一生ニートでいるのは嫌だけど、就活が怖いと思っているニートの皆さん。
「今更、就活なんて絶対無理!」なんて諦めないでください。
そんなこと言われてもなかなか踏み出せないよ、上手く行かなかったら余計に自信を無くすかも……。
私自身、ニートの方のキャリア相談に乗ることはよくありますが皆さん口を揃えて、「就職活動しても結局失敗しそうで怖い」と言います。
でも、私は就職サポートを通して無事に正社員として就職したニートの方をたっくさん見てきました。
色々と不安な人は、就活の決意を固める前でも、とにかくまずは就活のプロに相談からしてみることをおすすめします。
ちなみに、私が代表取締役を務めるUZUZの就職支援サービス「ウズキャリ」では、フリーターやニートの方のサポートを得意としています!
ニートの就職サポートならウズキャリ!
- 面接官のニートに対する“マイナスイメージ”を払拭できれば正社員としての就職は不可能じゃない
- ニートを一括りにするのはNG!年齢・空白期間の長さなどによって就活成功のポイントは異なる
- ニートは利用しなきゃ損!4つの就職支援サービスの特徴と使いこなし方
この記事の目次
ニートから就職できないって本当なの?その真相
「自分なんか就職できるわけがない」「自分を必要としてくれる会社は無い」など、就活を始める前から落ちる気になっている人たちが来ます。
確かにニートの就職は、「新卒のように周りに合わせて流れに乗れば内定が貰える」わけではありません。
厳しい道のりになる可能性もありますが、最初から諦めモードでは受かりませんよ!
なぜなら、あなた自身が面接官の“ニートに対するネガティブなイメージ”を払拭する必要があるからです。
「すぐに辞めてしまう」
「真面目に働くか不安」「責任感ややる気がない」といったイメージを持っています。
ただ、このマイナスイメージさえ払拭できればあなたは内定をもらえます!!
面接官のマイナスイメージを変えるには、あなたの強みや誠実さ・熱意を根気強くアピールし続けることです。
例えば、
- 企業研究では採用担当者が知らないようなことまで細かく調べている → 緻密な人間であることをアピール
- 企業の売上や業界の市場規模などを正確に把握して、適切に答えられる → 数字に強いことをアピール
- 面接官に“聞きやすい・分かりやすい”話し方をして質問に対しても正確に答える → コミュニケーション能力の高さをアピール
などなど。
ここで、「コミュニケーション能力低いし……」と思う人もいるかもしれませんが、面接対策でみっちり練習すれば大丈夫です!
ちなみにウズキャリでは平均20時間かけて面接対策なども行うのでご安心ください。
採用担当者のフリーターに対するデフォルトの期待値が低い分、マイナスイメージを変えることであなたに対する評価がグンと上がる可能性もあるんですよ。
ニートの就活の注意点「ニートで一括りにしない」
ニートの就活を成功させるにはもう一つ重要なポイントがあります。
それは、「ニートで同一視しない」ということ。
立場や状況が違うのに「ニート」と一括りにして情報を集めても参考にならないんです。
例えば、「ニートの就職は無理!」という情報だけを聞いたあなたは就職を諦めるかもしれません。
しかし、実は「ニートの就職は無理!」という情報には、20代~30代前半のニートは含まれません。
20代〜30代前半はまだまだチャンスがある若者ですから。
ニートといっても、年齢やそれまでの経歴は人それぞれ。
情報収集に限らず、あなたの年齢・ステータスを意識して就職活動を進めなければなりません。
当然、年齢やステータスが異なれば、企業があなたに求めることや就活の対策方法も異なりますよね。
次の項目から、年代別に分けて就活を成功させるポイントについて紹介していきますね!
