フリーターだと就職に不利なのか気になり質問している女性

「自分はフリーターだから、就職はきっと難しい」

このように考えるフリーターの方は多いかもしれません。

大学を卒業してそのまま就職する「新卒」が一般的とされる日本では、フリーターという立場は何かと不利だと捉えられがちです。

そしてこの考え方は大体の場合、間違っていません。

フリーターの就職は、新卒のそれと比べるとやはり一定のハンディがあります。

その現実は、やっぱり直視しないといけないんですね。

でも大丈夫です。道はあります。

今日は、「フリーターの就職が不利」だとされる3つの理由について解説していきます。

ただし理由だけ列挙してもあまり有益でないので、就職を果たすための具体的な方法論に関しても取り上げたいと思います。

現状をよく理解した上で、自信を持ってひとつずつ行動を起こしていきましょう。

大丈夫。きっとうまくいきますよ。

フリーターが就職に不利な理由1:就職市場は基本的に「新卒至上主義」

大学を卒業し新卒として働き始める男女

具体的なアクションについて考える前に、まずは現実をしっかり把握しましょう。

なぜ、フリーターは就職に不利と言われるのか?

ひとつ目の理由は「新卒至上主義」になります。

詳しく見ていきましょう。

日本の就職市場では基本的に新卒が有利

冒頭でも触れましたが、日本ではまだまだ新卒のブランド力がパワーを持っています。

より正確に言えば、新卒は「最低限の条件」であると見なす企業が少なくありません。

横並び主義の強いこの国では、学生時代にきちんと就職活動をし、内定を得て、卒業とともに就労をスタートする新卒がいまだに「当たり前」と考えられているんですね。

「十人十色」と言われるように生き方は人それぞれのはずなんですが、なぜかまだ“みんなと同じ時期に就職する新卒学生”が重宝がられるわけです。

何ともおかしな話に聞こえますが、これは戦後の復興期から脈々と続く日本企業社会の慣習なんですよね。慣習だから、多少合理的じゃなくても続いてしまう。

もちろん、合理的な理由もあります。

新卒一括採用は「効率的」

企業は基本的にリスクを嫌いますが、その最たるものは「無駄なコスト」です。

とくに経済が緩やかに縮小していく今後は、利益確保のために少しでもコストを減らすことが各社の命題となっています。

その中で、人間にかかる費用、つまり人件費はもっとも膨大なコストのひとつになります。

そして人件費の中でも無駄になりやすいのが「採用コスト」なんですね。

採用は、ある種の賭けです。

求人広告や面接などに多くの時間と費用をかけ、さらに採用後には教育費まで投じる。

そうやって育てた従業員が、投資に見合う成果を出すかどうかも、あるいは長く働いてくれるかどうかも分からない。

どう転ぶか、分からないわけです。

そこで多くの企業は、採用にかかるコストを極力抑えるため、そして少しでも将来有望な人材を確保するために「新卒者を一斉に採用する」という手段をとります。

同時期に大量に学生を集めて説明・試験・面接、そして内定・教育とまとめてやってしまうほうが効率がいい。そう考えるのは自然といえば自然ですよね。

新卒一括採用がなくならないのは、そうした背景があるからなんです。

フリーターでも採用される求人は少なくない

このように、まだまだ新卒ブランドが強い現状なわけですが、それでも過度に悲観する必要はありません。

フリーターであっても、正社員となるチャンスはあるからです。

そしてそのチャンスは、今、少しずつ増えています。

というのも、今の日本はハッキリ言って「空前の売り手市場」。つまり、圧倒的に人材が足りない。

主な原因は団塊の世代です。最大の労働人口層を形成する現在の60代以上の働き手が、ここ数年で続々とビジネスの世界を引退しています。

一方で、急速に進む少子化によって、若者は減り続けるばかりです。

ですが企業存続のためには、若い労働力の確保は不可欠。

そのために、各社がこぞって人材を取りあう状況が生まれているんですね。

そうした背景から、学歴や就労経験を問わない求人も増えてきているというわけです。

フリーターが就職に不利な理由2:なんでも一人で抱え込みやすい

なんでも1人で抱え込みやすい男性がパズルをやっている様子
マクロな状況としては「フリーターにとって追い風」と言えるわけですが、それでも細かく見れば、フリーターの就職が不利な理由はまだあります。

