もくじ
このように不安を抱えている人も多くいることでしょう。
でも実は、大学を卒業するタイミングで就職先が決まらず、いわゆる「既卒」になる人はたくさんいるんですよ。
中には、“一度は就職したもののすぐに退職してしまった”という人もいるでしょう。
大丈夫!
きちんと就職活動をすることで、れっきとした社会人になっている方は大勢います。
大卒で既卒になったからといって、あまり悲観しすぎる必要はありません。
この記事では、具体的なデータをもとに、既卒の方の就職事情や、おすすめの就活方法などを紹介していきます。
既卒・第二新卒の就職サポートを累計3.5万人以上してきた人材紹介会社だからこそ教えられる情報がたっぷりです。
就職相談先も紹介していますので、就活に悩んでいる既卒の方は、ぜひ読んでみてください!
- みんなが既卒になった理由とは?
- みんなが就活に失敗してしまった理由とは?
- 既卒におすすめの就活方法
- 既卒者の就活相談先はどこ?
あなたはどうして既卒に?大卒既卒者の本音
ここからは、マイナビによる既卒者の就職活動に関する調査(2018年度版)を基に解説していきますね。
この調査によると、既卒になった理由は大きく分けて次の3つ。
- 在学中に就職活動をしなかった
- 在学中に就職活動をしたけれど、内定がもらえなかった
- 在学中に内定をもらったけれど、あえて既卒になった
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
既卒になった理由1.在学中に就職活動をしなかった
マイナビの調査によると、20.8%の人が在学中に就活をしなかったと答えています。
在学中に就活をしなかった理由としては、次のようなことが挙げられます。
- アルバイトに熱中しすぎていた
- 夢を追いかけていた
- 単位を取るのに必死だった
- 病気や家庭の事情で就活できなかった
ちなみにこの「在学中に就職活動をしなかった理由」について。
これは、今後の就職面接で聞かれる可能性が非常に高い項目なんです。
そのため、自分の過去をしっかりと振り返っておくことが大切ですよ。
既卒になった理由2.在学中に就職活動をしたけれど、内定がもらえなかった
在学中に就活を行った既卒者のうち、内定を獲得できたのは53.1%でした。
1年前の調査と比べると3.8ポイント増加しているようですが、それでも、あまり高い数値とはいえませんよね……。
内定を掴み取れなかった理由をさらに細かくチェックすると、
- 公務員を希望していたが試験に受からなかった(33.3%)
- 就活を続けたが結局内定はもらえなかった(29.2%)
このような回答が多いです。
それについては、後述する「就活失敗の理由」の中で詳しく解説しますね。
既卒になった理由3.在学中に内定をもらったけれど、あえて既卒になった
あえて既卒になった人は、内定先の業務内容が自分の希望と違ったために辞退した方がほとんど。
せっかく入社しても、企業と自分のミスマッチが起こると働き続けるのは難しいですよね。
大卒既卒者が明かす「新卒時に就活失敗した理由」
この大卒既卒者の方が新卒時の就活に失敗した理由は、気になるところですよね。
今後のためにも、しっかりとチェックしておきましょう!
ここでは、「内定をもらえた人」「内定をもらえなかった人」に分けて解説していきます。
内定をもらえた既卒者が語る「就活失敗の理由」
内定を獲得した人が感じている、「就活失敗の理由」は次のとおりです。
- 自己分析が不十分だった(51.3%)
- 企業研究が不十分だった(40.7%)
内定をもらった企業へ一旦就職した人も多く、入社後のミスマッチから、自己分析や企業研究の不十分さを感じているようです。
その他の失敗理由としては、
- 面接対策が不十分だった(31.9%)
- 就活のスタートが遅かった(23.9%)
- 希望の職種を絞り込みすぎた(23.9%)
などが挙げられます。
続いて、内定をもらえなかった人についても見てみましょう。
内定をもらえなかった既卒者が語る「就活失敗の理由」
内定を獲得できなかった既卒者が感じている失敗理由は、以下のようなものです。
- 自己分析が不十分だった(46.4%)
- 面接対策が不十分だった(42.3%)
自己分析の甘さについては、内定獲得者と同様に感じているようですね。
一方、面接での失敗は、内定をもらえなかった人の方が強く感じているといえるでしょう。
面接への苦手意識も強いのかもしれませんし、実際にUZUZに登録いただく既卒の方も「面接が苦手」とおっしゃる方は多くいらっしゃいます。
その他の回答は以下のとおり。
- 企業研究が不十分だった(33.0%)
- 就活のスタートが遅かった(23.7%)
- 希望の職種を絞り込みすぎた(25.8%)
これらの反省点を踏まえて、次の就活を頑張っていきましょう!