年代別!ニートの就職事情と成功させるためのポイント
ニートの就職を成功させるポイントについて調べると、
- 清潔感を出す
- 規則正しい生活リズムを送る
という点が挙げられていることがあります。
ただ、このようなポイントははっきり言って当たり前です。
ただ、どの年代であっても「一刻も早く就活をスタートさせるべき」ということは共通しています!空白期間は1日でも短い方がいいですからね。
それでは具体的に年代別に分けて解説します。
20代前半の就職活動のポイント
20代前半であれば、まだまだ選択肢はあります!
正社員としての就職も決して難しくありません。
未経験から職種・業界を選べる状況にあることは、非常に恵まれているんです。
事務職・WEBマーケティング職・IT業界・広告業界などなど……。
「やってみたい!」と心から思える職種・業界があるのであれば挑戦してみましょう。
20代後半以降になるとスキルや専門知識が必要な職種の場合、経験が求められることが多くなります。
しかし、20代前半であれば未経験から就職できるチャンスがあり、お金をもらいながらスキルを身につけ、キャリアを築けるんです。
遅れを取り戻すためにも、効率的に就職活動を進めましょう。
- 一人で就職活動は難しい
- 何から始めていいのか分からない
という人は後ほど紹介する就職エージェントの利用をおすすめします。
20代後半
同じ年齢の人材を採用するなら、企業としては即戦力になる経験者を採用したい。
ただ、企業によっては経験者ではなく、あえて未経験者を欲しがるところもあるんです。
業界に染まっておらず、柔軟性がある若い人材は企業にとって扱いやすい存在。
ただ、高い需要があるわけではありません。
また20代後半でも、“25歳を超えたばかり”と“30歳手前”ではまた状況が変わってきます。
とにかく1歳でも若い方が有利です。
なお、職種については選べる状況にはありません。
ただ、ITエンジニアのようにスキルの必要な職種であれば資格を取得したり、職業訓練を受けたりすることが必須になってきます。
20代後半は、ニートでなくても未経験職種への就職が厳しくなる年代です。
道のりは厳しいかもしれませんが、諦めずに挑戦しましょう。
30代前半
残念ながら30代に突入してしまうと正社員を目指すのはかなり厳しいです。
そもそもニートでなくても未経験職種を目指すのは難しい年齢。
空白期間が短いニートであればチャンスはあるかもしれませんが、「一度も就職したことがない」というニートの場合は、いきなり正社員を目指すのは正直厳しいです。
また、30代になると就職サイトやエージェントの利用も制限がかかってしまいます。
やはり、チャンスの多い20代をターゲットに絞って就職サポートを実施した方が効率的だから。
ただ、30代でも利用できる就職サイトやエージェントも存在するので、諦める必要はありません。
30代のニートの場合、空白期間を終わらせるためにとにかく非正規・アルバイトでもいいので職歴をつくりましょう。
そこから正社員への道を模索するといいです。
また目指したい職種があるのであれば、仕事と並行して資格を取得したり、職業訓練を受けたりしてスキルや知識を身につけましょう。
ニートにおすすめの就職支援サービスと使いこなし方
世の中には“使わなきゃ損!”というような就職支援サポートが存在します。
特に、ニートの場合は事情が特殊なのでプロのキャリアアドバイザーについてもらうべきです。
「まず何から始めればいいのか分からない」という人に対して、キャリアアドバイザーが丁寧に指導してくれます。
就職エージェント
就職エージェントとは、就活を総合的にサポートする就職支援サービスのこと。
あなたに適した求人を紹介するだけではなく、自己分析のやり方を教えたり、履歴書を添削したり、受ける企業との間に入って連絡のやり取りや細かい交渉まで担当してくれます。
「困った時に頼れる相談役」として利用するといいですよ!
なお、就職エージェントの一つであるウズキャリでは基本的な就職支援はもちろん、
- 仕事選び・就職活動の軸を一緒に考える
- ライフプランを練る(人生相談にも乗りますよ!)
