20代のうちは、「いくつになっても転職できる」と考えている方が多いかもしれません。
あなたに専門スキルや長年のキャリアがある場合を除いて、30代以降は転職が難しくなっていきます。
極端な話、どんなに高学歴でもキャリアやスキルがなければ30歳を超えた途端、市場価値は大きく下がってしまうんです。
ちなみに以下の動画では、“29歳での就職”について詳しく解説しています。
この記事と合わせて、ぜひご覧くださいね。
少しでも若い方が、吸収が早く伸びしろがあるとみなされます。
ここでは、20代での転職活動がどれだけ有利なのか、30代が目の前に迫った29歳の転職活動のポイントについて詳しく紹介していきます。
この記事の目次
29歳だと転職は難しい?成功者は20代が多いって本当?
dodaが行った調査(2018年下半期・2019年上半期)によると、転職成功者の年齢割合の内訳において、29歳までが50%近くを占めており、転職に成功している約2人に1人は29歳までの若者ということが分かります。
一方で、30代後半を過ぎると転職成功者の割合は全体の30%未満です。
ちなみに職種別で見てみると、営業系や販売・サービス系の職種では転職成功者の過半数以上が20代の求職者を占めています。
出典元:doda「転職成功者の年齢調査(2019年上半期)」
それだけ20代は需要があるということです。
特に営業・販売・サービス職は体力勝負な面があります。
たとえ未経験あるいは経験が浅かったとしても、その部分を若さでカバーできると企業は考えます。
若い方が飲み込みや吸収スピードが速く、優秀な人材に育てることができると期待しているのです。
29歳で「同業種」への転職は難しい?難しくない?
一方で、経験の浅い20代が同業種へ転職するのは難しいのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、20代の場合は経験やスキルよりも、やる気やこれからの伸びしろを見ているので、その部分をアピールできれば問題ありません。
こんな29歳は危険!同業種への転職で気をつけるべきポイント
- 考え方を凝り固めないようにする
- 適応力や柔軟性を持つ
考え方を凝り固めないようにする
これは経験豊富な人材に多いのですが、「この業界はこうである」という様な凝り固まった考えが染みついていると会社にとって扱いにくい人材とみなされることがあります。
20代はまだその業種・業界に染まりきっておらず、新しい視点や意見を持っているからこそ企業側は採用したいのです。
自分なりの考えに固執するのは避けましょう。
適応力や柔軟性を持つ
前職で自分がやってきた仕事の進め方にプライドがあり、柔軟に新しいことを受け入れられない人は要注意です。
新しい職場に転職するのであればその企業の社風・理念に共感を持ち、柔軟に適応していく姿勢が求められます。
このような適応力や柔軟性がない人材は、いくら豊富な経験があったとしても「採用したくない」というのが採用側の本音。
前職での経験を活かしつつ、次の企業でも「柔軟に適応できますよ」という姿勢をアピールするようにしましょう。
29歳で「未経験職種」への転職は難しい?難しくない?
