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文系か理系かにかかわらず、幅広い仕事を任されることが多いベンチャー企業。さまざまな仕事に携わることができたり、仕事の裁量権が大きかったりといった特徴を持つ反面、仕事を自分で探す気質が求められる点や、経営基盤が安定していない点など、ベンチャーならではのデメリットも存在します。

今回は、理系が活躍するベンチャー企業の仕事の特徴と、大企業との違い、どちらを選ぶべきかについてご紹介します。

理系が活躍するベンチャーの仕事の特徴


「ベンチャー企業で活躍する理系学生の仕事」と言われると、多くの人はシステムエンジニアやプログラマーなどを思い浮かべるかもしれません。しかし実際のところ、理系学生が活躍するベンチャー企業の仕事内容は多岐にわたります。

大企業や中小企業に比べ、文系・理系という枠にとらわれずに幅広い働き方を選ぶことができるのが、ベンチャー企業の大きな特徴の一つだといえます。

ベンチャーは大企業に比べ、所属する人数が比較的少ない傾向にあります。そのため、社員一人が対応すべき仕事の幅はどうしても広くなります。

例えば商談の場面で、専門的な知識が必要になった場合を想定してみましょう。大企業であれば、営業マンが専門知識を持った別の社員を商談に連れて行き、詳しい話をさせるケースが多い傾向にあります。

しかしベンチャー企業の場合、人員が少ないため、どうしてもシステムエンジニアが営業を兼ねて商談に足を運ぶことが多くなります。日頃からシステムエンジニアと営業を兼ねている社員を抱える企業も少なくありません。

もちろん「営業は営業」「専門スタッフは専門スタッフ」というように、仕事が分業されているベンチャー企業も多数ありますが、起業間もないベンチャーほど、仕事の幅が広い傾向にあるのが事実です。

仕事の幅が広いと、専門性が発揮できないことを心配する人もいるかもしれません。しかしこうしたベンチャーは社員が少ないため、高い専門性も求められます。また、さまざまな仕事に携わることができるので、事業を一から育て上げる達成感も高くなります。

理系という枠にとらわれず、幅広い仕事をしたいという人や、事業を一から育て上げたいという人は、ベンチャー企業に向いているかもしれません。

ベンチャー企業の仕事の特徴・メリット


ベンチャー企業の仕事には他にも、以下のような特徴やメリットがあります。

新入社員でも大きな仕事を任せてもらいやすい

大企業の場合、新入社員は比較的小さな案件や得意先を任される傾向にあります。その後、キャリアを積むに従い、大きな仕事を任されるようになるところが多く見られます。

その点ベンチャー企業の場合は、社員数が少ないところが多いため、新入社員から大きな仕事を任せてもらいやすい傾向にあります。新入社員から大きな仕事を任せてほしいという人には、大きな魅力となるのではないでしょうか。

裁量権が大きい

大きな仕事を任されやすいということは、任される裁量権も大きくなりやすいということでもあります。

大企業の場合、新入社員に任される裁量権は比較的小さいことがほとんどです。これは単に、任される仕事の規模が小さいことだけが理由ではありません。社員数が多く、役職や部署が細分化されているところが多いため、どうしても関係部署に許可を得ることが求められるためです。

一方ベンチャーの場合は、仕事が細分化されていなかったり、専門部署が設けられていなかったりする場合が多く、どうしても1人に任される裁量権が大きくなる傾向にあります。場合によっては、仕事の相談相手が社長しかいないということも。

新入社員から大きな仕事をしたいという人はもちろん、経営に深く携わりたいという人にも魅力的な特徴だと言えます。

仕事にスピード感がある

大企業に比べて、仕事にスピード感があるのも、ベンチャー企業の特徴の一つです。

大企業の場合、大きな判断を下すのに、たくさんの社員のチェックが必要になることがほとんどです。また、すでに経営基盤があるという安心感から、企業が大きくなればなるほど、仕事のスピード感が失われやすいという特徴があります。

一方ベンチャー企業の場合、チェックする社員の人数が少ないことに加え、経営母体が安定していないことから、少しでも早く判断して経営を安定させようという思いを持っているところが多いため、仕事にスピード感のあるところが多い傾向にあります。

仕事にスピード感があるということは、さまざまなことにチャレンジできるということでもあります。そうした意味では、チャレンジ精神旺盛な人にとって活躍しやすい企業と言えるかもしれません。

