UZUZでは「第二新卒として転職活動をしたい!」と考えている方と、毎日面談を実施しています。
お会いした皆さんの多くが口を揃えておっしゃる言葉は、




というもの。
私たち転職エージェントとしても、「じゃあ転職しましょう!」と後押ししたいところなんですが……
ちょっと待った!!
転職活動が成功すれば万々歳ですが、必ずしも上手くいくとは限りません。
冒頭から厳しいことをお伝えしますが、「就活に失敗してしまう人」は一定数存在しているんです。
この事実は、転職エージェントとして3.5万人以上の方を支援してきたからこそ、確信を持ってお伝えすることができます。


もちろんです!
この記事では、下記内容を分かりやすくお伝えします。
この記事で分かること
- 転職経験者がどんな点で「転職に失敗した」と感じているか
- 第二新卒の転職に失敗する人の6つ特徴
- 第二新卒として、これから転職活動をしたい
- 第二新卒として、すでに転職活動中
このような方は、ぜひこの記事をチェックしてください!
転職は成功?失敗?転職経験者に聞いてみた


たしかに気になりますよね。
それでは、日本若者転職支援センターで実施した「20代が転職を考えたきっかけ」のアンケート結果を見てみましょう。
(MAP「20代の転職意識について」を元に作成)
このグラフを見ると、「業務内容に不満を持っている方」と「支払われるお給料に不満を持っている方」が多いことが分かりますね。
UZUZに転職相談される方の中にも、
- 新卒で入社した会社で配属された部署が、自分の希望と全然違った
- 額面と手取りを勘違いしていた、想像以上に自由に使えるお金が少なかった
- 働いているうちに「自分とは合わない業務かも…」と思うようになった
という方は、たくさんいらっしゃいます。
入社前後のギャップから、転職を考えるようになるのでしょう。


これも気になりますよね。
実は転職を経験した約3割の方が、「転職に失敗した」と感じているんです。
(マイナビ「転職経験者調査」を元に作成)


転職を後悔している理由は、
- 収入・待遇が下がった
- 会社が合わない/やる気が出ない
- 人間関係が悪い
- 社風が悪い/ブラック企業だった
などが多いです。


そうなんです!
この結果から考えると、
- やりたい仕事のできる職場に転職できたけど、待遇面で不満が出てきてしまった
- 給与が不満で転職したけれど、人間関係が悪い会社に転職してしまった
- 深く考えずに転職してしまい、前職と似たような会社に入社してしまった
このような方がとっても多いということが分かります。
転職に失敗・後悔している方は、
「転職したけど、この会社も自分と合わない……」
と、何度も転職を繰り返してしまうことになりかねません。
「失敗・後悔する転職」をしないためにも、これからお伝えする「転職活動に失敗する人の特徴」を押さえましょう!
第二新卒の転職活動に失敗する人の特徴
それでは早速、「就職活動に失敗する人の特徴」をお伝えします。
主な特徴は、下記6つ。
このポイントを押さえておかないと、
- そもそも内定がもらえない
- 転職先が決まり入社したのに、すぐに辞めたくなってしまう
このような結果になってしまう可能性が……。
第二新卒の転職活動に失敗する人の6つ特徴
- 新卒の就活のように何十社もエントリーする
- どの会社にも同じような「志望動機」を送っている
- 大手や難易度の高い会社ばかり受けている
- インターネットサイトに書いてある情報ばかりに頼る
- 転職をしたい理由が「会社を辞めたいから」
- 転職する事がゴールになっている
それぞれ詳しくチェックしましょう!
特徴1:新卒の就活のように何十社もエントリーする
新卒の就職活動と言えば、
- 某就活サイトに登録する
- 何十社もESを書き、ひたすらエントリー
このように進めていく方法が一般的でしたよね。


そう、「新卒の就活」はこういった大変さがありましたよね。
ただし、このやり方はあくまで「新卒の就活向き」。
「第二新卒の転職」ではおすすめできません。
まず知っておいて欲しいのは、たくさんエントリーをすることによって得をするのは「就活サイト」だということ。
学生からのエントリーが多ければ多いほど、そのサイトは企業から人気が出ます。
ですので、就活サイトは「あなたと同じ就活生はこれくらいエントリーしてますよ!」と書いてエントリー数を増やすなど、多くの学生にエントリーしてもらう為にあれやこれやと手を打っている訳です。


つまり就活サイトの戦略に踊らされることなく、自分はどんな仕事がしたいのかを考え、1社1社と向き合って就職活動をすることが大事なんです!
転職しようと思った理由は、「この会社は自分と合わない」と感じたからですよね。
「会社」や「仕事」のことをよく知らないまま闇雲にエントリーしてしまっては、1社目の二の舞になってしまいます。
エントリー数を増やすことに注力するのではなく、企業研究をしっかり行い、本当に自分の行きたい会社に応募するようにしましょう!
特徴2:どの会社にも同じような「志望動機」を送っている
会社に提出する「志望動機」、どの会社にも似たようなものを送っていませんか?


「どの会社にも通用する志望動機」=「当たり障りのない薄い内容」
「当たり障りのない薄い志望動機」を読んだところで、企業があなたを採用したいと思うでしょうか?


