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大学中退者が就活を成功させる秘訣とは【プロが解説】

大学中退者専用!就活成功の秘訣をプロが解説!

「大学中退しようかな……。でも中退したら就職ってどうなるんだろう?」

「大学を中退したいけど、中退した場合ってどうやって就活すればいいのかな?」

大学を中退する理由としては、

  • 大学に行く意味を見い出せない
  • 金銭面で進学・もしくは留年できない
  • 家庭の事情で中退するしかない

など様々な理由があるかと思いますが、多くの人にとって最も気になるのは、
「中退した後の人生ってどうなっちゃうの?」
という点ではないでしょうか。

そこで!

今回は実際に「大学中退者」の就職をサポートしてきたUZUZが、そんなお悩みを解決すべく、

  • 大学を中退する人は現状どれくらいいるのか
  • 「大学中退=就職できない」は本当なのか
  • 大学中退者が就職を成功させる方法

について、責任を持って解説したいと思います!

「大学中退を考えている人」も「すでに大学を中退した人」も、この記事を読めば「大学中退後の漠然とした不安」を解決できるでしょう。

ぜひご一読ください!

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どのくらいの人が大学を中退しているの?

 
ぶっちゃけ大学を中退する人ってどれくらいいるの?

 
ちょっと古いものになりますが、こんなデータがあります!

メディアなどでたまに「〇〇大学中退」といった著名人などの肩書きを見ることはありますが、一般的にどれくらいの人が大学を中退しているのかはよくわからないですよね。

文部科学省が平成26年に発表した「学生の中途退学や休学等の状況について」によると、全学生数2,991,573人のうち大学中退者は79,311人。

つまり、大学生全体のうち2.65%の学生が中退をしているということがわかります。

 
100人中2~3人かぁ~。やっぱり少数派だよね。じゃあ中退した理由は何なんだろ?

 
先ほどの文部科学省の調査では、次のようなことがわかっています。
大学中退者の状況について


大学を中退した理由は、その他を除き上から、

【大学を中退した理由】
  1. 経済的理由  (20.4%
  2. 転学  (15.4%)
  3. 学業不振  (14.5%)
  4. 就職  (13.4%)
  5. 病気・けが・死亡  (5.8%)

の順となっており、経済的な理由が最も多いことがわかります。

 
そうなんだ!なんとなく「大学つまんない……」みたいな理由が一番かと思ってたけど違うんだね!

 
はい。さらにこのデータからは次のようなことも推察されるんです。

大学を中退した理由の2位には「学業不振」がありますが、これはつまり必要な単位がとれない=留年となったことが予想されます。

留年の場合は、学費を支払えば4年生の大学(医学部や薬学部を除く)ならば4回まで、トータル8年間までは在籍が可能です。

しかしそれができないということは、やはりそこには経済的理由が絡んでいると考えられます。

また、4位の「就職」についても、大学に一旦入学しておきながら中退し、就職をするわけですから、経済的な理由から就職を選択した人も一部含まれていると考えるのが自然でしょう。

 
経済的な理由が大きいってことは、つまり中退してからは働いている人もきっと多いはずだよね?

 
そうなんです!では、次の項目では大学中退者の「その後」についてお話しますね!

大学中退=就職できないは「嘘」

 
でもさ、大学を中退した人ってそのあと就職できるの?みんなアルバイトとかの非正規雇用なのかな?

 
いいえ!ちゃんと正社員として就職できます!

UZUZでは日々多くの方の就活サポートを行っていますが、中には、「大学中退だからもう正社員として就職するのはムリかも……」とかなり落ち込んだ状態で登録に来られる方もいらっしゃいます。

しかし、自信をもってお伝えしましょう。

「大学中退=就職できない」は完全なる“嘘”です!

なので、大学を中退された方も、どうか前向きに就活をしてみてください。

では、なぜここまで強く“嘘”と断言できるのかについて説明していきましょう!

大学卒業者と違うことは“学歴”だけ

「大学中退=就職できない」と不安になっている人は、是非冷静になって考えてみてください。

高校を卒業して正社員として働いている人もたくさんいますよね?

