業界解説

matome_bn

第二新卒の就活・転職に特化した就職サポート|第二新卒ナビ

先日、代表の今村に紹介してもらい、『シェアカンファレンス』に参加してきました。シェアっていう言葉、最近聞きますよね、シェア。『SHARE』・・シェアする。つまり『共有』する、という事ですかな。

なにかを共有する事でビジネスを興す。そんな感じ。でもそんなこと、出来るのか?そもそもそんなに身近な事なの?いやいや、最近よく聞きませんか?カーシェアリング。ルームシェア。シェアオフィス。ほらね、聞いた事ある。

今回の記事では、シェアカンファレンスに参加して私が感じたことをまとめたいと思います。

『シェアカンファレンス』とは?SHAREという新しいエコノミー|概念を理解しよう

shutterstock_421356571
車や自転車、工具のシェアからモノのリサイクル、リユース。そして、今ではお金や空間やスキルのシェアまで、インターネットとソーシャルネットワークによって、かつてない多様なシェアビジネスが始まっているのです。

この大規模なコラボレーションとコミュニティが生み出すフェイスブック時代の新しい〈シェアリング・エコノミー〉が今後発展するのか!!という事を認識するべく、様々な企業が自らのビジネスについて語り、意見交換をするという目的を持ってこのイベントは開催されています。

いかにして企業として発展するか

shutterstock_461317345
「シェアを行っている企業って実際のところ長期的に利益を上げ続けられるの?」と僕は疑問に思ってました。シェアで売り上げ上げるってなんかイメージ湧かないな〜。って。それに加えて、このビジネスってうまくいくのっていう疑問。実際、第1回のシェアカンファレンスが開催された際に御登壇された9社のうち、4社は大手企業から買収、もしくは・・・というような結果になっていたそうです。

やはり、簡単に上手くはいかないようだ。私自身、今回のシェアカンファレンスに参加された企業様の話を聞く中で、長期的に繁栄するシェアカンパニーとして永続させる為には、どんなポイントが重要な所なのかを考えてみました。その点は、以下の通り。

1.どこにビジネスチャンスを見出すか

今回登壇していた企業様のビジネスは身近なものから、「えっ、その視点!?」というモノまで多種多様です。自転車・自分の時間・法務関連・・・。このように『シェア』というキーワードだけを考えただけでも、あらゆるビジネスに応用が可能なのです。

要は、どの部分に『ビジネスとしての』価値を付加して発展させて行くか。ビジネスチャンスは至る所にあります。そこから収益化可能なモデルに変化させようとする事が重要なポイントです。『今日、ヒマだから誰かご飯行ってくれないかな・・・』これがビジネスの種になるのです。

2.明確なビジネスモデルを確立出来ているか

ビジネスチャンスは見つけた!!ただ、ここから安定的に収益を上げる事の出来る『仕組み化』する事が、もう一段階のステップアップに必要です。ここ、重要なポイントですよ。

シェアビジネスのみとは言いませんが、スタートアップ企業が3年以上維持するのは難しいだとか、5年以内に85%の企業が消えるとか言われていますが、結局の所、安定的な仕組みを確立しないと、長期的な繁栄は望めません。どんなに大きな夢を持っていても、まずは足元を確立させる事が会社経営においては何より重要。今回参加されている企業様も口々に次の一手を考えている旨を仰っていました。ビジネスモデル、侮りがたし・・・。

3.スケール化をスピード感持って出来ているか

スケール化・・つまりは規模を拡大する、加速させるということ。自分が見つけたビジネスを、仕組み化し、安定的に収益化出来るようになった。ただ!!ここからさらに追加ポイントです。ここから会社を拡大させる事が出来るか、否か。1人で始めたビジネスで自分が暮らしていくだけの売上を立てる事が出来ても、会社を拡大させる事が出来なければ、いつかはシュリンプしてしまいます。

現状維持している企業はいつか潰れる。ベンチャーでは良く言われる事ですよね。新たな一手をドンドン打たなくてはいけない。そして、荒波に負けない強固なモデルを確立する。どちらも重要です。社員を雇ったら、即赤字。これでは困りますよね。

拡大化というのは、2つのポイントがあります。ビジネスそのものとしての側面、そして会社としての側面。そのビジネスはスケール可能か。会社の人員を増やしていく事が可能なのか。その両輪が動く事によって拡大化が成し遂げられるのです。そして、この部分を勇気を持ってスピード感を持って行えている企業は、成長しますね。

