資格と既卒・第二新卒の就活の関係
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今回で司法書士のお仕事シリーズ最終回です!前回の記事は以下をご覧ください。
第二新卒・既卒が知りたい司法書士の仕事①~司法書士の仕事内容とは?~
第二新卒・既卒が知りたい司法書士の仕事②~司法書士試験に合格!資格をとったその後は?~

今回は『第二新卒・既卒が知りたい司法書士の仕事③~司法書士試験に不合格!今からでも就職できる?~』についてお話ししていきます。正直なところ、この第3回目の記事が皆さんに一番伝えたかったことでもありますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

資格試験に不合格後、既卒として就活を開始した私の話

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第二新卒ナビに登録された方で、資格を目指していたものの、あきらめて就職活動をしようとしている方は結構いらっしゃいます。皆さん資格試験に合格していたらUZUZには登録していないでしょう。

私も司法書士試験に落ち、就職しようと第二新卒ナビに登録しました。平成23年度のLEC東京リーガルマインドのデータによると、司法書士合格まで2~3回の受験で合格される方が最も多いとのことです。(なお、平成27年度のLEC東京リーガルマインドのデータでも、合格する方の4割近くは2〜3回以内のうちに合格されるようです。※2016年加筆)

「司法書士を目指す!」と決めたとき、私も2年で合格してみせる!と思っていました。今思うとその自信はどこから来ていたのか分かりませんが……(笑)しかし本命の2年目の試験に落ちてしまい、どうしてもあきらめられずにもう1年頑張ってみたものの、結果はやはり不合格。そのときすでに25歳。既卒・職歴なし。周りはすでに社会人3年目。「これはさすがにまずい」と思いました。

しかし言うほど危機感を持っておらず、「どこか就職先はあるだろう~」なんて楽天的に考えていた部分もありました。UZUZに登録し、弊社カウンセラー岡本啓毅にカウンセリングをしてもらった時、(岡本啓毅のプロフィールはこちら→キャリアカウンセラー紹介)「どんな仕事を希望しているか」聞かれ、何となく「事務がやりたい」と答えました。

すると、「紹介できる求人は少ない」と言われてしまったのです。その理由は主に以下の3つ。

  • そもそも既卒OKの事務職の求人は少ない。未経験からだとさらに少ない(新卒で人が足りてしまうから)
  • 25歳で即戦力にならない人材を雇うなら、若い未経験者を採用し育てたほうがいい
  • 何かアピールできる特技や資格を持っていない

1つ目と2つ目の理由は「なるほど確かに」と納得できます。しかし3つ目の『何かアピールできる資格や特技』は、「司法書士の勉強をする中で培った知識がアピールできるのではないのか?」と思いました。ですが、これも「難しい」と言われてしまったのです。

「残念ですがアピールポイントにはなりません。むしろ逆にマイナスになってしまうこともあります」と言われ、当時の私は本当にびっくりしました。「司法書士の知識を活かして働きたいのであれば、司法書士をもう1年目指して頑張ればいいんじゃないの?」という見方をする企業も少なくないそうです。

では、「知識を利用できそうな企業の法務部に就職すればいいのでは!?」と考えるかもしれませんが、法務部の求人数は事務職よりも更に少なく、あっても経験者の採用がほとんどです。法科大学院(ロースクール)の卒業生の方であっても、法務のポジションに未経験者から挑戦できることは非常にまれです。また、中小企業では法務ばかりやっている部署はまずありません。

企業法務マンサバイバルに面白い記事が載っていました。「企業が法務担当を採用するのは難しい」とのことです。一般的に企業が法務の中途採用求人を出す場合、以下のような条件が挙げられます。

  • 法務部での法務経験5年以上必須
  • TOEIC800以上、国際法務経験あれば尚可
  • 司法試験択一合格者尚可

ハードルが高いと思いませんか?上記の条件を満たす人は転職ハイシーズンでも100人に到達しないとのことです。企業側が求める能力のハードルが高い、しかしそれを満たす人材がいない。よって現実的には新卒採用から育てるという地道な方法をとる企業もあるとか。