高校がいわゆる「進学校」ではなかった人なら、高校の同級生がすでに社会人として働いている……という人も多いと思います。

大学中退者の学歴は「高卒」です。

受けられる求人は「大卒」のものとは変わるものの、決して“就職先がない”というわけではないのです。

 
でもさ、「中退っていう経歴のせいで面接官からネガティブなイメージを持たれそうで自信がない……」って話もよく聞くんだけど……。

 
面接の際に大学を中退した理由をきちんと説明できれば問題ありませんよ!前向きにいきましょう!

むしろ早く就職することによる“メリット”も

さらに、高卒者の就職率は大卒者の就職率よりもやや高いというデータもあります。

厚生労働省が平成31年に発表した「平成31年3月新規高等学校卒業者の就職状況 (平成31年3月末現在)に関する調査について」によると、高卒者の就職率は98.2%で、同時期の大卒者の就職率97.6%をやや上回っている状況です。

また、求人数が多い職種のトップ5は、

【求人数が多い職種のトップ5】
  1. 製造業   (求人数:140,080
  2. 建設業   (求人数:60,471)
  3. 卸売業小売業   (求人数:52,920)
  4. 医療、福祉   (求人数:43,138)
  5. 宿泊業,飲食サービス業   (求人数:25,546)

となっており、イメージとしては年齢が若いうちから働くことで技術や知識をしっかり身に付けられる、「手に職がつけられる」職種が多い傾向にあります。

 
専門的なスキルが身に付けられれば転職する時にも有利だよね!

 
特に女性の場合は、ライフスタイルが変わっても社会復帰しやすい部分もありますよね。

さらに日本では“ポテンシャル採用”が主流のため、「仕事の覚えが早い」「自社のカラーに染まりやすい」等の理由から、若い人を積極的に採用しようとする会社は少なくありません。

そのため、もし「すでに大学を中退した」「これから大学を中退する」というのであれば、できるだけ若いうちに就職活動をスタートすることをおすすめします。

なお、高卒と大卒との違いについては以下の記事でもご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

大学中退後に“フリーター”になるのはおすすめしない

 
ん?てことは、大学を中退するならすぐに就活した方がいいの?

 
ご家庭の事情など中退する理由は様々ですが、いずれ就職する予定があるのなら、なるべく早く就活した方がいいですね!

すでに大学を中退した方人や、これから大学を中退する人の中には、「しばらくバイトでもしながらこれからのことを考えよう」といった人もいるかと思います。

しかし、大学中退後に「空白期間」が空いてしまうような選択は正直言っておすすめできません。

なぜなら「空白期間」ができてしまうことで、就活の際に「後先を考えずに大学を中退しただけなのでは?」といったマイナスな印象を企業に与えてしまいかねないからです。

就活の際に「しっかりとした理由や目的があって大学を中退した」ことを示したいのであれば、やはり中退後はなるべく早く就活を始めましょう。

なお、以下の記事では高校と大学、専門学校を中退された方の就活体験談をご紹介しています。

中退後の就活の様子などがよくわかると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

大学を中退した人の就活方法は「既卒(中途採用)」枠

 
大学を中退する(した)なら、大学の就職課は利用できないんだよね?

 
大学によっては利用できることもあるようですが、基本的にはあまり期待しない方がいいかもしれませんね。
 
でも新卒でもないし、中退した人の就活ってどうなるの?

大学を中退した場合は、当然ながら「大卒」としての応募はできません。

したがって、「高卒」としての既卒枠または中途採用枠を選ぶことになります。

さらに、アルバイトなどの経験はあったとしても、正社員としての就業経験はないため、基本的にはいずれの職種であっても「未経験」での応募になるでしょう。

それらを踏まえた上で、ここからは大学中退者の就活方法について解説していきましょう。

大学中退者が新卒枠で就活すると不利になる

大学中退者であっても、新卒者が利用するようなサイトを利用して、同じように就活することが可能な場合もあるようですが、はっきりいってそのような方法はおすすめしません。

なぜなら、もし大学中退者側に何か突出したスキルがある場合でもない限り、

  • 大学や高校を卒業したばかりの新卒
  • 何らかの事情があって大学を中退した人

の2択では、どうしても企業側は前者の方を採用したいと考えてしまうからです。

特にポテンシャル採用に積極的な高卒枠の場合では、年齢の面でも不利といえるでしょう。

 
まぁ、厳しいけどそれが現実だよね……。

そのため、やはり大学中退者の場合は「高卒」としての既卒枠または中途採用枠での応募をおすすめします。

“既卒”のポテンシャルを信じて採用する企業がある

 
やっぱり新卒枠では応募できないのか……。中途採用ってなんだか大変そう……。

 
新卒枠で応募できないからといってガッカリする必要はありませんよ!