4.プラットフォーム化出来るか

『プラットフォーム戦略』・・・プラットフォーム戦略とは、最終製品やサービスを提供するのではなく、他社(他者)がそれを利用して製品製造やサービス提供を行えるような「プラットフォーム=土台」を創りだし、それを補完する製品やサービスを構築して、より高い「価値」を顧客に提供しようとするもの。つまり、汎用性が高いものであるかという事。

これだ!!というものを生み出せる事は重要ですが、そこからさらに発展させ、核を残したままビジネスの幅を広げていけるかが大事なポイントです。ただ面白い、だけではビジネスとして長期的には繁栄出来ません。ビジネスモデルにも言える事ですが、仕組み化出来るプラットフォームを持っている会社は、やはり強いです。

5.安定的にマネタイズが出来るか

マネタイズ。収益化ですね。ビジネスの元となる利益を上げるという事です。この部分をどのようにやっていくのかは最重要です。どのように利益を上げていくかといと、いくつかのタイプに分かれますが、結局の所、ビジネスモデルに沿ったマネタイズをしっかりと組む事が大事だと思います。ここが組めてないと将来的に売上を出し続けられるような企業にはなれません。

商品単価を下げたり上げたりして、流入を増やす。成約数を上げる為にプッシュ型の提案を行う。マージンを抜かれないようなビジネスモデルを組む。新たに構築する等、打つ手は無限にあります。安定的なストック収益を得る事の出来るモデルに切り替えるべく、各社手を打ってましたね。そこはやはり安定経営には欠かせない部分です。

そうは言ってもマネタイズ。難しい所だと思います。例えば、自社のシステム(サービス)を導入してもらえるようになるには、これまで導入していたものをリプレイスする訳ですよね。その部分のデメリット要素をいかに下げられるかが明確化されているか。もしくは、導入費用は格安にし、その後のオプショナルなもので売上に繋げていくなど。どのような戦略を取るかが大変重要なポイントになるのです。

6.資金調達がうまくやれるか

マネタイズに関連して、資金調達に関してです。資金調達をする事が決してマスト要件ではないのですが、事業の拡大の為の選択肢としては有用です。企業経営の中で常に考えなければならない事は、「このままの収入・支出が続くといつキャッシュがゼロになるか」という事です。

ベンチャー企業は起業後にキャッシュインが十分に発生するとは限らず、資本金を食い潰す期間があったりします。ですので、ビジネスが安定的なものになる為には、資本金を充実させていく事も有用な選択肢です。

ではどんな資金調達の方法があるのか。①銀行 ②国民政策金融公庫 ③シードアクセラレーター ④ベンチャーキャピタル ⑤エンジェル投資家 ⑥家族や友人 と言った事が挙げられます。

詳細は省きますが、詳しく知りたい!!って方は参考までにこちらの記事も読んで頂けると思います。
経営者なら絶対に押さえておきたい10の資金調達と必読記事

7.ボトルネックをいかに無くすか

ボトルネックとは、生産活動や全体の円滑な進行・発展の妨げとなるような要素のこと。例えば、ベンチャー企業が成長する上でのボトルネックになりそうな要素は、①集客 ②明確なターゲティング不足 ③サービスの外部への浸透度の不足等があるのかなと今回思いました。

ITが発展して来ている今、Web広告を行い集客を伸ばす、プッシュ型の提案を行い機会創出をする、もしくは地方自治体との関係性を持ち発展していくなど、オンラインだけでなくオフラインでの接点を持っていく等、いかにリアルの関係性を構築するかが重要になります。

ボトルネックがあると、事業の生産性を挙げる事を妨げる阻害要因になってしまいます。事業を行う際には、「何がボトルネックになるのか」を明確化させる事が大事かもしれません。そこが見えれば、事業が成長します。

最後に

今回の視点は当然、私個人の主観も入っています。そうは言っても、今回のシェアカンファレンスの中の企業様は参考になるし面白いものばかり。そうした企業の具体例を次回で紹介していきましょう!今回私が挙げた事例が当てはまっているかなど、参照してみてください。シェアエコノミーの企業例、次回は満載です!

matome_bn

第二新卒の就活・転職に特化した就職サポート|第二新卒ナビ

この記事を書いた人

Takahiro Takimizu
キャリアカウンセラー
埼玉県出身。元第二新卒。新卒でメガベンチャーに入社しプログラマーとして勤務するも、自身の実力不足もあり3ヶ月弱で早期退職。その後、2013年にUZUZに入社。UZUZでは新規事業「ウズウズカレッジ」のエンジニアコースを担当。教育研修型の若手人材育成事業に携わる。