成果が給与や役職に反映されやすい

ベンチャー企業では大企業に比べて、一人ひとりの仕事内容が見えやすいため、成果が給与や役職に反映されやすいという傾向があります。

大企業の場合、人数が多く、部署に所属しているため、どうしても個人の成果が見えにくい傾向にあります。また成果が認められたとしても、未だ年功序列の企業が多いため、その内容がすぐに給与や役職に反映される企業は、それほど多くありません。

一方ベンチャー企業の場合、成果が大企業よりも見えやすく、また成果主義のところが多いため、実績が給与や役職に反映されやすいという傾向があります。場合によっては、入社間もない社員の方が、ベテラン社員よりも高い給与を得ているということもあるようです。

ベンチャー企業のデメリット


メリットも多いベンチャー企業の特徴ですが、もちろんデメリットもあります。ここでは大企業や中小企業に比べて、デメリットに捉えられやすい特徴をご紹介します。

経営基盤が安定していないところが多い

ベンチャー企業の多くは、経営基盤が安定していないところが多いため、雇用面で不安を抱える可能性があります。

経営基盤が安定していないということは、いつ企業が倒れてもおかしくないということです。場合によっては、企業が倒れなくても、安定した給与が得られない可能性もあります。

もちろん大企業や中小企業であっても、昨今は経営が急に傾くことも珍しくはありません。しかし、ベンチャー企業はさらに経営面で安定していないところが多いため、どうしても雇用面や給与面の不安が大きくなってしまうことは、念頭に置いておきましょう。

福利厚生が薄い可能性がある

スタートアップ間もない企業の場合は、福利厚生がしっかりしていない場合があります。

ベンチャーは事業の成長や安定化が第一となるため、企業によっては福利厚生の充実が後回しになってしまっているところもあります。もちろん、福利厚生が充実しているところもあるので、募集要項をしっかり確認の上、応募するほうが良いでしょう。

仕事を自分で探す気質が求められる

すでに多くの得意先を抱えている大企業に比べ、ベンチャーは自分で事業の提案をしたり、仕事を探したりすることが求められます。

自ら何かを創りあげたいという人や、自分の考えをどんどん提案したいという人には働きやすい環境と言えますが、自分から何かを生み出したり、提案したりするのが苦手な人にとっては少々辛い職場環境と言えるでしょう。

定時帰社しにくい

社員数が少なく、さまざまな仕事を抱えやすいベンチャー企業の場合、定時で帰社しにくいところが多いようです。「残業なんてもってのほか」と考えている場合、大きなデメリットになるかもしれません。

大企業とベンチャー企業の大きな違いは?


ここまでさまざまな「大企業とベンチャーの違い」についてご紹介してきましたが、より顕著な違いは、扱う仕事の規模にあると言えます。

大企業の場合、得意先から篤い信用を得ているところが多いため、新入社員であっても金額や規模の大きな得意先を任されることがあります。得意先によっては、億単位の仕事や、大企業との規模の大きな案件を任されることも。

ベンチャーでも新入社員から、大きな仕事を任せてもらえることはありますが、金額面や規模の面においては、大企業ほど大きくないことが多いようです。金額や規模だけが仕事の大きさを図るものではありませんが、早い段階から大きなフィールドで働きたいという人にとっては、大きな違いかもしれません。

大企業とベンチャーのどちらを選ぶべき?


大企業とベンチャーどちらを選ぶかは、自分がどう働きたいかによって決めるのが良いでしょう。

社会で働く上で大切なのは、「どこで働くか」ではなく、「社会に出て何をしたいか」「どのように働きたいか」という理想像を実現させることです。

理想像は人によって異なります。大企業とベンチャーそれぞれの特徴や実現できる働き方を理解した上で、自分ならどちらの方が生き生きと働けるか、思い描いた理想像を実現させることができるかを判断することが大切だと言えるでしょう。

まとめ

理系かどうかにかかわらず、ベンチャー企業には大企業や中小企業にはない、さまざまな特徴があります。人によってはそれらがメリットになることもあれば、デメリットになることもあります。

今回ご紹介した特徴をもとに、どちらで働くことが自分にとって良い働き方なのかを考え、ベンチャー企業を受けるべきかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

kochiyuu
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北海道釧路市に住むフリーランスライターです。ライティングのほか、ライティングディレクションやパンフレット作成、取材対応などを行っております。旅行と歌と動物が好きな30代女性です。