中途採用や高卒としての既卒枠での応募となると、

  • 実務経験のある応募者が多くて競争率が高そう
  • 応募できる求人が限られそう

など、不安に思う人も少なくないでしょう。

たしかに、中途採用の場合は、新卒入社のように手厚い新人研修があったり、同期がたくさんいるわけでもないかもしれません。

しかし、

  • 企業にとって必要なタイミングで採用できる
  • 一度挫折を経験しているため、粘り強く働いてくれるイメージがある
  • 大学に合格しているので、一定の努力や学力を評価している

など、求める人物像は企業によって様々。

そのため、たとえ大学を中退していたからといって、「良い会社に就職できない」「入社できても正当な評価をしてもらえない」といったことはないのです。

大切なのは、自分が持つ能力に合った職種と自分の条件に合った職場を見つけること。

就活に真剣に取り組む姿勢さえあれば、大学を中退していても就活を成功させることは十分可能です!

既卒枠での就活方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ:大学中退者が“後悔しない”就活をするには、プロに頼るのが一番

ここまでの話をまとめると、大学生の「中退事情」としては、

  • 大学生全体のうち、中退をする人は100人中2~3人程度
  • 大学を中退した人の理由としては「経済的理由」が最も多い

ということがわかりました。

また、「大学中退=高卒」ということになるので、「大学中退=就職できない」ということでは決してなく、大学中退であっても就職はできます。

しかし、大学中退後に「空白期間」が空いてしまうと、就活の際、企業にとってはマイナスイメージとなってしまうため、大学を中退する(した)のであれば早めに就活を始めることをおすすめします。

さらに、大学中退の場合は、

  • ポテンシャル採用が積極的な高卒枠は年齢面で不利
  • 中途採用枠は企業にとって必要なタイミングで採用できる
  • 一度挫折を経験しているため、粘り強く働いてくれるイメージがある
  • 大学に合格しているので、一定の努力や学力を評価している

などの理由から中途採用枠(既卒枠)での応募がおすすめです。

とはいえ、

  • 大学中退の自分を採用してくれる会社なら条件はほとんどこだわらない
  • やっぱり中退という経歴が不安なのでとにかく応募してみる
  • とりあえず採用してもらえたので入社しよう

など、手あたり次第に就活をすすめてしまったり、深く考えずに就職を決めてしまうと、

  • 就職後に企業とのミスマッチを感じてしまう
  • 離職したいのに「短期離職」というデメリットが怖くて辞められない

といった悪循環に陥ってしまうことにもなりかねません。

新卒の就活や実務経験を経てからの転職活動と比べると圧倒的に心細く、不安も多い大学中退者の就活。

この「絶対に負けられない就活」を成功させたいなら、1人で頑張らず、ぜひ就活のプロの力を頼ってみてください。

特に大学中退者の場合は、面接対策が「肝」。

たとえば企業面接では、

  • なぜ中退したのか
  • 中退したことについてどう思っているのか
  • 今後のキャリアプランについてどう考えているのか

といったことをズバズバと質問されます。そんな時も「就活のプロ」の協力があればこういった質問への対策もしっかり行えます!

就職エージェント・UZUZではこうした就活サポートを完全無料でご提供。

「必ず紹介された求人に応募しないといけない」「採用されたら別途料金が発生する」といった心配も一切なく、就活ノウハウを知る目的でのご利用ももちろんOK!

WEB面談やWEB面接、担当のキャリアカウンセラーとのLINEでのやりとりも可能ですので、ぜひ一度UZUZまでお気軽にご相談ください!

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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