未経験職種への転職を検討している場合、20代が圧倒的に有利です。
そもそも30歳を超えてしまうと応募できる求人数が減ってしまいます。
例えば、求人票に「未経験者は30歳未満」と年齢制限を記載している企業も少なくありません。
こんな29歳は危険!未経験職種への転職で気をつけるべきポイント
未経験職種への転職において、29歳ならではの注意すべきポイントについて見ていきましょう。
- 「結婚・出産」を転職理由にしない
- 自己分析や面接対策をしっかり行う
「結婚・出産」を転職理由にしない
特に女性に多いのが、結婚・出産のためライフワークバランスを変えられる未経験職種への転職。
もちろんこのような転職理由は実際に多いのですが、これを転職理由として一番に挙げるのはやめましょう。
- 産休・育休を取得するために転職するのではないか
- 入社後すぐに辞めてしまうのでは
と採用を避けられる可能性があるからです。
長期的なキャリアを見据えた転職理由を述べましょう。
自己分析や面接対策をしっかり行う
20代は未経験職種への転職において有利であることを述べましたが、就職活動の準備をきちんとしないで応募しても内定を獲得することはできないでしょう。
特に未経験職種への転職の場合は「なぜ職種を変えたいのか」「次の職場でのキャリアプランは描けているのか」といった質問に対して、説得力のある回答を述べる必要があります。
しかも、29歳で転職活動を開始する場合は残された時間があまりありません。
そのため、自己分析・面接対策は十分に行った上で選考に挑むようにしましょう。
難しくない!29歳での転職を成功に導くポイント
ここからは、29歳での転職を成功に収めるためのポイントについて述べていきます。
転職理由を明確にする
転職理由は必ず聞かれます。
29歳に多い転職理由として「30歳を目前に自分のキャリアに不安を感じたから」といった理由がよく挙がります。
具体的には、
- 自分のパフォーマンスをきちんと評価してくれる会社で、今より高い収入を得たい
- 自分の専門スキルをより磨きたい
- 本当に自分のやりたい仕事に挑戦したい
といった内容。
ここで注意しなければならないのは「前職の悪口を言わない」「ポジティブな転職理由である」ことです。
同じ転職理由でも伝え方・表現次第で採用担当者へのイメージは大きく変わってきます。
転職理由については第三者の意見も聞きながら、慎重に考えるようにしましょう。
自分が身につけたビジネススキルで売り込めるものを見極める
29歳で大卒の場合、社会人経験が7年程度ありますよね。
これは新卒後数年で退職した第二新卒者とは大きく異なる点で、彼らに負けない大きな強みとなります。
そこであなたが社会人になってから得たビジネススキルについて次の職場で活かせるものを見極めましょう。
同業種に転職の場合は、専門知識・スキルがそのままアピールできますよね。
「即戦力になるな」と人事担当者に判断してもらえたらこっちのもの。
コミュニケーション能力
顧客や他部署とのやり取り、同僚・上司とのコミュニケーションなど一通り経験しているはず。
その中で培ったコミュニケーション能力のうち、次の職場で活かせるものをアピールしましょう。
マネジメント経験
29歳であればマネジメント力を求める企業も少なくありません。
「マネジメント経験なんて無い」と答える方もいるかもしれませんが、グループリーダーをした経験や数人規模でもまとめ役を務めた経験があれば、あなたはマネジメントに携わったと言えます。
どのように周りの人を巻き込み、指示を与え、効率よく業務を進めたかといったことを説明できれば、あなたのマネジメント経験を評価してもらえるでしょう。
ストレス耐性がある
社会人経験が7年程度あれば、一度は仕事のストレスに悩まされた経験があるでしょう。
それをどのように克服して乗り越えたかということをアピールできればストレス耐性があると見なされ、「次の職場でもすぐに辞めることなく働いてくれるだろう」と判断してもらえます。
ライフプラン、キャリアプランを立てておく
ポイントは、「結婚や出産を近い将来考えているが、新しい職場では長期的にキャリアを築いていきたい」と伝えること。
まずは 1年後・5年後・10年後の人生設計を立ててみるといいです。
そのために仕事をどのように位置付けて、どんな目標を持ってどんなキャリアを積んでいくのか具体的かつ明確に答える準備をしましょう。
そうすることで、矛盾のない一貫した将来設計が描けます。
まとめ
29歳の転職活動は若手人材として採用してもらえるラストチャンスです。
30歳を過ぎると企業側はそれなりの経験・スキルを求めてきます。
したがって29歳の間にラストチャンスをかけて納得のいく転職活動をスタートさせましょう。
とは言え、あなたにはゆっくり時間をかけている余裕はありません。
効率的に転職活動を進めるためにプロの力を借りることをおすすめします。
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この記事に登場したキャリアカウンセラー
新卒時は、IT機器・ITシステムなどの新規提案を行う企業に営業職として入社。その後、企業の採用問題に向き合いたいと考え、UZUZへの転職を決意。
現在はUZUZ内一の癒し系キャリアカウンセラーとして活躍中!
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