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第二新卒の転職に活用!ハローワークのメリット・デメリット

これで転職成功!ハローワークをこう活躍しよう!

 
前から気になってたんだけど、ハローワークって第二新卒も使えるの?

 
もちろん使えますよ!ただ、向き不向きはあるかもしれませんねぇ。

 
えっ、それってどういうこと!?

ハローワークについて、なんとなく「仕事を探すところ」という認識はあっても、どのようなサービスが利用できるかまでは詳しく知らない、という人も多いのではないでしょうか。

ハローワークでは第二新卒の就活に活用できるサービスも提供されていますが、「第二新卒であれば誰にでも役立つ」と言い切れないのも事実です。

そこで本記事では、ハローワークで受けられるサービスや、第二新卒がハローワークを利用するメリットデメリットなどをわかりやすくご紹介します!

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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ハローワークとは


ハローワークとは、厚生労働省が管轄している職業紹介機関のことです。正式名称は「公共職業安定所」で、厚生労働省設置法第23条に基づいて全国各地に設置されています。

一般公募で選ばれ1990年から使われている「ハローワーク」の愛称は、世代を問わず広く浸透していますよね。「ハローワーク」には、行政機関である公共職業安定所(職安)の固いイメージを一新する効果が期待されます。

ハローワークへの登録には費用を一切必要とせず、就職に関連する情報の閲覧やサービスが多くの求職者に利用されています。

また、人材を募集する事業者も求人情報を無料で掲載することができます。求人の経費がかからないため、小規模な事業者から大規模な企業まで、幅広い求人情報が掲載されているのもハローワークの特徴のひとつといえます。

さらに、ハローワークでは、全国の地方公共団体や労働組合、経済団体と連携し求人に関する情報提供や協力を求める体制が整っています。

したがって、地域限定の求人情報はもちろん、オンラインで繋がる全国のハローワークを利用して、希望条件にマッチした求人を幅広く検索することができます。自宅に居ながら求人を探せるハローワークインターネットサービスは、その利便性から多くの求職者に活用されているそうです。

ハローワークで受けられるサービス

 
ハローワークって無料で利用できるんだ!

 
はい!企業も求職者も無料で利用できるので、興味があるなら一度足を運んでみるといいかも!

 
どんなサービスが利用できるの?もっと知りたい!

ハローワークでは雇用に関するさまざまなサービスが提供されており、その範囲は単なる求人紹介や人材紹介の枠にとどまりません。

ここからは、ハローワークで提供されているサービスのうち、代表的なサービスをご紹介します。

就職相談

ハローワークでは就職に関する相談を幅広く受け付けており、専門の職員に次のような相談が行えます。

  • 自分にはどのような仕事が向いているのか
  • キャリアプランを実現するためにはどうすればいいのか
  • 就活の進め方が知りたい など

また、一般的な相談だけではなく、自己分析のサポートや、応募書類の添削面接対策を受けることも可能です。

相談回数に制限はないため、仕事選びに悩んだとき、応募書類の書き方で迷ったときなど、就活を進めていくうえで不安なことがあればその都度第三者からの意見を聞くことができます。

ただし、これらのサービスを利用するためには、事前の登録と予約が必要です。

いずれも費用は無料のため、就活で気になることがあれば積極的に活用してみるとよいでしょう。

求人紹介

ハローワークはもともと国の失業率を改善するために設置された機関であるため、求人紹介には特に力を入れており、ハローワークのサービスの中でもメインのサービスといえます。

求人紹介のおもな流れとしては、次のとおりです。

  1. 窓口で求職申込をし、ハローワークカードを発行する(インターネットより仮登録が可能)
  2. 備え付けのパソコンで求人を検索する
  3. 応募する求人が決まったら窓口の職員に相談する
  4. 職員が企業に連絡をし、「紹介状」が発行される

紹介状の発行後は、一般的な就活の流れと同様に応募書類を送付して企業の選考を受けることになり、紹介状の扱いは応募書類と一緒に送付したり、面接時に持参したりと企業によって異なります。

