをアピールするためにも、身だしなみは大切です。
面接官に悪印象を与えないよう、清潔感のある服装や髪型を心がけましょう。
失敗を恐れすぎる人
ただ、失敗を恐れすぎるのも問題です。
いつまでも就活を始められずにいると、高卒フリーターの強みである「若さ」が失われてしまいます。
新卒の大学生でも就活で失敗することはありますので、勇気を出して第一歩を踏み出しましょう。
次の記事では、フリーターが就活に失敗しても大丈夫な理由を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
高卒フリーターの経歴が気になり、就活に踏み込めない人は……
自分一人で就活を進めていると、
- 高卒フリーターで応募できる求人が見つからない……
- 条件面が悪いような気がする……
- 応募しても経歴で落とされそう……
といった不安がつきまとってしまうものです。
プロの力を借りれば、高卒フリーターでも好条件な求人と出会えたり、自分のアピールポイントを探す手伝いをしてもらえたりします。
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まとめ:高卒フリーターは“不利”な状況を逆手に取ろう
今回は、高卒フリーターの就職活動のポイントを紹介しました。
簡単に記事の内容をおさらいしておきましょう。
- 職歴の少ない高卒フリーターは就活で不利になりやすい
- だからこそ“若さ”と“やる気”をアピールすることが重要
- 面接で嘘をつくことや、自分で考えて行動しないことはNG
- 就活に不安があるときはプロを頼るのもおすすめ
不利だからこそアピールできる部分もあるはずです。
就活のポイントを押さえて行動すれば、高卒フリーターでも必ず内定を勝ち取れます。
自分一人で就活を進めるのが不安という方は、ぜひUZUZヘご相談ください。