何歳までなら逆転可能?フリーターから正社員になるためには

総務省の調べによると2015年の段階で全国に約167万人のフリーターが存在しています。
2014年から比較をするとフリーターの全体数は減少傾向にありますが、それでも多くの人達がフリーターとして働いている現実がありますね。

彼らの中には、フリーターから脱し正社員になることを希望する人も少なくありません。それでは、何歳までならばフリーターからの逆転を成功させることが可能なのでしょうか。

以前は「正社員になれるのは◯◯歳まで」と言われていた

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「正社員になれるのは◯◯歳まで」と聞いたことがある人も多いでしょう。実はこの◯◯に入る数字は年々、変化をしてきました。

2000年代前半:「社員は25歳まで」

2000年代前半、当時の社員募集はインターネット媒体ではなくFromAやTOWNWORK、anなどの求人情報誌がメインでした。この時期の求人情報誌を見ると、企業からの希望として「年齢:27歳まで」「年齢:28歳まで」という言葉が目立ちます。

この27歳や28歳という言葉は、あくまで「広く見て」の数字であり実際は25歳までの人材を希望する企業が多かったようです。

余談ですが、フリーター人口は2003年がピークでありその後毎年少しずつ減少しています。2000年代前半はフリーターとしての生き方を選ぶ人が最も多かった時期だったと言えます。

この25歳という数字は、企業によってその後少しずつ引き上げられていきます。27歳までが目安の時期を挟み、30歳までが目安になっている時期もありました。しかし、この目安となる数字は厚生労働省の動きによって一般的にはわかりづらくなっていきます。

2007年:厚生労働省が動く

企業が何歳までの人材を求めているのかわかりづらくなったのは、2007年10月に雇用対策法が改正されたことに寄ります。この改正によって、企業が社員募集をする際に「年齢制限の禁止が義務化」されたのです。

具体的には「社員募集◯◯歳まで」と明確に記載することが出来なくなりました。そのため、企業が何歳までの人材を欲しがっているのか、わかりづらくなってしまったのですね。

もちろんこの法律改正の目的は、多くの人達に社員になるチャンスを与えることです。今まで年齢によって社員になるチャンスを奪われていた人達を救うことが目的になります。

しかし、全ての企業が「それならば年齢を気にせずに雇用しよう」とは、残念ながらなりません。未だに、自らが定めたルールに沿って若い人しか採用をしない企業は少なからず存在するからです。

(参考元:厚生労働省

時代が変わり企業のアピール方法が変わる

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厚生労働省に募集要項に年齢を記述することを禁じられた企業は、どのように対処していったのかお知らせしましょう。

なるべく若い社員が欲しい企業は未だに多い

「25歳まで」と明確に告げることは出来なくなりましたが、企業の意思として若い社員を欲しがるところは少なくありません。そのような企業の場合、「年齢制限無し」と表向きでは表記しますが、実際には若い人しか採用しないことも多いようです。

このような企業は募集要項の中に、

  • 20代が活躍中!
  • 20代から30代までのスタッフで頑張っています
  • 若いスタッフで和気あいあい

のような文面が記載されているのが特徴です。

現在いるスタッフの年齢を明記することで、希望している年齢を暗に示す方法ですね。つまり「20代が活躍中」というフレーズを載せている企業では、30歳以上の人は採用されづらい傾向があります。

業種によっては年齢制限無し?

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ここまでの話を踏まえると「社員になるための年齢制限は厳しい」と感じてしまうかもしれません。しかし、企業や業種によっては年齢を問わずに社員登用しているところもあります。

人手不足の業界を狙え!

人手不足の業界では、人員を確保するために30歳以上の未経験者でも歓迎してくれる可能性が高いです。

帝国データバンクの調査によると全企業のうち37%が「正社員の人手が足らない」と回答をしていますので、人手不足の業界といっても選択肢の幅は決して狭くはありません。

人手不足の業界とは?

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それでは正社員の人手不足を起こしている業界はどこでしょうか?ランキング形式でまとめて紹介します。

1位:情報サービス業

ITエンジニアの人手不足はよく聞きますが、エンジニア以外も全体的に人手が足りない業界です。ベンチャー企業が多く、未経験から目指すのはハードルが高く感じてしまう業種かもしれません。しかし、だからこそ現実的に正社員が目指せる業界の1つです。

2位:建設業界

建設業界の高齢化は大きな問題になっています。若い人材がなかなか入ってこないので、未経験でも比較的社員登用されやすい業界でしょう。業界全体への需要が高いのも魅力です。

3位:医薬品・日用雑貨小売業界

ドラッッグストアや100円ショップを思い浮かべるとわかりやすい業界です。身近な存在ですが人手が足りていない業界ですので、覚えておくと良いでしょう。

なおここでのデータはRaosh様のデータをお借りさせていただきました。

まとめ:それでも若いうちに正社員になった方が良い

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年齢の制限を禁止したとはいえ、市場全体を見ると、未経験のフリーターが挑戦できる年齢の上限は27、28歳頃であることが多いです。

もちろん業界や企業を選べば、年齢を重ねても正社員になることは不可能ではありません。。しかし、年齢を重ねた分だけ選択肢の幅が狭まってしまうのは否定できません。そのため、なるべく早い段階で正社員になった方が良いと言えるでしょう。

今就職出来るチャンスがある企業に、3年後に就職が出来るとは限りません。焦らせる気持ちはありませんが、なるべく早く行動を起こした方が良いですね。行動する際には、ここでの情報を参考にしていただければ幸いです。

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