それは「就活の進め方」です。

大きな誤解ではあるのですが、就職活動は基本的に「自分ひとりで進めるもの」と考えられがちです。

「自分の人生のことなのだから、自分だけでやらなければならない」というものですね。

フリーターの就活は1人で行われやすい

この「就職活動は自分ひとりでやらなきゃ」という傾向は、フリーターの場合において特に顕著だと言えます。

それはある意味仕方のないことですよね。上記で触れた新卒一括採用のように、みんなで同じ時期に同じ企業の説明を聞きに行くような進め方ではありませんから。

仲間うちでの情報共有も簡単ではないでしょう。

また、大学なら就職相談室がありますが、フリーターの場合にはこうした相談相手もなかなか見つけづらいものです。

何よりフリーターの方の中には、「自分はしょせんフリーターだから」とネガティブなセルフイメージを持っている人も少なくありません。

そうした劣等感から、他者に相談ができず一人で進めようとするケースが大半なんですね。

メンタルが崩れて活動を断念してしまうケースも珍しくない

念のため触れておきますが、就職活動を独力で行うことは、決して悪いことではありません。

どのように就活を進めるのも、個人の自由ですから。

ただ、就職活動は基本的に長期戦になりがちです。1~2ヶ月程度で成果が出るというものでもないでしょう。

人によっては半年程度かかることもあるのではないでしょうか。

つまり就職活動においては、一定期間、プレッシャーと戦い、気力と体力を使いながらモチベーションを高く保つ必要がある。

情報交換はもちろん、時にはグチや不安をこぼしたくなることもあるでしょう。

怖くなることだってある。自分以外の人がどのように進めているか、悩んでいるかなど、知りたいと思うこともあるはずです。

そうした際に、自分一人で活動している人は精神的に追い込まれがちです。

就職活動には落選もつきものですから、不採用のストレスとも戦っていく必要だってあります。けれど一人で進めていては、それもなかなか難しい。

その結果、メンタルの調子を崩して、思うような成果があげられないということも少なくありません。

さらに悪いことには、活動自体をストップして諦めてしまうケースだって起こりうるでしょう。

フリーターが就職に不利な理由3:中途採用枠では経験が求められやすい

中途採用枠の採用で経験が求められている男性
また、「仕事経験の有無」も就職で不利に働く可能性があります。

フリーターの就職は基本的に中途採用枠が多いですが、この枠では、経験者が優遇されることがほとんどだからです。

中途採用枠では経験者が有利である

中途採用の場合、何よりも経験者が優遇されます。

まず、中途採用者とは基本的に「即戦力」であることを意味します。極端な話、入社したその日からバリバリ働いてもらいたいわけですね。

中途採用者の給与は新卒者より高いことがほとんどですが、そのぶん研修・教育を必要とせず、しかも早期に成果を出してくれる可能性が高い。

ですから企業側としては高めの賃金を払っても問題ないのです。

だから中途採用枠では、経験者に軍配が上がりがちなんですね。

未経験者のフリーターは不利になりやすい

こうした背景から、経験に乏しいフリーターは中途採用枠では敬遠されがちです。

もちろん可能性がゼロというわけではありません。

アルバイトや趣味を通じて、接客経験やプログラミングスキル、Webライティングの知見など、採用企業が魅力に感じるセールスポイントがあれば採用の可能性もグッと高まるでしょう。

ただしそれらのスキル・経験を持っていたとしても、「社会人としての基本的な経験」を積んでいないことは、やはりマイナスに捉えられることが多いです。

また、中途採用枠には第二新卒組も含まれますので、20代前半から仕事をしてきた人たちをライバルに戦わなければなりません。

少なくとも数年のビジネス経験を持つ彼らに就職市場で勝つのは、フリーターにとって簡単なことではないでしょう。

「フリーターは就職に不利」を打開するには

「フリーターは就職に不利」を打開しようとしている男性
すみません、ややネガティブなトーンになってしまいましたね。

ですが、これが偽らざる「フリーターの就職活動の現実」と言えます。

気が重くなるかもしれませんが、楽観しすぎるよりはしっかり現実を把握した上で臨むほうがよいでしょう。

ここからは、不利な状況を打開するためのポイントをご紹介していきます。

未経験可の求人を探す

実は企業が出す求人には、経験者枠とは別に、未経験OKの枠があります。

それが「ポテンシャル採用枠」です。

ポテンシャル採用枠とは、おもに20代の候補者に対して「君の可能性に賭けよう!」という枠のこと。

スキルや経験よりも、若い人が秘める可能性を重視するわけですね。

企業は「予測の範囲内で着実に成果を出してくれる人材」を求めていると同時に、「何をしでかすか分からないけれど、もしかしたらものすごい大仕事をやってのけるのではないか」という人材も欲しています。

それは各企業が、「現状維持だけでは生き残れない」と理解しているからですね。

今あるビジネスを今のクオリティでこなしているだけでは、企業はいずれ衰退してしまう。

だから読めない可能性を持つ若い人材も、一定のリスクをとって採用するわけです。

このポテンシャル採用枠はフリーターにも狙いやすい枠といえますので、積極的に探していきたいところです。

ちなみにポテンシャル採用枠の場合、「対象は30歳まで」とする求人も少なくありません。

よって、早めに行動することがとても重要になってきます。すぐにでも動きましょう。

資格を取る

中途採用枠では「スキル・経験がないこと」がフリーターの弱みだと書きましたが、裏を返せば、それらを有していればチャンスは大きく広がるということになります。

仕事経験のないフリーターにその武器を与えてくれるのが「資格」です。

現在は通信教育で比較的安価に取れる資格も数多くあるため、就職活動の成功率をアップしたい方はトライしてみるのもいいかもしれません。

具体的に見ていきましょう。

宅地建物取引士

「宅建」とも呼ばれ、非常に知名度の高い国家資格です。

宅建は不動産ビジネスに携わる企業に対して、大いにアピールできるものとなります。

建物や土地の売買・賃貸取引において取引内容に関わることができる宅建ですが、国家資格であるわりに勉強時間は比較的短時間で済むといわれています。

不動産業界関心のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

日商簿記

簿記は民間資格ではあるものの、一般に名の知れた資格であり国家資格と比較しても遜色ないものとなっています。

そのため、どこの企業でも通用するといえるでしょう。

簿記をマスターすることで財務会計の知識も得られ、あらゆる企業の活動に不可欠なお金の流れを理解することができます。

若くしてこの分野の知識を保有していれば、企業にとっては魅力的な人材に映るかもしれません。

Microsoft Office Specialist(MOS)