- 徹底した面接対策を行う
といったサポートも提供しています。
一人のカウンセリングに平均20時間費やして、きめ細かくサポートしていくので満足いただけると思います。
就職サイト
就職サイトとは求人紹介から企業情報、業界の事情・就活ノウハウに至るまで就活に必要な情報を提供しているWEBサービスのこと。
全ての求人に一つずつ目を通していたら膨大な時間がかかるので非効率です。
検索機能を使って、例えばニートの場合だと「未経験歓迎」「学歴不問」などの項目にチェックを入れて絞りだしてみましょう。
- どのような職種が多いのか
- 給与や福利厚生などの待遇
- 応募必須条件
を調べてみるといいです。
他の求人を知らないと、提示された求人を見ても「もっと他にいい求人があるんじゃないか」「給与が低いんじゃないか」と納得できないまま選考に進むことになります。
ちなみに、20代のニートが就職サイトを利用するなら「Re就活」がおすすめです!
ニートでも挑戦できる「未経験歓迎」の求人を豊富に取り揃えています。
ハローワーク
ハローワークは国が管轄する職業案内所。
民間が運営しているわけではないので「20代まで」といった年齢制限はありません。
全ての人を広く支援しています。
ハローワークは全国に設置されており、それぞれ地域に根付いた求人が揃っているため、地元の企業に就職したい人におすすめ。
ただ、就活支援のプロではありませんので、エージェントのキャリアカウンセラーのようにきめ細かなサポートは期待しない方が良いでしょう。
また、もう一つ大きな注意点として、ハローワークの求人にはブラック企業が含まれています。
公共機関であるハローワークにはどんな企業でも無料で求人掲載ができてしまうんです。
特に、常に掲載されている求人は人の入れ替わりが激しいブラック企業である可能性が高いので気をつけてくださいね。
この点に気をつければハローワークもあなたの就活の役に立つでしょう。
職業訓練所
職業訓練所は失業中の人が再就職のために仕事の訓練を受ける施設のことです。
国や自治体が主体となって運営。
簿記・介護・建築といった様々なジャンルの無料講座が用意されています。
訓練期間も数ヶ月のコースから半年・1年以上など様々。
ただ、申し込める時期が決まっているコースもあるので事前に調べておきましょう。
また、職業訓練を受けることで補助金が支給されることもあります。
これらの利用には細かな条件があるので該当するかどうか、よく調べてくださいね。
特にニートの場合はスキルの証明が難しいので、職業訓練を受けていることは大きなアピール材料になりますよ。
ニートからの就職体験談
ここでは実際にウズキャリで就職サポートし、無事に正社員として就職に成功した3名の元ニートの体験談を紹介します。
公務員試験不合格→ニート→留学→帰国の「Oさん」26歳
Oさんは大学卒業後も公務員を目指して試験に挑戦しましたが、残念ながら不合格。
アルバイトを始めたものの長く続かずニートになってしまいます。
「このままではヤバい!自分を変えなきゃ」という思いで留学費用を貯めて留学へ。
留学から帰国後、ついに就職活動を開始したOさん。
この時、大学を卒業してから既に3年が経過していました。
しかし……!なんとたった3週間で内定を獲得!!
成功の秘訣は“自分が不利な立場にあることを十分理解していた”という非常にシンプルなこと。
将来のことを考えずにニート・フリーターで過ごした3年間を反省し、それを素直に伝えたことが成功につながりました。
ブラック企業を2ヶ月で離職→フリーターとニートで2年間過ごした「Kさん」24歳
Kさんは新卒で営業職に就きました。
ところが入社したのは飛び込み営業1日200件のノルマを課すブラック企業。
詐欺まがいの営業法に嫌気がさして短期離職してしまったKさん。
ここですぐに転職活動を行えば良かったのですが、Kさんはそこから2年間の空白期間をつくってしまいます……。
保育園の先生のアルバイトをしたり、知り合いのおじいちゃんの介護をしたり、留学を目指して準備を始めたり……。
結局金銭面で留学が難しいと分かったKさんはようやく就活を開始。
自分を見つめ直して良い点を掘り出し、また素直に過去の悪い点を認めることで2,000名以上の規模を誇る広告会社の営業職に内定しました!