また、応募前に企業に確認したいことがある場合は、窓口の職員を通じて質問ができます。

なお、ハローワークで管理している求人情報は自宅からインターネットで閲覧し、「自主応募」という形での応募も可能です。

就活セミナー

ハローワークでは、自己分析や応募書類の作成方法、面接対策など就職に関するさまざまなセミナーを受けることができます。

たとえば「ハローワーク横浜」では、次のようなセミナーが開催されています。

【ハローワーク横浜の就職セミナーの例】

セミナー名内容所要時間
一般職業適性検査(GATB)筆記試験で職業適性を分析する。検査結果は後日個別に解説1時間
求職活動のポイント就職活動の方法や心構え、応募書類作成のポイントを解説。グループワーク形式の模擬面接も実施2時間
自己啓発セミナープラス一般職業適性検査とVPI職業興味検査で職業の適性、興味を分析2時間
書類作成履歴書や職務経歴書などの書き方のポイントを解説。グループワーク形式によるキャリアの棚卸し(自己分析)実習2時間

参照:ハローワーク横浜「はろーわーく講座

参加は無料で、開催情報はハローワークのホームページやハローワーク内に置いてあるパンフレットなどで知ることができます。

他の人の就活の方法や意見を知りたい人や、個別での面談ではかえって緊張するといった人にもおすすめです。

職業訓練

ハローワークでは希望する職業に就くために必要な知識やスキルを身につけることを目的とした「ハロートレーニング」と呼ばれる職業訓練も実施されています。

コースは、ITやデザイン、事務、製造、建築、介護など幅広く展開されており、能力開発センターや民間教育機関などを利用して受講します。

期間は基本的に2~6ヵ月程度ですが、1~2年程度の長期間のものもあり、費用は基本的に無料です。

ただし、場合によってはテキスト代が別途必要になったり、有料の場合もあるのであらかじめ確認が必要です。

資格取得を目的としたコースもあるため、就職に有利な資格を身につけたい人や、入社後すぐに活かせるスキルを身につけたい人にも向いています。

雇用保険の手続き

雇用保険失業等給付の手続きもハローワークで行えます。

失業等給付とは、失業した人に対して次の就職先が決まるまでの生活費として支払われる給付金のことで、前職の給与の5〜8割程度が支給されるものです。

自己都合で退職した場合、失業給付を受けるためには「離職した日から過去2年間に雇用保険の被保険者期間が12ヵ月以上あること」が条件となります。

一方、解雇や会社の倒産など会社都合の退職の場合は「離職の日より前の1年間に雇用保険の被保険者期間が6ヵ月以上あること」が給付の条件となります。

そのため、第二新卒で自己都合による退職であっても、12ヵ月以上継続して勤務をしていれば失業給付を受けることが可能です。

該当する人はこちらの記事もぜひチェックしてみてください。

第二新卒がハローワークを活用するメリット

 
ハローワークっていろいろなサービスが受けられるんだね!

 
そうなんです!ハローワークは転職に慣れていない第二新卒にもメリットがありますよ!

第二新卒の就活では、新卒の頃とは違い自分一人で就活をすすめることになるため、心細くなることもしばしば。

自宅から遠くない距離にハローワークがあるのなら、ぜひ一度ハローワークをのぞいて、活用できそうなサービスがないかをチェックしてみましょう。

ハローワークを活用する大きなメリットとしては次の3つが挙げられます。

応募した求人の回答が必ず分かる

複数の企業に応募をしていると、中には「応募したのにいつまでも返事が来ない」というケースにも遭遇するものですが、ハローワークを経由すればそのようなことが起こりません。

