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第二新卒の就活・転職に特化した就職サポート|第二新卒ナビ

今回の内定者は既卒、フリーター、第二新卒全てを経験したKさんという方です。2015年に大学を卒業したKさんは、どのような経緯で現在に至っているのでしょうか?

既卒・フリーター・第二新卒全てを経験したKさんのプロフィール

名前:K.Kさん
年齢:24歳
最終学歴:15卒(文系学部卒業)
出身:東京都

大学卒業までの生い立ち

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Kさんは中学校を卒業後、地元の進学校に進学されました。高校時代の友人の言葉遣いや文章に感銘を受けることが多く、それがきっかけで日本語を本格的に学びたいとの思いが芽生え、日本文学及び日本語を専門的に学ぶことができる大学を第一志望に受験勉強に打ち込んだそうです。

高校3年生のときには授業以外に毎日8時間から10時間勉強に励み、都内の某有名私立大学にストレートで進学されました。大学時代では、夢であった日本文学を本格的に学びながら居酒屋でアルバイトをしていたそうです。

ここまでは非常に順調な人生ですが、この後の就職活動で大きな壁にぶちあたります。

順風満帆な学生生活。しかし新卒時の就職活動では…

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新卒の就職活動は3年次の冬から始めたそうです。音楽鑑賞が趣味であったため、『音楽を提供・支援する仕事』を軸に、エンターテイメント業界、特に音楽業界に絞って進めていたそうです。

新卒時の就職活動でみなさんが陥りがちな失敗が、このように『自分が興味のある(趣味にしている)業界』に軸を定めることです。企業が求めているのはファンではなく利益をもたらしてくれる人です。ただ、「好きだから」という理由だと、企業からはなかなか採用されません。

音楽業界は狭き門ということもあり、内定を獲得することができませんでした。しかし、どうしても音楽業界で働くことを諦めきれなかったKさんは、他の業界での就職活動は行わず、そのまま卒業し、既卒となってしまいました。

既卒&フリーターを脱出!?大学卒業後の運命の転機

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大学卒業後も、喫茶店でアルバイトをしながら音楽業界に絞って就職活動を行なっていたそうです。自分で受けていた企業からは内定を得ることができず、ぼんやりと過ごしているときに、バイト先で知り合った方から「世界的アーティストの展示会を計画している九州の企業が募集をしているから紹介してあげる」と声がかかりました。

実際に受けてみると無事に内定を獲得することができ、音楽に携われることを嬉しく思い、すぐに入社を決めたそうです。そして九州に転居し、大学を卒業した年の夏から働き始めました。

夢だった音楽業界を短期離職!?前職の仕事内容と退職理由

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展示会のプロジェクトが始動するまでは、事務作業や会社のイベントの補佐をしており、プロジェクト始動後は、アルバイトスタッフの雇用やスタッフオペレーションの作成及び指導を中心に、上司の補佐を行なっていたそうです。

しかし、夢であった音楽業界に携わることができていたにもかかわらず、およそ1年で退職してしまいました。なぜ退職してしまったのかというと、その理由は2点ありました。

上司からのパワハラが日常的にある環境であった

同じプロジェクトの上司がすぐに激昂する方だったそうです。具体的には、椅子を蹴ったり、物を投げつけてきたり、長時間怒鳴り続ける等々…。そのプロジェクトに携わる限り、上司と離れることはできませんでした。

専門性のあるスキルを身につけることが困難な環境であった

上司の手の回らなかった雑務を幅広く担当していたのですが、それらの業務には一貫性がなく、ただ目の前の雑務を処理することを求められたそうです。プロジェクトを異動できればよかったのですが、Kさんが異動することは難しく、これから先も同じ仕事をこなしていくことが求められました。

5年後10年後のことを考えると、ただ雑務の処理が早くなることと以外に身につくスキルがほとんどないことに気づき、現状の働き方に疑問と危機感を覚え退職を決意されたそうです。

Kさんのように、いくら好きな業界で働けたとしても、仕事内容や環境が自分に合っていないと長く働いていくことができません。そのため、第二新卒や既卒での就職活動は業界で企業を選ぶのではなく、働き方で、企業を選ぶことをおすすめします。

第二新卒としての就職活動開始!Kさんの面談時の印象

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Kさんは自身の経歴や前職の業務内容について論理的に説明され、地頭の良さを感じさせる方でした。しかし、前職でのパワハラの影響なのか、あまり本心をさらけ出していない印象を受けました。

面談で色々お話する中で、まだ音楽業界へのこだわりは強くもたれていましたが、第二新卒の転職市場的に音楽業界での就職をすることはかなり難しいことと、働き方が合っていないと前職同様に短期で離職してしまうこともあることをお伝えし、丁寧にヒアリングを行いました。