ブラック企業を2ヶ月で離職→転職活動が上手くいかなかった「Nさん」
大学卒業前にギリギリ内定を貰えた会社に入社したものの、職場は上司の怒号が飛び交うブラック企業。
2ヶ月で短期離職して一人で転職活動を始めました。
しかし内定を貰えず気づけば1年が経過。
焦ったNさんはウズキャリに登録することにしました。
しかし前職で人間不信に陥っていたNさんは、私たちキャリアカウンセラーのことも信用できなくなってしまっていたのです。
そんなNさんを変えたのがウズウズカレッジ。
同じような状況にある仲間たちと共に、一般的なビジネススキルや専門スキルを学んでいくウズキャリ独自のスクールです。
次第にNさんはキャリアカウンセラーにも心を開き、ありのままの自分を受け入れられるようになりました。
自分の過去を受け入れて「今までの自分を変えたい」と素直に思い努力していくことで、無事に内定を貰えることができたのです。
ニート就活よくあるQ &A
Q就職しやすい職種ってあるの?
やはり人材が不足している職種・業界だと採用されやすいですね。
例えば、ITエンジニア・介護士・警備員・タクシー運転手・工場の作業員など……。
ただ、どの年代でもこれらの職種が採用されやすいわけではありません。
例えばITエンジニアの場合だと20代まで。
しかも資格やある程度のスキルがあった上での採用となります。
また、現在はコロナの影響でITエンジニアの求人は減っています。
一方で、警備員やタクシー運転手・工場の作業員であれば資格がなくても20代であれば採用のチャンスがありますね。
ただ、できればITエンジニアや介護士のような手に職をつけ、キャリアを築いていきやすい仕事に就くことをおすすめします。
Q就職エージェントってブラック企業ばかり紹介してくるんじゃ?
就職エージェントが意図してブラック企業を紹介することはありません。
ただ、紹介する会社をきちんと調べていないエージェントでは、ブラック企業と知らずに求職者に紹介してしまうことがあります。
一方で、ウズキャリではブラック企業を徹底排除するため、離職率を調べたり、実際に就職している方の話を聞いたり、会社訪問したりして独自基準の元、求人を取り扱うか決めているのでご安心ください。
ただ、あまり選り好みしていると結局どこも就職できなくなってしまいます。
とにかく空白期間を終わらせるためにも一刻も早く就職した方がいいです。
空白期間が伸びる分だけ、就職できなくなるリスクが高まる点に気をつけてくださいね。
Q資格取得した方がいいの?
資格を取得するべきかどうかは希望職種と年齢によります。
ただ、何度も述べている通りあなたには時間がありません。
「1年かけて資格を取得してから就活を始めよう!」というのはNGです。
今すぐ就活をスタートさせ、並行して資格を取得するといいです。
なお、20代後半~30代前半となると資格を1つ取得しただけでは難しいでしょう。
なぜなら、職歴のある転職組も1つくらい資格は持っているから。
差をつけるために複数の資格を取得するなど、かなり頑張らないといけません。
どんな資格を取得するべきか、どのスクールに通うべきかなどについてはウズキャリのキャリアカウンセラーにご相談ください!
あなたに適した資格・スクールをご紹介します。
Q就職するのが怖い
その気持ちはよく分かります。
ただ、社会人として働いている人全てが“特別優秀で仕事ができる”わけではありません。高学歴のエリートの中にも仕事ができない人っていっぱいいるんです。
逆に高卒で成功している人たちもたくさんいますし。こればかりは、就職してみないと分かりません。
仕事の適性や会社との相性が合えば、「何だ、社会人って難しくないじゃん!」って思える可能性も十分にあります!
不安な気持ちを変えるためにも、自分が社会人として楽しく働いている姿をイメージしてみるのもいいですね。
とにかく、あれこれ悩む前にまずは就活に取り組んでみましょう。