では、司法書士事務所への就職を考えてみると、勉強した知識を活かして「補助者」という道もありますが、オンライン申請の普及などにより求人数は減ってきていますし、司法書士の資格を持っていない元受験生を正社員として採用する司法書士事務所は少ないのが現状です。(受験生をアルバイトとして雇用する司法書士事務所はありますが)

私はカウンセリングの後、「とても甘い考えをしていた」と思いました。資格を目指すと決めてから、1日10時間以上勉強してきました。いろいろなものを犠牲にしてきました。資格を目指す人にとってはこれらは当たり前のことかもしれませんが、頭のどこかで、その頑張りが仕事に活かせると思っていました。

しかし、それは自己満足であって、司法書士の試験に落ちた後、就職する際に資格と関係のある仕事につくことができる人はごくわずかだと思います。

試験に落ち既卒・フリーターになっても就職で成功する方の特徴

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司法書士を目指していたもののうまくいかず、UZUZで就職活動をし、今現在営業職として働いているFさんという方がいらっしゃいます。以前岡本が内定者の声としてFさんについて書いていました。Fさんの記事の詳細は以下をご覧ください。
内定者の声|既卒•司法書士の勉強から、ベンチャー営業職を挑戦

Fさんは大学卒業してから1年と期限を決めて、司法書士の勉強をしていました。私は直接Fさんとお話をしたことはないのですが、岡本の以下の言葉がとても印象的でした。

司法書士や法曹、公認会計士、税理士などの難関資格を目指している方のリスクは受かるまでに時間をかけ過ぎて年齢を重ねてしまう事です。年齢だけは一度取ると取り返す事が出来ません。その期間に何をしてきたか?という点で「勉強です。」だけでは面接で通過できなくなる

分岐点にさしかかる前に踏ん切りを付ける事が大切だと思います。期間を定めて、自分の中で悔いを残さないように全力で臨んでいた方は職活動をしていても短期間で内定を取ることが多いです。

引用元:
内定者の声|既卒•司法書士の勉強から、ベンチャー営業職を挑戦

資格を目指すことは、覚悟が必要です。私も、期限を定めて勉強するのはとても大切だと思います。目指す覚悟はできても、あきらめる覚悟って実はとても難しいことです。私は勉強していた時期、もうこの資格に受からなかったら、「私の人生は終わってしまう」というような気持ちになったこともありました。

今思うと「そんな資格ごときで!?」と自分でも思いますが、当時は「周囲から遅れをとっている」という焦りと、「資格を目指して自分が犠牲にしたものを取り返したい」という何か意地のようなものがあったんですよね。現在はふっきれた気持ちになっていますが、こうやって司法書士について書いていると落ちた悔しさというのはやっぱり忘れられません。

でも、岡本が言った「自分の中で悔いを残さないように全力で臨んでいた方は就職活動をしていても短期間で内定を取ることが多い」という言葉は、自分で言うのもなんですが、私もその通りだと思います。思い切り何かに打ちこめる人って、きっと自分の生きがいを見つけて他のことにも全力投球できると思うんですよね。

司法書士試験に落ち既卒となった方、現在資格合格を目指している方へ

資格試験に不合格だった方、資格試験を目指している最中の方の中には、当時の私のように大きな不安を抱えている方も多いかと思います。もちろん合格を目指すことは悪いことではないので、現在資格取得を目指している方はこれから試験に挑戦し続けるリスクを把握し、今の自分を見つめ直した上で、思い切り頑張っていただきたいと思います。

もし資格試験に不合格となってしまい、自分の将来への不安で押し潰されそうになっている方がいたら、誰かに相談してみるといいかもしれません。身近な家族・友人でもいいと思います。「相談しにくい」と感じるなら、弊社のような人材紹介会社を利用してみてもいいかもしれません。資格試験に不合格だったから人生終了、なんてことはありません。

皆さんの就活が少しでもより良いものなることを願っています。

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