先にご紹介したとおり、ハローワークでは「求人紹介」という形で、ハローワークを経由して企業に応募することができます。

求人紹介を受けた企業は、採用・不採用に関わらず必ず応募者に対して結果を報告することが定められているため、応募者は必ず応募後の結果を知ることができるのです。

応募結果を連絡しない企業に対しては、ハローワークから「ご紹介した◯◯さんの選考状況はどうなっていますか?」といった形で問い合わせが入れられます。

転職経験が少なく、就活の不安を感じやすい第二新卒にとって、選考結果が確実にわかるというのは就活をすすめる上での大きなメリットといえるでしょう。

地域に密着している

2つ目は、「地域に密着した求人が豊富」なことです。ハローワークは、求職者が転居する必要がない求人を紹介することを前提としています。地元の優良企業や、成長が著しい事業所などの求人が掲載される可能性が高いといえますね。

また、採用コストがかからないので、ハローワークでの人材確保に積極的な企業も多いようです。なかには、転職サイトでは採用非公開の企業がハローワーク限定で募集をしていたというケースも…。

ハローワークを活用することで、思わぬ優良企業に出会えるチャンスを掴めるかもしれませんね。

取り扱い求人数が圧倒的に多い

取り扱っている求人数が圧倒的に多いという点もハローワークを利用する大きなメリットです。

なぜなら、ハローワークでは無料で求人情報を掲載することができるため、採用活動にコストをかけられない企業も多く利用しているためです。

また、ハローワークは全国に500カ所以上の拠点があるため、地方の中小企業の求人が集まりやすい傾向にあります。

そのため、次のような希望を持つ第二新卒にとっては、ハローワークを利用する価値は高いといえるでしょう。

  • 企業規模を問わず自分に合った仕事を探したい
  • 地元の企業に就職をしたい
  • できるだけ多くの求人の中から探したい

なお、民間の就職支援サービスの保有求人数が20万件程度であるのに対し、ハローワークの保有求人数は100万件程度ともいわれています。

第二新卒がハローワークを活用するデメリット

 
ハローワークってメリットしかないじゃん!今からちょっくら行ってくる!

 
ちょっと待って!第二新卒の場合は注意しておきたいポイントもあります!

第二新卒にとってハローワークはさまざまなメリットがある機関ですが、一方であらかじめ知っておきたいデメリットともいえる点もあります。

ハローワークを利用する際は、あらかじめ以下の3点について理解しておくことが大切です。

「求人の質が悪い」という噂もある

「ハローワークの求人は質が悪い」という噂を信じている人も多くいるようです。第二新卒の人がハローワークを敬遠する理由のひとつとしてあげられるのではないでしょうか。

噂の背景には、ハローワークには求人を精査する状況と、正規職員の慢性的な人材不足があげられます。さらには、求人情報の掲載に厳しい条件はなく、募集要項が事実かどうかをチェックする体制が確立されていないとのこと。

その結果、知らないうちに「ブラック企業」といわれる悪質な企業が掲載されるというケースも報告されています。

全ての求人が稼働しているわけではない

無料の掲載条件を悪用した「カラ求人」の問題も急浮上しています。カラ求人とは、採用する予定がないのに求人募集を常時にわたって掲載している求人情報のこと。採用コストがかからないハローワーク特有の状況といわれています。

僅かな割合ではあるものの、ハローワークの評判に影響を及ぼしているようです。一年を通して同じ求人情報を繰り返し掲載しているような企業を見つけた場合には、応募した書類の返済が遅いなどを理由にあげて、担当スタッフに相談してみるとよいようです。

希望条件が定まっていないと、自分に合う求人を選べない

ハローワークではさまざまなサービスを受けることができますが、基本的に職員から声かけなどはなく、自分から主体的に動かなければ就活をすすめることができません。

たとえば求人検索ひとつとっても、自己分析ができている人であれば膨大な求人の中から自分が求める求人を探し出すことも可能でしょう。

しかし、自己分析がしっかりとできておらず、「なんとなく」の状態で就活をしている人にとっては求人を探し出す時点でつまずいてしまう可能性があります。

特にハローワークの検索システムは使いこなすことが難しいと感じる人も少なくないため、初めてハローワークを利用する第二新卒の場合はさらに難しく感じてしまう恐れがあります。

また、ハローワークの求人検索システムでは第二新卒に特化した求人をピンポイントで探すことも難しいため、さらに時間がかかってしまうかもしれません。

第二新卒の転職に役立つハローワーク以外の方法

 
ハローワークのメリットやデメリットを知ってどう思いましたか?アフロマンは上手く使いこなせそう??