ヒアリングの結果として、Kさんはもう次は失敗したくないことから「長く働いていける仕事がいい」ということ、前職ではスキルが身につかなかったため、「専門性を高めてスキルを身につけていきたい」という思いがあるようでしたので、未経験から挑戦できるインフラエンジニア職を紹介しました。

まさかIT業界のエンジニアを紹介されるとは思っていなかったKさんは、本当に自分にできるのか不安を感じていました。そこでKさんに未経験からインフラエンジニアになれる弊社の研修サービスウズウズカレッジエンジニアコースを提案したところ、受講されることになりました。

転職活動開始…かに思えたが…?ITエンジニアコースからの離脱

Kさんは面談翌週からエンジニアコースに参加され、インフラエンジニアの登竜門的資格である『CCNA』の勉強を開始されました。しかし、1週間程度経過したころで事件が起きます。「音楽業界への憧れが頭から離れず、もう一度音楽業界への就職を目指したい。だからエンジニアコースを退会したい」ととの相談を受けたのです。

私としては、ご本人様が納得される形で就職して社会で活躍されることが一番であると思ったので、無理に引き留めませんでした。その後、Kさんは弊社以外の人材紹介会社数社に面談に行かれました。

他の人材紹介会社を使ってみて現実を知る

そしてまた1週間程経ったころ、KさんからLINEが届きました。

「お世話になります。先日は失礼致しました。結果的に、またITエンジニアを目指して就活することにしました。こちらの都合で申し訳ないのですが、可能であればまた就活の支援をしていただければと思います」

再度面談を設定してお話を聞いたところ、他の人材紹介会社に行っても音楽業界に携われる会社は無く、むしろ全く興味のない仕事を紹介されたとのことでした。そして、またエンジニアを目指して就職活動を進めていくことにしました。

今度こそ本当に転職活動開始!就職活動でぶつかった壁とは?

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Kさんの面接での最大の難関は、前職の仕事内容を的確に伝えること、そして退職理由でした。音楽業界のみを見て就職活動が上手くいかず既卒になり、音楽業界に携わったにもかかわらず1年で退職されている経歴から、面接官に『好きなことも続かない継続性のない方』という見られ方をされてしまいがちでした。

このような懸念を払拭するためには、まずは早期で離職してしまったことを素直に受け入れて反省を示すことが重要です。退職理由である「専門性が身につかず将来性がないこと」という理由は、入社前にある程度想定できたはずです。『音楽業界に携わることができる』という点だけで入社を決めてしまったことが早期離職につながっているので、そこを整理して受け入れることができていること、そしてこれからはどう成長していきたいのかを面接官に伝えることが重要でした。

Kさんの就職活動、結果は?

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最終的にKさんは3社を受けて2社内定という結果でした。初めの面接は緊張もあり面接官にダメだしをされてしまいましたが、面接対策を行ったり、ラインでのやりとりで面接で話す内容をフィードバックすることで、次第に自分の考えていることを落ち着いて話せるようになりました。またエンジニアになるための学習は毎日欠かさずに行っておりましたので、知識面に関しても同時に進めていきました。

企業からの面接フィードバック

Sさんが内定を得た企業からのフィードバックは以下のようなものでした。(ブログに載せるにあたり、一部改変)

“前向きで向上心があり、誠実なお人柄を感じました。ご自身では“人見知りをする”とおっしゃっていましたが、社交性の高さと、的確なコミュニケーションからは
とてもしっかりとした印象を受け、信頼できる方とお見受けいたしました。

また、自律性が高く、目的意識を持って努力を重ねる継続力もお持ちです。今後は弊社の環境でエンジニアとしての成長が十分に期待できると評価をさせていただきました”

既卒&第二新卒のKさんを担当したUZUZカウンセラーより

Kさん、内定おめでとうございます!企業からの評価も高く、本当に素晴らしい限りです。内定を頂いた企業で無事にCCNAも獲得されたのことで安心しました。勉強熱心なKさんなら、どんどん関連資格を取得して高い技術力を持ったエンジニアになれると思っています。これからも頑張ってくださいね。

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この記事を書いた人

Takashi Kawahara
Takashi Kawahara

大阪府出身の元第二新卒。関西大学卒業後、東京のベンチャー企業に就職するも1ヶ月半で退職。フリーターを経て大手人材サービス会社に入社し、求人広告の営業マンとして働く。その後、縁あってUZUZに入社。現在は、既卒・第二新卒を対象としたキャリアカウンセリングを主に担当。