では、例文を出して考えましょう!
もしあなたがラブレターをもらったとして、A君とB君から告白されたらどちらとお付き合いしたいですか?
A君
出会った頃から気になっていました。
絶対に幸せにできると思います!
どうか付き合ってください!
B君
困っている人がいたら必ず声を掛けたりと、あなたの誰にでも分け隔てなく優しく接する“献身的な姿”を見て好きになりました。
あなたの力になりたいと思っています。
どうか付き合ってください!
……Bくんの方が、お付き合いした時にあなたのことを大切にしてくれるような気がしませんか?


「面接官」とはいえ、中身は人間。
自社のことを知ってくれていたり熱い気持ちをぶつけてくれることは、やっぱり嬉しいものです。
だからこそ、「志望動機」というのはとっても大切なんです。
特徴3:大手企業ばかり受けている


その気持ちは分かるんですが、あまりおすすめはしません。
なぜなら、大手企業は「経験者」の中途採用をするケースが非常に多いから。
「第二新卒」を採用している企業が、そもそも少ないんです。
また大手企業に入りたい人は、
- 有名企業でネームバリューがあるから
- 何となく待遇が良さそうだから
と、志望理由が曖昧な方が非常に多いです。
もし入社できたとしても、
「やっぱりイメージと違った……」
と入社前の期待が高かった分、ギャップを大きく感じてしまう可能性も高いですよ。
特徴4:インターネットサイトに書いてある情報ばかりに頼る
企業に提出する書類を作る際、


と悩んだ方もいることでしょう。
そんな時にやりがちなのが、ネットでテンプレートを検索してそのまま引っ張ってくるやり方。
内容を何となく良い感じに変更して「志望動機」や「自己PR」にし、企業に提出……。
やった事ある方もいるんじゃないでしょうか?


このやり方、書類選考でお見送りになってしまう可能性が高いです。
なぜなら、良いとこ取りをしているので一見綺麗にみえても内容が一貫していないケースが多いから。
選考書類は、あなたがその企業にとって「どれだけ有益な人間なのか」を示すチャンスです。
求める人材は当然企業によって違うので、
- 「その企業がどんな人材を求めているのか」を理解する
- 「こんな経験・能力があるから、御社で活躍できる」とアピールする
このような流れで書類を作ることが大切!
インターネットに書いてある情報を引用する方法は、おすすめしません。
あくまで参考程度にとどめておきましょう。
特徴5:転職をしたい理由が「会社を辞めたいから」


何言ってるの?
と思った方もいるかもしれません。
もちろん、「辞めたいから転職する」こと自体は、間違っていません!
間違っていないのですが……正しくはありません。


それは、「辞めたい」だけを理由にしてしまうと、どんどん転職を繰り返してしまう結果になりかねないから。
辞めたいと思う理由には、
- 職場の環境が合わない
- やりたい仕事ができない
- 上司との関係がうまくいかない
- 残業が多い
など様々なものがあると思います。
でもこのような「目の前の不満を解消するためにした転職」では、転職した後も必ず別の問題が発生します。
それに職場が変わったからといって、「不満なポイント」が必ずがなくなるわけではありません。
考えるべきポイントは、次の転職先で何がしたいのかをよく考えて行動に移すということです。
特徴6:転職することがゴールになっている
「転職すること」が全ての目的になってしまっている場合があります。


なぜなら、転職はゴールではなく、スタートだから。
転職で大切なことは、「身に付けたいスキル・キャリアプラン」を実現できる企業に入社することです。
「転職すること」がゴールになってしまうと、
- とりあえず、「第二新卒歓迎」の仕事に応募すればいっか!
- 会社のことはよく知らないけど“入社したいアピール”だけしよっと〜
- ラッキー!内定でた! なんか良い会社な気がしてきたし……入社しちゃお!
- え……こんな会社だったの……もうやだ転職したい(泣)
このような悪循環に陥りかねません。


こういった「条件ベース」の就活ができるのは、新卒まで。
一度社会に出ている第二新卒の皆さんは、
「社員である以上、その企業に何らかの価値をもたらすべき」
ということを分かっていると思います。
やりたいことは特にないまま「条件ベース」で就職活動をするなら、新卒と大差ありませんよね。
そうなると、企業は「だったら新卒を採用しよう!」となるわけです。
第二新卒として転職するからこそ、しっかりと自分の将来に向き合わなければいけません。
まとめ
この記事では、第二新卒の転職で失敗してしまう人の特徴をご紹介しました。
今回の特徴を読んで、


と思った方もいると思います。
そう、当たり前なんです。
でも「当たり前のことを当たり前のようにできる」って、簡単に見えて実は意外と難しい。
第二新卒の転職を成功させるには、この「当たり前」を着実に丁寧に行っていけることがポイントです!


そう思った方は、ぜひUZUZにご相談ください。
UZUZでは、第二新卒の方を中心に転職サポートを実施。
「失敗・後悔しない転職」をするためには、就活のプロであるキャリアカウンセラーと二人三脚で進める方法が確実です。
完全無料のサービスなので、ぜひお気軽にご相談くださいね!