大卒既卒の就活量から見る、既卒流の就活方法とその結果
「現役学生」と「既卒」の就活方法の違いも気になりますよね。
ここでは、エントリー数や内定獲得状況のデータを基に解説していきます。
エントリー数から見る!既卒者の就活状況とは?
まずは、既卒者が就活する際のエントリー数を見てみましょう。
- 既卒者全体:14.6社
- 現役学生:26.0社
前述のとおり、既卒者の中には一旦就職してすぐ辞めた人もいます。
前回の就活の反省から、ある程度受ける企業を絞っている人も多いのでしょう。
しっかりと自己分析をして就きたい仕事を導き出し、企業研究によって自分の希望とマッチする会社を選んでいるのですね。
既卒者の失敗経験は、現役学生にはない強みといえるでしょう。
気になる既卒者の内定獲得状況は?
調査が行われた2018年8月時点での内定率は、45.0%という結果でした。
そうなんです。
過去の数値は以下のとおりのため、ここ数年、ほぼ同じ値といえるでしょう。
- 2015年度:43.2%
- 2016年度:45.0%
- 2017年度:44.0%
既卒者の内定率は低く、既卒の就活は厳しいものであるといえそうです。
一方で内定を獲得した人は、就活結果についてどう感じているのでしょうか?
実は、既卒で内定を獲得した人のうち72.7%の人が「内々定先に満足したので就活を終了する」と回答しているんです!
現役生や、在学中の内定獲得の有無別に比較すると以下のとおり。
- 2019年卒現役学生:77.5%
- 在学中内定獲得者:73.9%
- 在学中未内定者:71.7%
若干の差はありますが、既卒者も現役学生と同じくらい満足して就活を終えているといえるでしょう。
とはいえ、この「内定先を獲得する」というのがなかなか難しいもの。
そんな時は、“就活のプロ”にお任せあれ。
実は、UZUZ利用者の就職内定率は脅威の86%なんです!
45%と比較しても、かなり高い数値だということがおわかりいただけたかと思います。
詳しいサービス内容は、こちらからチェックしてください!
親or友人?大卒既卒者の就職相談先は?
大卒既卒者の場合の主な相談相手としては、以下のとおり身近な家族や友人が多いようです。
- 父親・母親(67.7%)
- 大学内の友人(42.8%)
- 大学外の友人(34.6%)
- 就職関連の学校職員等(27.5%)
- 新卒応援ハローワーク等の公共の相談窓口(26.0%)
また、既卒者の主な情報収集先としては、
- 就職情報サイト(84.0%)
- 企業のWebサイト(53.9%)
- 新卒応援ハローワーク(25.3%)
- 転職サイト等(15.6%)
などが挙げられます。
確かに、相談相手や相談先がたくさんあるのは安心材料ですよね。
また、既卒でも30歳までなら新卒扱いしてくれる、といった企業が増えてきたことも既卒者にとっては追い風といえるでしょう。
しかし相談相手や相談先があるからと言って、油断はできません!
実は、大卒既卒で就活をした方のうち60.2%もの人が「既卒を採用してくれる会社を探すのに苦労した」と答えています。
身近な人の意見を聞いたり、多くの情報を集めたりすることはもちろん大切ですが、就活の成功率を上げるためには、専門の相談役である「就職支援サービス」を利用するのがおすすめです。
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大卒の既卒でも諦めずに就活を続けよう!
この記事では、実際の調査結果を基に、「大卒で既卒になった理由」や「その後の就職状況」についてご紹介しました。
最初にもお伝えさせていただきましたが、既卒になっても悲観することはありません。
就活失敗の主な原因である、
- 自己分析の不十分さ
- 面接対策の不十分さ
これらについてしっかりと対策していけば、内定を勝ち取れること間違いなし!
という人は、私たちUZUZにご相談ください。
内定が掴み取れるまで全面的にサポートいたします!