 
うーん。利用してみたいとは思うけど、上手く活用できるかはちょっと自信がないかな……。

 
それなら、ハローワークと同じようなサービスを提供している転職サイトや転職エージェントもおすすめですよ!

ハローワークは無料で利用でき、保有する求人の数も豊富ですので、利用したことがない人はまずは足を運んでみる価値はあるでしょう。

しかしその一方、ハローワークは転職に不慣れな第二新卒にとってはハードルが高いと感じることもあるかもしれません。

第二新卒の就活では、ハローワークだけではなく、転職サイトや転職エージェントを活用する方法もおすすめです。

それぞれの特性を理解した上で積極的に利用してみましょう。

転職サイト

転職サイトは、企業がインターネット上に求人情報を掲載し、求人情報をみた転職者がサイトを通じて求人に応募できるというものです。

転職活動の方法としては最も一般的な方法であるため、すでに利用している第二新卒者も多いでしょう。

転職サイトのメリットは、無料で利用でき、豊富な求人数の中から自分好みの条件で求人を探せる点です。

また、サイトによっては企業の特集ページが組まれていたり、あらかじめ自分の情報を登録しておくことでスカウト求人を受け取ることもできます。

一方、転職サイトは基本的に求人の閲覧と応募に特化したサービスのため、就活の悩みを相談したり、面接対策を受けるといったことができないデメリットもあります。

そのため、転職サイトは次のような人におすすめのサービスといえます。

  • 多くの求人を比較して自分に合う企業に応募したい
  • 自分のペースで就活をすすめたい
  • キャリアカウンセリングや第三者からのアドバイスなどは不要

なお、転職サイトについて詳しく知りたい人はこちらも記事もチェックしてみてください!

転職エージェント

転職エージェントは、転職したい人と自社にぴったりな人材を採用したい企業との橋渡しのような役割をするサービスで、得意とする求職者のタイプや業界は転職エージェントによって異なります。

転職エージェントの求職者にとっての最大のメリットは、無料で「就活のプロ」であるキャリアアドバイザーによる就職サポートが受けられる点です。

その内容は幅広く、キャリアカウンセリングから自己分析、履歴書添削や面接対策、面接日程の調整や入社後のフォローなどさまざま。

また、「非公開求人」と呼ばれる転職エージェントが独自に保有している求人を知ることができる点も大きなメリットです。

一方、転職エージェントではその人にマッチする求人のみを紹介するため、紹介する求人数には限りがあります。

担当アドバイザーとの相性に左右される場合もあるため、それらは転職エージェントのデメリットといえるでしょう。

したがって、転職エージェントは次のような人におすすめです。

  • 一人で就活をすすめることに不安を感じている
  • 自分に合う仕事や企業を探したい
  • 転職活動に絶対失敗したくないと考えている

転職エージェントについてさらに詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください!

この記事のまとめ

 
第二新卒の就活って不安でいっぱいだったけど、活用できるサービスがいろいろあるんだね!

 
そのとおり!自分に合う方法を選べばいいんです!

第二新卒の転職では、新卒の就活とは違い自分一人で戸惑うことも多いものですが、今回ご紹介したようなサービスを利用しながら就活をすすめることも可能です。

自分に合う方法を試しながら、心から納得できる転職を目指しましょう!

どのサービスを利用しようか迷った場合は、ウズキャリへご相談ください。

ウズキャリは第二新卒をはじめ、既卒やフリーターなど20代に特化した転職エージェント。

第二新卒向けの求人のご紹介はもちろん、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、第二新卒ならではの就活のお悩みにもしっかりと向き合います

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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