MOSは「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」を指し、ExcelやWordなどパソコンソフトのスキルを証明する資格になります。

Excelでのマクロ活用やPowerPointによるスピーディーな資料作成などは、作業効率に大きく作用します。

そのためMOS資格の保有者は、効率的な実務をこなせる人物として重宝されがちです。

パソコン上の作業となるため、実際の実務経験がなくても早期に一人前として対応がアピールしやすい資格ともいえます。

IT業界をはじめ、幅広い業界・業種で価値を認めてもらいやすい資格ですので、勉強しておくと有益でしょう。

OB・OGや友人のツテを頼る

やや例外的な方法ですが、知り合いに働き口を紹介してもらうことも有効です。

現在は縁故、いわゆるコネによる入社がほとんど語られなくなりました。

ただそれでも、一定の就職は紹介をベースに行われているのが実情です。

最近ではベンチャー企業の多くでリファラル採用(既存従業員からの紹介)が取り入れられ始めてもいます。

すでにメンバーとして働いている人の紹介なら安心して採用できるというもので、非常に効率的な手法だといえますね。

世の中としてこのような機運になってきていますから、知り合いを頼るというのは何ら気後れすべきものではないと考えてよいでしょう。

仮に、直接の紹介はもらえなくても、知人や先輩を通してその企業のリアルな情報に触れることもできるため、とても有意義な手段のひとつです。

ぜひ、検討してみてください。

フリーター向けの就職エージェントの活用も検討してみよう

フリーター向けの就職エージェントを活用して就活する人
知人に頼る、という話が出たので改めて触れておきますね。

フリーターの就職活動は、できるだけ「人に手伝ってもらうの」が上手なやり方です。

フリーターの単独での就職活動が難しい

というのも、上記でも解説したように、まずそもそも就職活動は非常にストレスフルな戦いになりがちです。

様々なプレッシャーにさらされながら数ヶ月にわたって行うため、一人きりで乗り切るのはなかなか厳しい面があります。

さらに、就職活動はある意味では「情報戦」です。

就職は、課題を抱える企業と、それを解決しうる個人とのマッチングの場なんですね。

つまり採用企業がどんな業界にいて、どんな競合に囲まれ、どのような課題を持っているか……これらの情報を持って準備しておくことで、格段に面接の精度が上がります。

同時に、「その課題を自分はこうしたスキルや資質で解決できますよ」という、自分自身の強みや経験に関する情報も整理しておく必要があります。

そのために、就職経験のないフリーターは、情報収集の方法や自己分析のやり方などにおいて不利と言わざるを得ません。

そのような時は、「就職エージェント」の利用を検討してみるのがよいかもしれません。

エージェントを利用してみる

就職エージェントとは、無料で就職の支援を行ってくれる事業者を指します。

エージェントに登録すると、担当のキャリアカウンセラーが個別相談に乗ってくれるわけですね。

具体的な求人の紹介はもちろん、自己分析・企業分析、履歴書や職務経歴書の添削アドバイス、さらに模擬面接まで、幅広いサポートを行ってくれます。

そして基本的にどのエージェントも、これらのサービスを無料で実施しています。

単身で挑む就職活動に不安を抱えている方は、ぜひ利用を検討してみてください。

なお、数あるエージェントの中でも、「UZUZ」はフリーターや既卒の就職支援に特化したエージェントです。

これまでに多数のフリーター就職を支援してきたことはもちろん、サポート担当のキャリアカウンセラー自身もフリーター出身者が多数を占めています。

フリーターの実情を身をもって理解している人たちですから、なんとなく頼りになる気がしませんか?

UZUZでは気軽な初回相談も受け付けているため、どんなサポートを受けられるのか、まずは試しに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

就職に成功した男性とそれを喜ぶエージェント
いかがでしたか?

フリーターの就職のリアルな現状と、それを打破する具体的な方法についてご紹介してきました。

この記事のアドバイスのとおりに動けば「絶対に」就活が成功する、なんて無責任はことはもちろん言えません。

ですが、厳しい現実をきちんと見据えてその上で正しい方法論で努力を積み重ねていけば、きっと突破口が開けるはずです。

そしてその可能性を高める「パートナー」として、知人や、就職エージェントを頼ることをぜひためらわないでください。

仕事も就職活動も進め方のコツは同じです。

一人でやるより、誰かと一緒にやったほうがうまくいく。

「不利だ」と言われるフリーターの就職。ぜひ、あなたは成功させてください。

応援しています。

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